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「新旧DEEP対決」神龍誠が「技術的なところで負けると思っていない」、元谷友貴はフィニッシュしての勝利を誓う【RIZIN.51】

2025.09.26 Vol.Web Original

「RIZIN.51」(9月28日、愛知・IGアリーナ)の前々日インタビューが9月26日、名古屋市内で開催された。

 今大会では「RIZIN WORLD GP 2025 フライ級トーナメント」準決勝の2試合が行われ、準決勝第1試合では元谷友貴(アメリカン・トップチーム)と神龍誠(神龍ワールドジム)が対戦する。

 元谷は7月の1回戦ではヒロヤに判定勝ち。8月にファンや有識者の投票によって行われた「フライ級グランプリ総選挙」では神龍との「新旧DEEP対決」を訴え、2回目の投票で過半数を獲得し、このカードが実現した。

 神龍は1回戦では山本アーセンに1Rで一本勝ちを収め、準決勝に進出した。

 大会を2日後に控え、神龍は「やれることはやり切った。練習は問題なくやっていたので、後はしっかり計量をクリアして早く試合がしたい」と語った。

 元谷については「僕がデビューした当初は雲の上の存在だったし、すぐに階級をバンタム級に上げたので、やることはないけど、本当にすごい人だなって思っていました」というのがDEEPにおける存在。選手としては「めちゃくちゃ強いですよね。寝技もできて、打撃もできて。何か独特のリズムがある人だなって思います」と評した。

芦澤竜誠が「RIZINのおもちゃになってる。今を生きる俺が終わらせる」と梅野源治に確勝宣言【RIZIN.51】

2025.09.26 Vol.Web Original

「RIZIN.51」(9月28日、愛知・IGアリーナ)の前々日インタビューが9月26日、名古屋市内で開催された。

 今大会では昨年大晦日以来の再起戦に臨む芦澤竜誠(フリー)が今回がMMA2戦目となる“日本ムエタイ界の至宝”梅野源治(PHOENIX)と対戦する。

 芦澤は梅野を「RIZINのおもちゃになってる。死に場所を探してるのかなって思っている」と評したうえで「今を生きる俺が終わらせる」と語った。

 芦澤は2023年大晦日に太田忍を相手にMMAデビュー。1RにグラウンドパンチでKO負けも、その後、皇治、昇侍を相手に2連勝。その勢いを駆って福田と対戦も1RでKO負けを喫した。

 芦澤は「過去一絶好調です。しっかり自分と向き合ってきた。自信があります」と試合を2日前に控えた心境を口にした。

 梅野については「ムエタイで成績を残したいい選手ですけど、やっぱりRIZINのおもちゃになってるなって。死に場所を探してるのかなって思っている。だから普通に今を生きる俺が終わらせちゃおうと思います」、試合については「相手が焦るだけ。本能的にビビると思う」と語った。

“絶対王者”サトシに挑戦の堀江圭功「いつも通りの自分をやれば普通に勝てるんじゃないかと思っている」と王座奪取に自信【RIZIN.51】

2025.09.26 Vol.Web Original

「RIZIN.51」(9月28日、愛知・IGアリーナ)の前々日インタビューが9月26日、名古屋市内で開催された。

 今大会では2つのタイトル戦が行われ、メインイベントの「ライト級タイトルマッチ」では堀江圭功(ALLIANCE)がライト級の絶対王者と言っても過言ではないホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)に挑戦する。サトシは5度目の防衛戦となる。

 堀江は2021年3月にRIZINに初参戦すると関鉄矢、佐々木憂流迦、中田大貴を相手に3連勝。ケガでの長期戦線離脱から1年4カ月ぶりの復帰戦となった2023年4月にヴガール・ケラモフにスタンドからのリアネイキッドチョークを極められ連勝がストップ。ライト級に転向しその初戦となった同年9月にスパイク・カーライルに判定勝利。昨年2月には地元・九州(佐賀)でのメインイベントでルイス・グスタボと大激闘を演じ、判定負けを喫するも打撃の真っ向勝負が高く評価された。その後、ケガで欠場し、今年6月の札幌大会で約1年4カ月ぶりに復帰。西川大和に1RでTKO勝ちを収めている。

 堀江は「新しい会場でタイトル戦ということで盛り上がるとは思うんですけど、いつも通りの自分の動きをしようという感じです。プラス、いつもより気合が入っているかなというのはあります」とタイトル挑戦を控えた心境を口にした。

