SearchSearch

男女2階級で「勝者の夢がかなう」ワンデイトーナメント開催【KHAOS.11】

2020.07.15 Vol.Web Original

男子はバンタム級で開催。鵜澤悠也、小島卓也、高橋享祐、大石和希が参戦

 K-1グループの「KHAOS.11」(9月5日、東京・新宿FACE)の大会コンセプトと対戦カードが7月15日、発表された。

 KHAOSはK-1グループの第3のブランドで「何もないところから新しいものを生み出す」をコンセプトに大会ごとにテーマを決め、それに沿ったマッチメイクが行われている。

 今回のコンセプトは「DREAM KHAOS」。男女2階級で4選手によるワンデイトーナメントを行い、優勝者は夢をかなえることができるというもの。

 選手は大会までに夢を考え、8月までに名を伏せたままでその夢を公開。大会当日に優勝者がリング上で夢を発表するという流れとなっている。その夢についてはファンから公募する企画などもも考えられているという。これらの詳細は決まり次第随時発表される。

 KHAOSはこれまで芦澤竜誠をはじめ、のちにK-1、Krushで活躍する個性あふれる選手を発掘。自らのファイトで文字通り一夜にして大きなチャンスをつかんだ選手が多数おり、「DREAM KHAOS」はまさにKHAOSの原点ともいえるコンセプト。

 男子はバンタム級で開催され、鵜澤悠也(K-1ジム五反田チームキングス)、小島卓也(優弥道場)、高橋享祐(戦-IKUSA-GYM)、大石和希(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)の4選手が参加する。

 鵜澤は格闘代理戦争に出演し、今年4月に行われた「KHAOS.10」の「K-1選抜vs格闘代理戦争」でデビューしたもののKO負け。捲土重来を期しての参戦となる。高橋は昨年11月に「Krush.107」でデビューを果たしここまで2戦1勝1分けの戦績を残している。小島と大石は今回がデビュー戦となる。

K-1両国大会が大相撲九州場所の両国開催で日程変更

2020.07.15 Vol.Web Original

「Krush.EX」シリーズの復活も発表

 K-1グループが7月15日に会見を開き、11月15日に東京・両国国技館開催予定だった「K-1 WORLD GP 2020 JAPAN」の日時が変更されることを発表した。

 これは通常、福岡県で行われる大相撲九州場所が新型コロナウイルスの影響で両国国技館で行われることとなったためのもの。

 新しい日程は決定次第発表される。

 またかつて若手選手の登竜門的なイベントだった「Krush.EX」シリーズを8月から復活させることも合わせて発表された。

 再開第1弾となる「Krush-EX 2020 vol.1」は8月22日に東京・GENスポーツパレスで行われる。

「Krush.EX」は武尊、卜部兄弟、野杁正明、木村“フィリップ”ミノル、安保瑠輝也、林健太、山崎秀晃といったK-1のトップ戦線で戦う選手を輩出している。

 基本的には出場選手はK-1ジャパングループの契約選手が中心となるが、会見で中村拓己K-1プロデューサーはK-1ジャパングループと契約をしていない選手や、まだ参戦経験のない選手にも門戸を開放する意向を示し「出たい選手は所属ジムの了承を得たうえでどんどんアピールしてきてほしい。公式ツイッターでも僕のアカウントにメッセージを送ってきてもらっても構わない。どんどん名乗りを上げてほしい」と話した。

柴山瑠莉子・瞬間【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2020.07.15 Vol.web original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

卓球オールスター戦開催へクラウドファンディングを実施【Tリーグ】

2020.07.14 Vol.Web Original

日本代表vs Tリーグ代表や男女対決もある!?

 卓球のTリーグが7月14日、オンラインで会見を行い、「2020 JAPAN オールスタードリームマッチ」を9月中旬に開催することを発表した。

 出場選手については最多で20名を予定。現在、「世界卓球」の男女5名ずつの日本代表選手に交渉中で、男子の森薗政崇からは出場の返事がすでにあり、他の張本智和、丹羽孝希、水谷隼、宇田幸矢、伊藤美誠、石川佳純、平野美宇、佐藤瞳、早田ひなの9選手については来週金曜日までに参戦の可否が分かるという。

 その他にはTリーグ参戦選手はもちろん、会見したTリーグの宮﨑義仁理事長補佐はジュニア世代の選手の参戦も示唆した。

 試合形式などは参戦選手が未決定とあって、この日は発表されなかったが、代表選手の参戦が決まれば「日本代表vsTリーグ代表」や男女の対戦もあり。また公式戦ではないにしても「ある程度、真剣勝負に近い形で」と試合内容にもこだわったイベントになるもよう。

