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小金翔「格闘技を始めたきっかけはあの人気漫画」

2018.03.13 Vol.704

 180㎝の長身にがっちりした体。金髪に切れ長の目が韓流スターのような小金翔。格闘技を始めたきっかけはあの人気漫画。

「中学生の時に格闘技のファンになって、ボクシングをやりたいと思ったんですけど、家の近所にボクシングジムがなくあきらめたんです。きっかけは『はじめの一歩』というボクシングを題材にした漫画です(笑)。そこから実際にボクシングを見に行ったり、あとはK-1とかPRIDEを見たりしているうちに自分もやってみたいなと。それで高校1年生の時に部活で柔道を始めました。その後、高校3年生の終わりぐらいに総合格闘技のジムに入って、部活以外でも格闘技をするようになりました」

 そこからプロの道へ一直線!とはいかず…。

「ジムはすごく楽しかった。学校では接することのない大人の人たちとも関われましたし、とても可愛がっていただきました。大学に入ってもジムは続けていて、1年生から4年生までアマチュアの試合に出場するなど、それなりに一生懸命やっていて、意外と勝てていた。でも、この先自分的にはプロになっても勝つのは難しいんじゃないかと…。卒業が近づき周りの友人が就職していく中で、格闘技を続けたいという気持ちと、格闘技で食べていくのは大変だという気持ちがあり、結局は就職する道を選びました。就職してからも仕事終わりにはジムに通う生活をしていて、だんだん自分には会社勤めは向いてないんじゃないかと思うようになり…。結局、好きなことをやっているほうが自分は幸せだと思い、会社は1年半でやめて、格闘技をやることにしました。なので今は楽しいし、幸せです」

名古屋オーシャンズが3年ぶり5度目の優勝【3・11全日本フットサル選手権】

2018.03.11 Vol.Web Original

昨年覇者の大阪に2-1で勝利

「第23回全日本フットサル選手権」の決勝ラウンドが3月11〜13日、東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で開催された。最終日に行われた決勝ではシュライカー大阪と名古屋オーシャンズが対戦。2-1で名古屋が勝利を収め、3年ぶり5度目(前身の大洋薬品/BANFF含む)の優勝を果たし、同時に今シーズンの3冠を達成した。

 前半序盤から攻守が激しく入れ替わる。しかし徐々にペースを握った名古屋の猛攻が続く。大阪はしばらく我慢の時間。

 しかし13分には名古屋のラファがGK冨金原と接触し担架で退場。これをきっかけに大阪が反撃する場面も。

3位決定戦で湘南が1-0で浦安に勝利【3・11全日本フットサル選手権】

2018.03.11 Vol.Web Original

前半終了間際に鍛代が豪快なミドルシュートで決勝点

「第23回全日本フットサル選手権」の決勝ラウンドが3月11〜13日、東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で開催された。最終日に行われた3位決定戦でバルドラール浦安と湘南ベルマーレが対戦。1-0で湘南が勝利を収めた。

 浦安は前日の準決勝でシュライカー大阪と延長からPK戦にもつれ込む熱戦を展開したうえで惜しくも敗れた。

 湘南は名古屋相手に激しい打撃戦の末、4-5で敗れた。

 試合は前半、互いに守備時のチェックが厳しく、なかなかシュートまで持ち込めない。シュートを放っても枠を大きく外し、得点のにおいがしない展開が続く。

 しかし前半終了間際の20分、湘南が植松からのパスを受けた鍛代が豪快なミドルシュートで先制ゴールを決める。
 
 後半も一進一退の攻防が続くが、前半に引き続き湘南の守備の寄せが厳しく、浦安のシュートはGK正面に。一方の湘南もシュートは放つものの、浦安のGK藤原の好セーブに遭い得点を追加できない。そのまま湘南がしのぎ切り勝利を収めた。

FUMIYAが中村を壮絶KO【3・10 Krush.86】

2018.03.11 Vol.Web Original

篠原が判定ながらも細越に完勝

「Krush.86」(3月10日、東京・後楽園ホール)で「Krush −65kg次期挑戦者決定トーナメント」の準決勝2試合が行われた。

 第1試合では篠原悠人と細越貴己が対戦。篠原が3-0の判定で勝利を収めた。

 篠原は1Rから左ジャブを起点としたパンチを的確に細越の顔面に集める。細越は右目の下を大きくはらし、鼻血も噴き出しながらも下がることなく前に出続ける。ラウンドを重ねてもこの展開は変わらない。3Rには篠原の左ストレートがクリーンヒットし、ぐらつく細越。なおもパンチの連打で攻め込む篠原だったが、細越は最後まで立ち続け、試合は判定に。ダウンこそ奪えなかったものの、ジャッジ3者とも30-27の3-0で篠原が完勝した。

