F1GP 初戦はフェテルがポールトゥウィン

2011.04.04 Vol.504


 自動車レースのF1世界選手権オーストラリア・グランプリ(GP)が3月27日(現地時間)、メルボルンのアルバートパーク・サーキットで開幕し、昨年史上最年少で総合王者に輝いたセバスチャン・フェテル(レッドブル)が圧倒的な走りでポールトゥウィン、幸先のいいスタートを切った。2位はルイス・ハミルトン(マクラーレン)、3位はビタリー・ペトロフ(ルノー)だった。今期唯一の日本人ドライバーとして参戦している小林可夢偉(サウバー)は8位でゴールしたものの、レース後の車検で車両の規定違反が発覚、失格となった。



 初戦Vでポイントリーダーとなったフェテルは、「今日の午後は素晴らしいマシンに座っていた」と満足げに語った。レッドブルは、今回のGPではKERS(運動エネルギー回生システム)を「信頼性の問題で」搭載しなかったにも関わらず、強さを見せつけた。チームによれば、次のマレーシアでは搭載する計画で、さらに周囲を驚かせそうだ。



 第2戦のマレーシアGPは、セパン インターナショナルサーキットで4月8日に開幕。決勝は10日16時(現地時間)にスタートする。



ヴィクトワールピサがドバイWC制覇の快挙

2011.04.04 Vol.504


 競馬の世界最高賞金レース、GIのドバイ・ワールドカップ(WC)が3月26日、ドバイのメイダン競馬場で行われ、昨年の皐月賞、有馬記念を制した4歳牡馬のヴィクトワールピサが日本馬として初優勝し、1着賞金600万ドル(約4億9000万円)を獲得した。日本馬の海外GI優勝は18度目で15頭目。5歳牡馬のトランセンド(藤田伸二騎乗)も半馬身差の2着に入り、日本馬の実力を世界に示した。



 ヴィクトワールピサはスタートで出遅れて最後方となったが、中盤で2番手に上がり、最後の直線で先頭に立った。



選抜高校野球開幕

2011.03.28 Vol.503

 東日本大震災の影響で開催が危ぶまれた第83回選抜高校野球大会が23日、甲子園球場で開幕した。今大会は、被災者や災害救助に携わる人々を応援する「がんばろう!日本」のスローガンを掲げ、復興への強い願いを込めて実施される。


 簡素化された開会式では、被災した東北高(宮城)の選手が甲子園の土を踏みしめた。



結局セ・リーグも4月12日開幕で落着

2011.03.28 Vol.503

 日本中が自粛ムードが漂う中、プロ野球の開幕問題が世間をにぎわせた。被災地の宮城県が本拠地である楽天イーグルスが所属するパ・リーグは17日、開幕日を4月12日に延期することを発表。一方、セ・リーグは予定通りに3月25日に開幕することを発表した。しかし、開幕の延期、パ・リーグとの同時開幕を主張する選手会が反対。また監督官庁の文部科学省もナイター開催に「待った」をかけた。これらを受け、セ・リーグは19日に、29日への開幕延期、4月3日までのナイターのとりやめ、以降も「減灯ナイター」として節電に務めるなどの案を発表した。しかしわずか4日の延期というアリバイ作り的な案に選手会と世論の反発は大きくなった。


 このセ・リーグの対応には政府も黙ってはいられなかった? 22日に加藤コミッショナー、セ・リーグの新純生理事長(ヤクルト球団常務)、パ・リーグの井上智治理事長、新井貴浩選手会会長が監督官庁の文部科学省を訪れ経緯を説明したところ、高木義明文科相、蓮舫・節電啓発担当相から4月中のナイター開催の自粛の再考を求められてしまった。


 結局24日に開かれたセ・リーグの緊急理事会でパ・リーグと歩調を合わせ4月12日に開幕することが決まったのだが、ここまでのドタバタはいったい何だったのだろうか。


 かたやサッカーのJリーグは早々に3月中の試合を延期、22日には4月23日にリーグを再開することを決定。17日には日本代表vsJリーグ選抜のチャリティーマッチ(29日:長居スタジアム)を発表した。長友をはじめ海外で活躍する代表選手も所属チームを説得し、この試合に出場。サッカー界は一丸となってこの未曾有の大地震に取り組んでいる。



東京マラソンで市民ランナーが日本勢最高

2011.03.07 Vol.500
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 アジア最大規模の市民マラソン「東京マラソン」の第5回大会が27日行われ、今夏の世界選手権代表選考会を兼ねた男子マラソンはハイル・メコネン(エチオピア)が2時間7分35秒で初優勝。市民ランナーの川内優輝(埼玉陸上競技協会)が2時間8分37秒で日本勢最高の3位と健闘し、同選手権代表に決まった。日本人選手の2時間8分台は、2008年3月のびわ湖毎日で大崎悟史(NTT西日本)、大西雄三(日清食品グループ)がマークして以来。


 メコネンが25キロ過ぎで先頭集団からビウォット(ケニア)と抜け出して一騎打ちを演じ、34キロ手前で振り切った。粘り強く終盤追い込んだ川内は、40キロ手前で2人をかわした。


 女子は、タチアナ・アリャソワ(ロシア)が2時間27分29秒で優勝。初マラソンの樋口紀子(ワコール)が、日本勢最高の2時間28分49秒で2位。2年ぶりの国内マラソンに挑んだ渋井陽子(三井住友海上)は終盤に失速して2時間29分3秒で4位だった。


 川内は埼玉県立春日部高校の定時制で事務職を務める市民ランナー。自らを「落ちこぼれ」と評す。埼玉の春日部東高時代は故障がちで全国大会の経験はない。進学した学習院大でも陸上部での箱根駅伝出場はなく、個人として関東学生陸上競技連盟選抜(学連選抜)チームのメンバーに選ばれ、2度走るにとどまった。公務員試験が始まった時期に、実業団からの誘いを受けたが、きっぱりと断ってもいる。


 この日は全国都道府県対抗駅伝で埼玉県代表に選出された際に支給されたユニホームを着て走った。シューズも遠征費も自前。勤務は午後0時45分から同9時15分。毎日の練習は午前中に1回で、月間走行距離も600キロ程度と少なく、3部練習も行う実業団とは対照的だ。


 今回の結果は実業団主導の男子マラソン界に大きな衝撃を与えた。



初めての「プロvs大学」

2011.03.07 Vol.500

 日本学生野球憲章の改定に伴い可能になった大学とプロ野球単独チームとの交流試合が1日、宮崎市でキャンプを張る中大と巨人(二軍)の間で行われた。高校の交流試合は認められていないが、大学は休暇中の3、8月に可能。解禁日に実施された中大−巨人戦が最初の交流試合。試合は3−3で引き分けた。



人的補償で高浜獲得

2011.03.07 Vol.500

 ロッテは1日、FA権を行使して阪神に移籍した小林宏之投手(32)の補償選手として、4年目の高浜卓也内野手(21)を獲得すると発表した。ロッテは当初、投手を検討していた。高浜は横浜高から2008年、高校生ドラフト1巡目で阪神に入団。故障もあり、昨季まで一軍出場機会はなかった。