 大会は無観客で行い、選手とその帯同者にはイベント前2週間の行動記録と検温の提出を義務付け、それを怠った場合は会場には入れないという徹底した新型コロナウイルスの感染防止対策を取る。

 また大会開催にあたり、Tリーグではクラウドファンディングを実施する( https://greenfunding.jp/lab/projects/3850 )。集めたお金は最低限の「映像制作費」と「会場設営費の一部」に使われる予定。3000~2万円のコースがあり、リターンとしては「2020 JAPAN オールスタードリームマッチ」スペシャル映像、全選手のサイン入り特別応援Tシャツ、参加選手から名前を呼んでもらうスペシャルサンクス動画といったものが用意されている。

カブキ・ウォリアーズが王者ベイリー&サーシャに善戦も王座奪取ならず【WWE】

2020.07.14 Vol.Web Original

序盤はカブキ・ウォリアーズが有利に試合を進めるも…

 WWE「ロウ」(日本時間7月14日、フロリダ州オーランド/WWEパフォーマンスセンター)でカブキ・ウォリアーズ(アスカ&カイリ・セイン)と王者ベイリー&サーシャ・バンクスがWWE女子タッグ王座をかけて激突した。

 カブキ・ウォリアーズはゴング前から襲い掛かかってきたベイリー&サーシャにダブル・ドロップキックを放つと、試合開始後もアスカがベイリーの顔面にダブル・ニー、カイリが2人にダブル・スピアーを決めて雄叫びを上げた。

 続けてカブキ・ウォリアーズがダブル・ヒップアタックを2人にクリーンヒットさせると、ベイリー&サーシャもカイリをバリケードに叩き付けて反撃。両チームが入り乱れてハイレベルな攻防を展開する。

シェイナの乱入で戸澤とRトゥルースが退散。24/7王座戦はまさかの中止に【WWE】

2020.07.14 Vol.Web Original

シェイナの圧力の前に2人が動揺

 WWE「ロウ」(日本時間7月14日、フロリダ州オーランド/WWEパフォーマンスセンター)で“忍者”戸澤陽が24/7王者Rトゥルースとの王座戦にこぎつけたものの、思わぬ邪魔が入り王座戦が行われないという珍事が起こった。

 戸澤はこの日、バックステージでRトゥルースと対峙。執拗に王座戦を要求し、Rトゥルースに「今から王座戦だ」と言わせることに成功した。

 ところが試合前にRトゥルースが忍者軍団を引き連れた戸澤に対し数的不利を主張すると、そこへ突如“スペードの女王”シェイナ・ベイズラーが姿を現した。

 シェイナは忍者軍団3人をキリフダ・クラッチやヒザを叩き込んで瞬殺すると、これに動揺した戸澤は王座戦を戦わずにリングから退散。Rトゥルースも「自分から出ていく」とマイクを譲ってリングから退場してしまった。

 ここでシェイナは「私が女子王者たちに厳しい現実を見せてやる」と言って、ロウ女子王座のアスカらを挑発。結局、24/7王座戦はシェイナのアピールのだしにされる格好となってしまった。

【新型コロナウイルスとスポーツ】実況の声が選手に筒抜け。オリックスは同一カード6連敗

2020.07.14 Vol.731

 新型コロナウイルスの感染拡大により開幕が延期されていたプロ野球が6月19日に約3カ月遅れでスタートした。

 今シーズンはセ・パともに当初の143試合から120試合に試合を減らし行われる。交流戦とオールスター戦は中止となり、クライマックス・シリーズはパがシーズン1位と2位のチームの間で行われ、セは開催を断念した。

 また延長戦は10回で打ち切りとなり、出場選手登録は29人から31人、ベンチ入りは25人から26人に拡大されるなど選手の負担軽減のための特別ルールが採用された。外国人選手の出場選手登録枠も4人から5人に増えるが、ベンチ入りできるのは4人のままとなった。

 試合は当初、無観客試合で行われたが、政府は7月6日に行われた「新型コロナウイルス感染症対策分科会」の初会合で10日に予定していたイベント開催の制限を緩和することで一致。同日行われたプロ野球とJリーグの「対策連絡会議」でも10日から5000人を上限に観客を入れて試合を開催することを確認。晴れてファンの前でのプレーが実現することとなった。