 ここまでの練習については「あまり大きくは変えてないんですけど対策練習は今までで一番してきました」、サトシについては「めちゃくちゃ強い。柔術もMMAでの打撃も」、試合については「自分が打撃で殴り続ける、そんなイメージですね」と語った。

38歳の扇久保博正が「年齢的にも最後のタイミングかなと思う」と覚悟の出陣【RIZIN.51】

2025.09.26 Vol.Web Original

「RIZIN.51」(9月28日、愛知・IGアリーナ)の前々日インタビューが9月26日、名古屋市内で開催された。

 今大会では「RIZIN WORLD GP 2025 フライ級トーナメント」準決勝の2試合が行われ、扇久保博正(THE BLACKBELT JAPAN)はアリベク・ガジャマトフ(ダゲスタン/KHK DAGESTAN)と対戦する。

 扇久保は7月の1回戦ではホセ・トーレスに判定勝ち。8月にファンや有識者の投票によって行われた「フライ級グランプリ総選挙」ではガジャマトフとの対戦を希望し、1回目の投票で最多得票を獲得した。

 扇久保は「この2カ月、総選挙とかいろいろあったので、やっと戦えるなという感じです」と語る。

 ガジャマトフについては「打撃が強い、殺傷能力の強い選手」、試合については「いつも通り。打撃で来るガジャマトフと全部で戦う自分」と見立てた。

 現在38歳。「グランプリも次、いつあるか分からない。年齢的にも最後のタイミングかなと思う」とこれが最後という覚悟を持っての出陣になる。

初の王座挑戦のコレスニック「私が出場できない間にシェイドラエフ選手が王者になった」と王座獲得に自信【RIZIN.51】

2025.09.26 Vol.Web Original

「RIZIN.51」(9月28日、愛知・IGアリーナ)の前々日インタビューが9月26日、名古屋市内で開催された。

 今大会では2つのタイトル戦が行われ、セミファイナルの「フェザー級タイトルマッチ」ではビクター・コレスニック(ロシア/Tiger Muay Thai/Kuznya)が王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス/Ihlas)に挑戦する。シェイドゥラエフは初防衛戦となる。

 コレスニックは2023年からRIZINに参戦。ここまで岸本篤史、高木凌に判定勝ち、そして6月の北海道大会では修斗王者のSASUKEに1RでKO勝ち収め、3連勝。今回の挑戦にこぎつけた。

 コレスニックはシェイドラエフについて「とても強いファイター」、試合については「お客さんが求めているような鮮烈なタイトル戦をしたい。いずれにしろ、私はフィニッシュを狙う。ただ、王者とのタイトル戦なので当然厳しい試合になるとは思っている。試合でどのような展開を作るかは相手次第。距離をしっかりと保って自分の技を繰り出せるようにする。そういう意味では前回のSASUKE選手との試合のようになるのではと思う」などと語った。

 今回はRIZIN参戦5戦目にして初のタイトル戦なのだが「思っていたより時間がかかった。私はケガをして手術のために休まざるを得なかった。私が出場できない間にシェイドラエフ選手が王者になったと思っている」とさらりと言い切った。

 前回のSASUKE戦では左ボディーから最後はサッカーボールキックという、RIZINルールならではのフィニッシュだったのだが「RIZINルールは気に入っている。とても自分に合っていると思う。今回もこのルールで許される打撃を全力で出していきたいと思う」と鮮烈なフィニッシュを予告した。

フェザー級王者のシェイドゥラエフ「試合で使っているのはポテンシャルの半分くらい」。初防衛戦も早期決着を約束【RIZIN.51】

2025.09.26 Vol.Web Original

「RIZIN.51」(9月28日、愛知・IGアリーナ)の前々日インタビューが9月26日、名古屋市内で開催された。

 今大会では2つのタイトル戦が行われ、セミファイナルの「フェザー級タイトルマッチ」では王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス/Ihlas)がビクター・コレスニック(ロシア/Tiger Muay Thai/Kuznya)を相手に初防衛戦に臨む。

