新調のガウンの背にはタイガースカラーで「志高き道のり」
「RIZIN.16」(6月2日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)の前日計量が6月1日、大阪市内で行われ、全選手が規定体重をクリアした。
メーンのISKA世界フェザー級タイトルマッチでマーティン・ブランコと対戦する那須川天心は1RでのKOを宣言した。
天心は公開計量に試合コスチューム、そして新調したガウンで登場。そのガウンは神戸ポートタワーが図柄の特注品で、背中の「志高き道のり」の文字は黄色と黒のタイガースカラー。
新調のガウンの背にはタイガースカラーで「志高き道のり」
「RIZIN.16」(6月2日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)の前日計量が6月1日、大阪市内で行われ、全選手が規定体重をクリアした。
メーンのISKA世界フェザー級タイトルマッチでマーティン・ブランコと対戦する那須川天心は1RでのKOを宣言した。
天心は公開計量に試合コスチューム、そして新調したガウンで登場。そのガウンは神戸ポートタワーが図柄の特注品で、背中の「志高き道のり」の文字は黄色と黒のタイガースカラー。
30周年記念大会出場のヘルフォートが早くも再来日
プロフェッショナル修斗公式戦「SHOOTO30th ANNIVERSARY TOUR 第6戦 Supported by ONE Championship」(7月15日、東京・後楽園ホール)の追加対戦カードが発表された。
修斗プロ化30周年を記念して開催された5月6日の後楽園ホール大会で“レジェンド”宇野薫(UNO DOJO)を熱戦の末、判定で破ったデュアン・ヴァン・ヘルフォート(オランダ/グレイシーバッハ・ネーデルランド)が早くも再来日。元修斗世界ライト級王者のリオン武(RISING SUN)と対戦する。
デュアンは宇野との一戦では両者ともに見ごたえのあるグラウンドのテクニックを披露。その中でも常にイニシアチブを握り続けたデュアンが勝利を収めた。
対するリオンは史上初の世界王座返り咲きを果たすなど、修斗史に燦然と輝く数々の記録を残すレジェンドの一人。昨年は現世界王者の斎藤裕には敗れたものの、環太平洋王者・TOMA(TK68)を完封。国内トップレベルの実力を見せつけた。大晦日の「RIZIN 平成最後のやれんのか!」では朝倉未来の前に一敗地にまみれたものの、今回、不屈の闘志で復活を果たすこととなった。
中島は12年ぶりのSB参戦
シュートボクシング(SB)の後楽園ホールで開催されるシリーズ第3戦「SHOOT BOXING 2019 act.3」(6月23日、東京・後楽園ホール)で再起戦を行うエース海人(TEAM F.O.D)の対戦相手が5月30日、発表された。
メーンで第3代Krush-70kg級王者・中島弘貴(バンゲリングベイ・スピリット)と対戦する。
中島は2006年9月、シュートボクシングのリングでプロのキャリアをスタート。強烈なヒザ蹴りで衝撃的なKOデビューを飾り、そこから4連勝。
その後は、さまざまなリングに上がり、2010年にはK-1 WORLD MAX 2010 -70kg日本トーナメントで準優勝、2015年にはKrushで-70kg級王座を獲得。長く国内の70kg級でトップ戦線で活躍してきた実力者だ。昨年1月にKrushのリングで神保克哉に敗れて以降、沈黙を守ってきたが、今回12年ぶりとなるSBのリングで復帰することとなった。
今回の一戦は69.0kg契約のヒジなしルールで行われる。これまで65.0kg級で試合をしてきた海人にとっては上の階級の選手との試合で試練の一戦となるが、昨年6月には「今後、外国人選手と対戦したときのことを考えてパワー慣れしたい」とジャオウェハー・シーリーラックジムと68.0kgで戦い、1RでKO勝ちを収めている。
海人は4月の前戦では豪州最強ムエタイ戦士チャド・コリンズに判定負けを喫したのだが、テクニックでは勝ったものの、コリンズのパワーに押される場面もあった。試合後にはシーザー武志日本シュートボクシング協会会長にパワー面の強化を指摘され、この間、克服すべくトレーニングを積んできた。その成果を出し復活した姿を見せることができるか注目が集まるところだ。