西京春馬が際どい判定をものにし初防衛に成功【3・10 Krush.86】

2018.03.11 Vol.Web Original

年末に敗れた西京にとっては出直しの一戦

「Krush.86」(3月10日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで「Krush -58kgタイトルマッチ」が行われ、王者・西京春馬が延長の末、2-1の判定で村越優汰を破り、初防衛に成功した。

 西京は昨秋、小澤海斗を破り王座に就いたものの、K-1の12月大会で椿原龍矢に判定負けを喫し、今回はいわば出直しの一戦。

 村越は同じ大会でK-1初参戦。芦澤竜誠と対戦し判定勝ち。元RISE バンタム級王者という実績が認められ、Krush初参戦ながら今回のタイトル挑戦が実現した。

 1Rはともにローキックで探り合い。村越がロー、ミドルで先手を打つと西京はセコンドの指示通り、それに合わせてローを蹴り返す。2Rもローの攻防が続くが、村越のミドル、ローに西京はパンチを合わせる動きを見せ始める。3Rになると村越のミドル、三日月蹴りが決まり出すが、西京もそこにパンチ、そしてローを合わせていく。赤みを帯び始めた西京のボディーになおも村越が三日月蹴りを追い討ち。しかし西京はパンチの連打で反撃と、ジャッジの難しいラウンドが続いた。

シーズン3冠目指す名古屋が湘南破り決勝進出【3・10全日本フットサル選手権準決勝】

2018.03.10 Vol.Web Original

粘る湘南を振り切る

「第23回全日本フットサル選手権」決勝ラウンドの準決勝が‪3月10日‬、東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で行われた。

 準決勝の第2試合では準々決勝で延長の末、5-4でフウガドールすみだを破った湘南ベルマーレと、府中アスレティックFCを4-2で破った名古屋オーシャンズが対戦。

 名古屋は前半2分、タッチライン沿いを湘南の林田と競り合った星がかわして切り込み左足でシュート。ゴールが決まり、先制する。6分にも早いリスタートから右で右でもらったラファがシュートを決め2-0と突き放す。8分にはペナルティーエリア内のヴァルチーニョがくさびとなりルイジーニョにバス。ルイジーニョがドリブルで中央に持ち込みシュートを決め、3-0。名古屋の一方的な展開となったが、湘南はタイムアウト後に反撃開始。11分には名古屋がクリアしたルーズボールをロドリゴが豪快にミドルシュートを決め1点を奪うと、12分にはゴール正面でパスを受けた内村がゴールを決め1点差に詰め寄った。

 名古屋は13分にラファがゴールを決め、4-2と再度突き放すが、湘南は16分に刈込がドリブルで持ち込みゴール前の植松にマイナスのクロス。植松が決めて再び1点差。その後も湘南の猛攻は続くが名古屋のGK関口の好セーブに遭い追加点はならない。

 名古屋は終了間際にルイジーニョがペナルティーエリア内で倒されて得たPKをラファが決め5-3と突き放し前半を終える。

シュライカー大阪が連覇へ王手【3・10全日本フットサル選手権準決勝】

2018.03.10 Vol.Web Original

序盤は浦安がリードも…
「第23回全日本フットサル選手権」決勝ラウンドの準決勝が‪3月10日‬、東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で行われた。

 前日の準々決勝ではFリーグ2位で決勝ラウンドにシードされていたペスカドーラ町田が昨年のこの大会の王者・シュライカー大阪と対戦。今年、Fリーグでは4位に終わった大阪がそのうっ憤を晴らし4-2で勝利を収めた。町田は昨年に続き、準々決勝で姿を消した。

 準決勝の第1試合は準々決勝でフウガドールすみだバッファローズに9-1で大勝したバルドラール浦安とシュライカー大阪の一戦。

 序盤から浦安の攻撃シーンが目立つ中、前半7分、荒牧のミドルシュートを大阪GK冨金原がセーブしたものの、こぼれたボールをゴール前に詰めていた星が左足で決め、浦安が先制。

 大阪はその直後にパスカットから3人で一気に攻め上がるがすぐに戻った浦安の加藤がスライディングタックルでピンチを回避。その後も固い守備とGK藤原の好セーブで大阪に得点を許さない。11分にはループ気味のパスをゴール左で受けた星が角度がないところから右上にシュートを決め、2-0と突き放す。

 大阪は浦安の激しいチェックにチアゴがいらだちを隠せないなど、攻撃の精度を欠き苦しい展開。しかし12分には浦安のペナルティーエリア付近で得たフリーキックをアルトゥールがパスと見せかけそのままシュート。GKとFPの間隙を突き、ボールはゴールに突き刺さった。

 1点差に追いつかれた浦安だが、固い守備で大阪の反撃をしのぐと16分には大阪と浦安の選手がもつれこぼれたボールを永島が左足で右隅に豪快に決め、3-1で前半を折り返した。

東京マラソンで日本新記録の設楽が褒賞金1億円ゲット!