 シェイドゥラエフは昨年6月にRIZIN初参戦を果たすと武田光司、9月にフアン・アーチュレッタからともに1Rで一本勝ち。大晦日には久保優太に2RでTKO勝ちを収め3連勝。今年5月の「RIZIN男祭り」でクレベル・コイケの持つ王座に挑戦すると1RでKO勝ちを収め、4連勝で王座を獲得した。7月の「超RIZIN.4」で初防衛戦を行う予定だったが、対戦相手の候補とされていたヴガール・ケラモフが6月の北海道大会でケガをし同大会には間に合わないなど、ふさわしい対戦相手がおらず、防衛戦は延期になっていた。

 シェイドラエフは「試合が決まってからずっと練習してきた。防衛戦に向けての準備もしてきた。いいコンディションでこれた」と余裕の表情。

リザーバーの伊藤裕樹「扇久保さんがまだ体調悪いかもしれないので、まだ狙ってますよ」と本戦出場へ一縷の望み【RIZIN.51】

2025.09.26 Vol.Web Original

「RIZIN.51」(9月28日、愛知・IGアリーナ)の前々日インタビューが9月26日、名古屋市内で開催された。

 今大会では「RIZIN WORLD GP 2025 フライ級トーナメント」準決勝2試合が行われる。同トーナメントは1回戦を5試合行い、勝者5人を対象としたファンや有識者の投票による「フライ級グランプリ総選挙」を経て、準決勝2試合とリザーバー1名を決めるという変則的な形で行われた。

 その結果、7月の1回戦でエンカジムーロ・ズールーという強豪に判定勝ちを収めたものの、総選挙で“落選”の憂き目に遭った伊藤裕樹(ネックス)がリザーバーに回った。その結果、伊藤はリザーブマッチで山本アーセン(KRAZY BEE / NAUGHTY HOUSE)と対戦することとなった。2人は2023年5月に対戦し、山本が判定勝ちを収めており、伊藤にとってはリベンジマッチでもある。

 毎回、過酷な減量となる伊藤はこの日も「早く計量を終えて、ご飯を食べて、早く試合がしたい」とポツリ。

 山本については「アーセンはアーセンですね。あの頃より強くなっていると思うので楽しみです」と評価。リザーブマッチの相手が山本になったことについては「まさか来るとは思っていなかった。ホセ・トーレスとかになるかと思っていた。“アーセンか…”と思ったけど、よく分からない選手とやるよりはいいかなと思った」とその時の心境を明かす。

日本の女子では史上二人目のWBCムエタイ世界王座獲得の撫子が地元・札幌の秋元克広市長を表敬訪問

2025.09.26 Vol.Web Original

「札幌在住でWBC世界のベルトを獲ることができたのは初めてなので、とてもうれしい。強い気持ちと努力さえあれば、道内在住でも世界チャンピオンになれるということを証明できた」

 9月25日、札幌在住の撫子(GRABS KICKBOXING STUDIO)が同市の秋元克広市長を訪問。8月9日(現地時間)オーストラリア・ブリスベンのSOUTH BANK PIAZZAにて開催された『MTL (Muay Thai League)15』で、王者で来日経験もあるシール・デットマン(オーストラリア)を3R、TKOで奪取したWBC世界ムエタイ女子ミニマム級(45.36㎏以下)王座奪取を報告した。

 日本の女子選手のWBCムエタイ世界王座獲得は史上二人目。北海道在住の選手としては史上初の快挙だっただけに、報告会にはテレビ局も含め地元の一般マスコミが多数集まり関心の高さをうかがわせた。

 撫子を週6回、そのうち3日は1日2部練というハードな練習で鍛え上げた佐藤友則会長はムエタイとキックボクシングの違いを簡単に説明しつつ、「今回は完全なアウェイでの戴冠だった」と語る。「でも、我々にとっては東京で戦うのもアウェイ。その点は慣れていてよかった」

那須川天心が井上拓真と初の世界戦。「キャリアの中で一番負けるかもしれないと思えるカード。負けを受け入れる覚悟も持ってるからこそ俺が勝つ」

2025.09.25 Vol.Web Original

 プロボクサーの那須川天心(帝拳)がついに世界王座に挑戦することが9月25日に発表された。那須川は11月24日に東京・TOYOTA ARENA TOKYOで元WBA世界バンタム級王者の井上拓真(大橋)と「WBC世界バンタム級王座決定戦」で対戦する。

 今回の決定戦は中谷潤人の王座返上に伴うもので、現在、那須川は同級1位で井上は2位。

 那須川は2022年6月に東京ドームで行われた「THE MATCH 2022」の武尊戦を最後にキックボクシングからボクシングに転向。2023年4月のデビュー戦から7連勝で今回の世界戦に駒を進めた。7勝のうちKO勝ちは2つ。

