晩酌のおとも、ちくわの磯部揚げ【午前0時に揚げてみた】第3回

揚げ物は好きだけど家ではやるのはちょっと…と思っている人は多いはず。理由は「火・油が怖い」「キッチンが汚れそう」「油の後処理が面倒」「揚げ物鍋ほか道具を持っていない」などなど。しかし、慣れてしまえば揚げ物ほど手軽で簡単な料理はないのです! しかも揚げたてのおいしさといったらもう格別。いろいろなハードルをとっぱらって、揚げたてを食べる幸せをぜひ体験しよう。レッツ!フライ!

第3回 晩酌のおとも、ちくわの磯部揚げ
青のりの香りが食欲をそそる磯辺揚げ。1人分でも作りやすいビニール袋を使った手軽な天ぷら衣のテクニックを教えてもらいました。

【材料 1人分】

焼きちくわ 1〜2本
青のり 小さじ1
小麦粉 大さじ1〜2
水   大さじ1〜2
揚げ油 適量(※撮影時は250〜300ml)

【作り方】

1)ちくわを切る

ちくわは鍋に入る長さに切ってから、縦半分に切る。
<ポイント>筒状のままだと穴の中に揚げ衣が溜まってしまい、カラッと揚がらないので、縦半分に切る。

2)ちくわに青のり入りの天ぷら衣をつける

ビニール袋に小麦粉とちくわを入れ、空気を入れて口を閉じて軽くふり、ちくわに小麦粉をまぶしいったん取り出す。青のり、水を加えて軽くもんで混ぜる。ちくわを戻し入れる。
<ポイント>天ぷら衣の割合は「小麦粉、水=1:1」と覚えるとよい。

3)ちくわの磯辺揚げを揚げる

鍋に1〜2cm深さの揚げ油を入れ、中火で熱して高温にする。2)の衣をからめたちくわを2切れ入れる。衣が少し固まってきたら、絶えず菜箸で油をかき混ぜながら揚げる。衣がカリッとしてきたらボウル状のザルに立てかけるように取り出して油をきる。残りも同様に揚げる。
<ポイント>ちくわはそのままでも食べられる食材なので、高温の揚げ油で表面の衣がカリッとするまで揚げればよい。

【揚げものをもっと楽しむ、ちょい足しアイテム】

マヨネーズ
紅しょうが
粒マスタード
ほかに、ポン酢、梅干し、めんたいマヨ、溶けるチーズなどでも

第1回『揚げもの基本のキ』

【監修】林幸子先生

料理研究家。東京・表参道の料理教室「アトリエ・グー」主宰。愛称は“グー先生”。
兵庫県出身。大手食品会社で料理開発に携わったのち、独立。料理研究家として30年以上のキャリアをもつ。栄養士、フード・コーディネーター、江戸ソバリエ・ルシック、日本茶アドバイザー、雑穀エキスパート。実生活にそったむだのないレシピが好評で、基本の料理からアイデアあふれるオリジナル料理まで得意分野は幅広い。NHK「ガッテン!」などのテレビや雑誌、書籍等でも活躍。レシピ本の著書も多数出版しているほか、台所仕事のかしこい時短テク満載の『料理研究家がうちでやっているラクして楽しむ台所術』も好評発売中。
JR両国駅3番線ホームでギョーザが面白いほどきれいに焼ける!「超ギョーザステーション」
明治公園でノンアル飲料×音楽&グルメのピクニックイベント「のんある PICNIC FES」
世界を感動させた「STAR ISLAND」が福岡と東京で開催 日本発の未来型花火エンターテイメント
富士山絵&ミルク風呂、レコード盤型チョコ…原宿「ハラカド」1階・地下の注目ショップ
雑誌の図書館、パリの名店モンブラン…原宿の新名所「ハラカド」2階の見どころは?
玉子炒飯、大食堂的ファミレス…原宿・神宮前「ハラカド」は新たな “まちの食堂” だ