「K-1 KRUSH FIGHT.103」(7月21日、東京・後楽園ホール)のカード発表会見が5月30日、都内で開催された。
同大会では今年で3回目となる「日本vs中国・7対7 全面対抗戦」が開催されるのだが、そのメンバーが発表され、出場する日本人7選手が登壇した。
今回はプロ戦績が4戦の加藤虎於奈、6戦の中野滉太、8戦の瓦田脩二といった若手選手を多く抜擢。大将戦には「K’FESTA.2」以来の復帰戦となる卜部功也が出場する。
「日本vs中国・7対7 全面対抗戦」の大将戦に出場
前K-1 WORLD GPライト級王者の卜部功也が「K-1 KRUSH FIGHT.103」(7月21日、東京・後楽園ホール)で復帰戦を行うことが5月30日、発表された。
同大会では今年で3回目となる「日本vs中国・7対7 全面対抗戦」が開催されるのだが、卜部はその大将戦でジェン・ジュンフェンと対戦する。ジュンフェンは一昨年の対抗戦で卜部弘嵩と対戦し、判定勝ちを収めている。
卜部は3月に行われた「K’FESTA.2」で林健太相手に王座防衛戦に臨み、判定負けで王座陥落。試合後の会見では進退についても言及。その今後に注目が集まっていた。
卜部は今回の復帰に当たり「何度かオファーをいただいたが出場することについてはすごく悩んだ。でも戦う理由ができたと感じた。(対抗戦には)2年続けて兄が出場している。そして兄が負けている選手との対戦。僕は意味がないと試合なんかも乗り気にならなかったりするんですけど、そういう意味があった。3年目は兄は出られなかったので、ここは卜部家の弟が出ようか、とやる気が出てきたという感じ」と出場に至った経緯を明かした。
相手については「体が頑丈というかパワーがある。あの時(対弘嵩戦)はベストの体重ではなかったと思う。動きを見てもベストじゃない感じがした。今回はさらにいい動きをするんじゃないかと思う。一発入ったらやられるという感覚はあるので緊張感を持った試合ができると思う」と警戒した。
余裕のシェイナに強気のイオ
「NXTテイクオーバー: XXV」(現地時間6月1日、米コネチカット州ブリッジポート/ウェブスター・アリーナ)でのNXT女子王座戦を前に紫雷イオに強力な援軍が現れた。
この日の「NXT」(日本時間5月30日配信)では王座戦を戦うイオと王者シェイナ・ベイズラーがインタビューに答えた。
MMAフォー・ホースウィメンのメンバーとともに現れたシェイナはイオの竹刀襲撃に対して「テイクオーバーでは武器は許されてないし、仲間もいないでしょ。私には仲間がいるのよ」と余裕のコメント。
それに対して挑戦者のイオは「シェイナとその仲間たちなんて全然怖くないし、テイクオーバーに仲間が来ても問題ない。それにシェイナを倒すのに竹刀も必要ない」と王座戦に向けて強気のコメントで自信を示した。
すると、そこへ先週、試合後にシェイナらMMAフォー・ホースウィメンに襲撃されたところをイオに救出されたキャンディス・レラエが現れてセコンドを申し出ると、イオも快くこれを承諾。女子王座戦に挑むイオにとって心強い味方が加わることになった。
試合後、グラックはサブミッション戦を要求
WWE参戦後2連勝と快進撃を続ける元新日本プロレスのKUSHIDAが「NXT」(日本時間5月30日配信)で第3戦に臨みドリュー・グラックと対戦した。
KUSHIDAはグラック得意の関節技を回避すると、ヘッドロックからオクトパスホールドで応戦。さらにKUSHIDAが逆腕十字固め、グラックがアンクルロックと関節技の攻防を展開。KUSHIDAがホバーボードロックを狙うとグラックはパワーでこれを回避。しかし、KUSHIDAは殴り掛かってきたグラックをシェル・ショックでマットに叩き付けると、そのまま丸め込んで3カウント。KUSHIDAがグラックを撃破してNXTデビューから3連勝を飾った。
試合後、両者はにらみ合うとグラックは「お前は臆病者だ」とKUSHIDAを挑発。バックステージのインタビューではKUSHIDAにサブミッション戦を要求するなど2人の因縁はさらに激化した。