2018.03.10 Vol.704

「東京マラソン」(2月25日、東京都庁前−東京駅前=42.195キロ)で男子はディクソン・チュンバ(ケニア)が2時間5分30秒で4大会ぶりの優勝を果たした。女子はベルハネ・ディババ(エチオピア)が2時間19分51秒で初優勝した。

 日本の男子は設楽悠太が日本新となる2時間6分11秒で2位に入った。これまでの高岡寿成の日本記録を16年ぶりに5秒塗り替えた。

 設楽には日本実業団陸上連合から日本新記録の褒賞金1億円が贈られる。この褒賞制度は同連合が2015年に2020年東京五輪のマラソン強化策として創設。褒賞金は男女の日本記録突破者に1億円、所属チームに5000万円で支給は今回が初めて。

ドーピング、土下座、そっくりさんはつまみ出され…【平昌五輪】

2018.03.10 Vol.704

 オリンピックのすべてが素晴らしいかといえば、そういうわけにもいかない。残念ながら今回もいくつかの“事件”があった。

 冬季オリンピックで多くのメダルを獲得してきたロシアだが、ロシア選手のドーピングが国家ぐるみと判断され、昨年12月にIOCがロシアに対して国としての参加を認めない声明を出した。これによりロシアの選手は国家を代表しない「ロシアからのオリンピック選手」(OLYMPIC ATHLETE FROM RUSSIA=OAR)という立場で今回のオリンピックに参加した。その数は168人。この168人はドーピングに関してはクリーンとされていたのだが、2月22日にはカーリングの混合ダブルスで銅メダルを獲得した男子のアレクサンドル・クルシェルニツキーのドーピング違反が発覚し、失格となりメダルははく奪。23日にはボブスレー女子2人乗りで12位だったナジェジダ・セルゲエワにもドーピング検査で陽性反応が出たことが発表され、24日に失格処分となった。

 開催国の韓国では女子パシュートでひと悶着。2月19日に行われた準々決勝でオランダと対戦した韓国はキム・ボルムとパク・チウがノ・ソンヨンを置き去りにする形でゴール。3人目がゴールした時点のタイムで競うパシュートでは考えられない出来事だった。試合後にキムとパクが「最後にソンヨンさんの体力が落ち、差が広がった」などとノを責めるような発言をしたことから韓国の世論が炎上。

 韓国の大統領府のホームページには「国民請願及び提案」の掲示板があるのだが、そこに「キムとパクの代表資格をはく奪してほしい」という内容の請願が多く寄せられることに。キムは謝罪会見を開いたものの、それでは収まらず、女子マススタートで銀メダルを獲得した後にリンク上で土下座をした。

 競技とは関係ないのだが、今大会では北朝鮮の美女応援団が話題となった。となるとやはり、という感じで金正恩朝鮮労働党委員長のそっくりさんも登場。美女応援団に近づき会場から連れ出されてしまった。それでもこりずに閉会式にも姿を現し、トランプ米大統領のそっくりさんと2ショットに収まっていた。

「小平すごいね〜」「そだね〜」って感じで平昌五輪閉幕

2018.03.10 Vol.704

「平昌冬季オリンピック」(2月9〜25日)で日本は金4、銀5、銅4の13個のメダルを獲得した。これは過去最高の数字。

 スピードスケートの小平奈緒が女子500mで日本女子初の金メダルを獲得すると、高木那奈は女子パシュートとマススタートの2種目で金メダル、男子フィギュアスケートでは羽生結弦が66年ぶりの2連覇と中身の濃いメダルとなった。

2.3kgオーバーのネリにWBCが無期限資格停止

2018.03.09 Vol.704

「WBC世界バンタム級タイトルマッチ」(3月1日、東京・両国国技館)で山中慎介がルイス・ネリと対戦。山中は2R1分3秒、TKOで敗れ、王座奪還はならなかった。

 この試合は昨年8月に山中の13度目の防衛戦として行われたカードの再戦。山中は4RTKOで敗れたのだが、その後、ネリのドーピング疑惑が発覚。WBCは「意図的な摂取の証拠がない」としてこれを不問とし王座はそのままとしたものの、山中との再戦を義務付け今回の対戦が実現した。

 山中は「勝っても負けても最後」と決めてのリングだったのだが、ネリは前日計量で2.3kgオーバーという信じがたい暴挙。2時間後の再計量には1キロ落としてきたものの、それでもまだ1.3kgオーバー。この時点で王座ははく奪。山中が勝った場合のみ山中が王者として認定されることとなった。ネリはぐったりした表情を見せ、減量失敗について新しい栄養士のせいとしたが、短時間で1キロを落としてきたことから“確信犯”を疑う声も出た。

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