 日本野球機構(NPB)は6月17日に感染予防策をまとめたガイドラインを発表。そのなかでプレーにおいては選手はハイタッチや握手を控え、グラウンドにつばを吐く行為は禁止された。選手ら関係者に感染者が出た場合の対応についてはNPBは明確な指針は決めず、当日の試合続行の可否は、残りの選手で試合ができるかで決める。それ以降の試合運営は臨時実行委員会で協議することとなった。

 試合日程も新型コロナへの感染防止の観点から移動を少なくするためにセは東西での集中開催、パは同一カード6連戦が中心となる異例のものとなった。通常は3連戦が普通で3連敗(3タテ)しても次は別のチームとの対戦のため、悪い流れは取りあえずは断ち切れるのだが6連戦だとそのままずるずるいくこともありえる。そんな懸念が開幕前から評論家はもちろん、ファンの間でもささやかれていたのだが、オリックスが6月23日からのロッテとの6連戦で6連敗を喫するなど悪い予感は早くも的中。

 また6月21日のヤクルトvs中日戦ではネット裏の放送席の実況の声がグラウンドの選手に聞こえてしまうという無観客試合ならではの珍事もあった。

レオナ・ぺタスが改めて「K-1王者より僕のほうが強い」【Krush.115】

2020.07.13 Vol.Web Original

挑戦者の大岩については「チャンピオンレベルではない。いい選手どまり」

「Krush.115」(7月21日、東京・後楽園ホール)で大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)を相手に2度目の防衛戦に臨む、Krushフェザー級王者のレオナ・ぺタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)が7月13日、都内で公開練習を行った。

 練習では2分×2Rのミット打ちを公開。切れのいいパンチのコンビネーションに重いロー、ミドル、そしてヒザを距離も自在に打ち分けた。
 
 練習後の会見では新型コロナウイルスの感染拡大の防止のための自粛期間中も「影響がないと言えばうそになるが、僕はプロキックボクサーが仕事なので、不要不急の外出はしなかったが、仕事としてトレーナーとマンツーマンのトレーニングはしていた」とのことで「今までより仕上がっている感はある」とコンディションについては新型コロナによる影響はないよう。

 レオナは3月の「K’FESTA.3」で試合をしており「今までも3~4カ月に1試合というペースで試合をしているから」と4月以降、KrushやK-1が延期になったものの自らの試合スケジュールには影響がないと話した。

 対戦相手の大岩については「いい選手だと思う」と持ち上げつつも、「チャンピオンレベルではない。いい選手どまり」とばっさり。そして「やるんだったらもっと早くやっておくべき選手だった。今は大岩選手と比べると僕のほうが全然レベルは上。僕がみんな倒してしまってやる相手がいないので、やっていない選手をただ迎え撃つだけ」「今、8連勝しているが、みんな名前があって強くて、“元王者”といった肩書があるような選手ばかり。大岩選手はそういった選手たちと比べると“ん?”という選手だと思う。だからもっと早くやるべき選手だった」などと追い打ちをかけた。

那須川天心が2020年初戦でSBの笠原友希に1RKO勝ち【RISE】

2020.07.13 Vol.Web Original

90秒で3度のダウンを奪う完勝

 RISEの初のテレビマッチとなる「RISEonABEMA」(7月12日、会場非公表)で那須川天心(TARGET/Cygames)がメインでシュートボクシング(SB)の笠原友希(シーザージム)と対戦し、1R1分30秒でKO勝ちを収めた。

 今回の試合にあたり那須川の対戦相手は公募されたのだが、これに笠原が手を挙げ、この試合が実現した。

 笠原は現在19歳。21歳の那須川にとっては初めての年下の選手との試合となる。SB日本フェザー級1位とSBの将来を担う存在である笠原は「キック界の構図を変えたい」とこの試合に臨んだ。

 ともにサウスポーの2人。那須川の左に笠原は左を合わせるなど果敢に立ち向かう。しかし那須川は笠原の右のパンチに左のフックを合わせ最初のダウンを奪う。

 立ち上がった笠原が前に出て左のストレートを放つが那須川は右のフックをかぶせ2度目のダウンを奪う。

 それでも立ち上がった笠原は一矢を報うべくバックスピンキックを放つが、これをさばいた那須川は左ミドルで笠原を下がらせる。ここで右を狙った笠原だったが、那須川がそれよりも速く右フックで打ち抜くと笠原は3度目のダウンを喫し、那須川が1R1分30秒でKO勝ちを収めた。