まずはトゥルースからアライアスへ
WWE「スマックダウン」(現地時間5月28日、オクラホマ州タルサ/BOK・センター)で新設された24/7王座が目まぐるしく入れ替わった。
この日、シェイン・マクマホンがアライアス&ドリュー・マッキンタイアを引き連れてリングに登場すると、「レインズにはうんざりしている。よく聞け! スーパー・ショーダウンではお前を倒して“敬意”というものを教えてやる」と「スーパー・ショーダウン」(6月7日、サウジアラビア/キング・アブドゥッラー・スポーツシティ)で対戦するローマン・レインズを挑発した。
続けてアライアスがシェインを称賛する曲を披露していると、そこへ突然24/7王者のRトゥルースがドレイク・マーヴェリックに追われて乱入。邪魔されたシェインらがトゥルースに襲い掛かり、マッキンタイアのクレイモアで沈んだトゥルースからアライアスが3カウントを奪い、なんとアライアスが新24/7王者となってしまう。
ベイリーが丸め込みで3カウント
WWEのスマックダウン女子王者ベイリーが「スマックダウン」(現地時間5月28日、オクラホマ州タルサ/BOK・センター)でレイシー・エバンスとシングル戦で激突した。
女子王座を狙うレイシーとシャーロット・フレアーは試合前にティータイムを共にすると、そのシャーロットはゲスト解説として会場に登場。
ベイリーとレイシーは両者激しい攻防を展開。ベイリーは場外でドロップキックやクローズラインで攻め込むと、挑発するシャーロットの顔面にも強烈なエルボーをお見舞いした。
これに怒ったシャーロットがベイリーを追いかけてリングに上がろうとするも、レフェリーが制止。その間にレイシーがベイリーを丸め込んだが、レフェリーのカウントが遅れてカウント2。しかし最後は続けざまにベイリーが丸め込んでレイシーから勝利をもぎ取った。
試合後、この結果にレイシーがシャーロットに殴りかかると、2人は大乱闘となり仲間割れとなってしまった。
オープニングの舌戦からそのまま試合がスタート
WWE王者のコフィ・キングストンが「スマックダウン」(現地時間5月28日、オクラホマ州タルサ/BOK・センター)で盟友ビッグEの敵討ちを果たした。
ビッグEは先週のスマックダウンで約1カ月ぶりの復帰を果たしたのだが、試合前のバックステージでケビン・オーエンズの襲撃を受けていた。
この日のオープニングではキングストンとオーエンズがビッグE襲撃に関して舌戦を展開。
「俺とビッグE襲撃の件は無関係だ」と主張するオーエンズに対して、キングストンは「嘘はやめろ! 今日は代償を払うことになる」と言って口論しながら2人は試合に移行した。試合ではキングストンがSOSを決めれば、オーエンズもフロッグスプラッシュ2連発を繰り出して激しい攻防を展開。しかし、オーエンズがダイビング・セントーンからポップアップ・パワーボムを狙うと、かわしたキングストンがトラブル・イン・パラダイスを炸裂。キングストンが因縁のオーエンズを撃破してビッグEの敵討ちを果たした。
地元・神戸でRIZIN初参戦
「RIZIN.16」(6月2日、兵庫・神戸ワールド記念ホール)に出場する魚井フルスイングが5月29日、東京都内で公開練習を行った。
魚井は修斗世界ストロー級王者の猿田洋祐を相手に1分×3Rのマススパーリングを行った後にロープを使ったトレーニング、そしてバットに見立てた傘を何度もフルスイングするというサーキットトレーニングを2セット行った。
マススパーでは修斗では禁じ手のサッカーボールキックを狙う動きを見せるなどルール面も含めRIZIN参戦へしっかりとした準備ができているよう。猿田のタックルを食らいテイクダウンを許す場面もあったのだが「そんなことありましたっけ? 覚えてないな~」と意に介した様子もなく「全部うまくいっていた」。ロープを使ったトレーニングは魚井得意のフルスイングのフックの威力の源泉を感じさせるパワフルでハードなものだったのだが、傘のトレーニング中に「ボールをよく見ろ」という声がかかっていたことについては「目を離すと打球をとらえられないので」とけむに巻いた。