 井上は2013年にプロデビュー。戦績は22戦20勝 (5KO) 2敗で、これまでにWBC世界バンタム級暫定王座、WBA世界バンタム級王座を獲得している。WBA王座は2度防衛するも、昨年10月の3度目の防衛戦で堤聖也に敗れ陥落。今回の試合はそれ以来の再起戦となる。

 会見で井上は「この試合が決まって、過去一モチベーションも上がっていますし、自分自身もすごいワクワクするような一戦。どんな展開になるのかも、自分も戦ってみないと分からないくらい緊張感のある試合になると思う。11月24日は必ず王座に返り咲きたい思うので、応援よろしくお願いします」と挨拶。

井上拓真が再起戦で那須川天心と世界王座決定戦。大橋会長「尚弥が“絶対に勝つから天心とやらせてください”と言って来た」

2025.09.25 Vol.Web Original

 元WBA世界バンタム級王者の井上拓真(大橋)が再起戦で那須川天心(帝拳)と対戦することが9月25日に発表された。この試合は「WBC世界バンタム級王座決定戦」として11月24日に東京・TOYOTA ARENA TOKYOで行われる。

 この日は両選手が出席のもと会見が行われた。

 井上は昨年10月の3度目の防衛戦で堤聖也に敗れWBA王座から陥落。再起戦がWBC世界王座の決定戦になったことについては「自分自身もこの再起戦で王座決定戦をできるとは思っていなかったので、本当にこの機会を与えてくれたことに感謝して、しっかり結果で恩返ししたい」と語った。

 自身が那須川より上回っているところについては「お互いスピードがあると思う。自分のほうがボクシング長くやってきているのでそこの総合力でしっかり勝ちにいきたい」、試合展開については「自分は毎試合始まってみないと分からないというのがあるので、どういう展開になるか予想はしづらいですけど、おそらく技術戦になるかなと思います。そしてKOでも判定でもどっちでもいいので、まずは天心選手に勝つことを心がけて戦っていきたいです」と見立てた。これを受け那須川は「1Rから行きます。どうなるかは分からないですからね。当日の運に任せるというのもあると思いますし、そこまで自分がどれだけ高められるかだと思います」と返した。

飯野雄貴&納谷幸男がTo-y&高鹿佑也を退け、KO-Dタッグ王座V4。10・19後楽園でハリマオの樋口和貞&石田有輝が挑戦へ【DDT】

2025.09.24 Vol.Web Original

 DDTプロレスが9月23日、大阪・なんばスカイオ・コンベンションホールで「ドラマチックEXPO 2025」を開催した。KO-Dタッグ王者組のThe Apex(飯野雄貴&納谷幸男)がTo-y&高鹿佑也のライバルコンビを退け、4度目の防衛に成功。10月19日、後楽園ホールでハリマオの樋口和貞&石田有輝が挑戦することが決まった。

 The Apexの圧倒的なパワーに対し、To-yは狂気、高鹿は気合で対抗。飯野の腕に狙いを定めた高鹿がアームロックや腕十字で追い込んでいき、さらにTo-yとの連係攻撃まで披露して大奮闘。しかし、最後は飯野が高鹿を捕獲し、ラリアットからのスピアーで沈めた。

 飯野は「熱い戦いだったぜ! 高鹿、ナイス・バーニングだよ!」と、かつて同じユニットで戦った高鹿に握手を求めたが、高鹿はその手をはたいた。納谷が「確かにおまえたちはいい選手だったが、俺たちは誰にも負けない! 誰の挑戦でも受けてやる!」と豪語すると、樋口と石田が登場。

 第2試合(イルシオン&MJポーvs吉村直巳&石田)で、イルシオンからピンフォール勝ちした石田は、その勢いのままタッグ王座に挑戦表明し、The Apexも受諾。大会後、10・19後楽園での王座戦が決定した。

 納谷が「おまえが酔っ払いながら言った“俺、悔しいんです”っていう思い、忘れてねぇからな! その思い、全部ぶつけてこい!」と発言すると、石田は「悔しくて悔しくてたまらないから、その勲章を絶対獲ってやっからな! どすこい!」と言って、樋口とともに手を突き出した。

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