木村ミノルが返上した王座をめぐり4選手によるワンデイトーナメントを開催【Krush.116】

2020.07.12 Vol.Web Original

近藤、海斗、松岡、加藤が参加

「Krush.116」(8月29日、東京・後楽園ホール)の第1弾カード発表会見が7月12日、都内で開催された。

 前日の「Krush.114」のリング上で木村“フィリップ”ミノルがウェルター級王座の返上を発表。空位となったその王座をかけて4選手によるワンデイトーナメントが行われることとなった。

 昨今、K-1王座は8選手によるワンデイトーナメントで、Krushは王座決定トーナメントはワンデイではなくワンマッチの積み重ねで王座を決定していた。しかし、かつてKrushが最初に行ったトーナメントであるライト級GPは最後に残った4選手でワンデイトーナメントを開催。その後の初代王座決定トーナメントも4選手によるワンデイトーナメントが行われたことから、4選手によるワンデイトーナメントはいわばKrushの原点ともいえるもの。

 中村拓己K-1プロデューサーは「K-1の1日3試合とは違う4人のワンデイトーナメントはKrushにしか出せない雰囲気や魅力があると思うし、後楽園ホールという場所でワンデイトーナメントを行うのもKrushらしい。Krush Evangelistの石川直生さんも就任して改めてKrushの戦いというものは何なのかと考えた中で、4人のワンデイトーナメントを復活させたいと思った」などとこの経緯を説明した。

 今後、Krushでは男子の階級の王座決定トーナメントは8選手で1回戦を戦った後、勝ち残った4選手でワンデイトーナメントを行うことになるという。

 今回のトーナメントに出場するのは出場するのは近藤魁成(大成会館)、海斗(ポゴナ・クラブジム)、松岡力(K-1ジム五反田チームキングス)、加藤虎於奈(TEAM TOP ZEROS)の4人。1回戦は近藤vs海斗、松岡vs加藤となる。

佐々木大蔵「今後も進化し続けることを目標に置いて日々過ごしていきたい」【Krush.114】

2020.07.12 Vol.Web Original

改めて関係者やファンに感謝

「Krush.114」(7月11日、東京・後楽園ホール)の一夜明け会見が7月12日、都内で開催された。

 メインで近藤拳成(大成会館)を破り、スーパー・ライト級王座の初防衛に成功した佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は改めて大会開催に奔走した関係者やファンに感謝の言葉を述べた。

 佐々木は冒頭「こういった状況下、(観戦することに)心配する方が多かったのではないかと思うが、こうしてたくさんの方の前で試合をすることができて、一人の人間として感謝の思いが募っている。ありがとうございました」と挨拶した。

 前日の試合は新型コロナウイルスの影響で2度も延期されたのだが、これについては「僕のなかでは何も変わっていなかった。準備できる期間ができたのは、1日1日ワクワクしながら、準備を試合で出せる状況を作れてはいたので、それを昨日は試すことができてた。そして後楽園ホールで試合ができたのはすごく楽しく、また格闘技が好きな思いが強くなった」などと相変わらずの“不動心”。

 試合は1Rに左ミドルでダウンを奪い、以降、主導権を握り続け、判定ながら圧勝という結果だったのだが「早めにダウンを取れたが、そこから少し自分の欲が出てるな、というのがあった。自分の熱が一歩前に出始めていたが、必死にそれを押さえつけながら戦った。それも今までの経験があったからそういう考えに至った。そこでばーっと動いていたら違う展開になっていたのかなという思いもある。倒しきれなかったのは近藤選手のテクニックや熱、思いがあったから昨日の展開になったと思う」などと振り返った。

 3Rの近藤の反撃については「3Rに限らず、3分3R、近藤拳成選手だけではなく、兄の大成選手、弟の魁成選手の声も聞こえていた。3人の思いが僕に伝わってきていた。兄弟の思いを背負ってリングに上がっているんだなということを感じた時間だった」と試合中の思いを語った。

 今後については「これからも変わらず、進化というか、もっともっと突き詰めるものがある。いつ満足するかは分からないが、ずっと進化し続けることを目標に置いて日々過ごしていきたい」と淡々と語った。

 そして最後に改めて「こういう状況下の中、足を運んでいただいたお客さん、ABEMAで画面越しではあるがご視聴いただいているお客さん、ありがとうございます。観客を減らしてイベントが行われたが、選手一人の力ではこういったイベントはできない。裏方のスタッフさん、イベント関係者、そしてお客さんあってこそのイベントだと思っている。そういうことを胸にしながら、日々進化を続けて皆さんに熱を届けていきたい」と再度の感謝の言葉で締めくくった。

Copyrighted Image