乃木坂46 高山一実「フィンランドで少しだけ千葉を思いだした」と“独白”

 乃木坂46のメンバーで小説家デビューも果たしている高山一実が、自身2冊目となる写真集『高山一実写真集 独白』(徳間書店)の発売を記念してマスコミ向けの会見を都内で行った。

乃木坂46 高山一実

 大阪・京セラドームで4日間に渡り行われた乃木坂46デビュー7周年記念の「7th YEAR BIRTHDAY LIVE」を終えたばかりの高山。ライブ最終日は西野七瀬の卒業コンサートで涙を見せていた。「卒業コンサートで泣きすぎておとといまで目が腫れていて、今日の会見までに出来ることはしなくちゃと思って、ムクミ防止のの苦手なセロリジュースを飲んできました。そのかいがでていたら嬉しいです」と笑顔を見せた。

「千葉は家族愛。ヘルシンキにずっと恋をしていたので、恋が今回実りました」

 高山単独の写真集としては今回2冊目。前回では高山の千葉を中心に撮影が行われたが、今回の写真集は高山の憧れの国、北欧フィンランドのヘルシンキで主に撮影された。図書館を探索したり、老夫婦とバーで盛り上がったり、森や湖で思いにふけったりと高山曰く、素の表情がたくさん詰まった写真集になったとのこと。また、6日間に渡って行われた撮影中には毎回サーモンを食べていたという。

お気に入りの犬にそっぽを向かれ悲しい表情をしているカットも紹介

 写真集のタイトル『独白』は“モノローグ”、“独り言”の意味があるという。記者から「独り言はよく言う方なんですか?」との質問に高山は「独りインタビューとかしますよ。独り情熱大陸とお風呂でします。番組風に自分のアイドルへの思いと語ったりしてます。もちろん頭の中でBGMもかかってます(笑)」と笑わせた。

高山が地元千葉を思い出したフィンランドの風景 『高山一実写真集 独白』(徳間書店)撮影:嶌村吉祥丸

 昨年発売された自身初の長編小説『トラペジウム』が好評の高山。小説家としての活動とアイドル活動への思いを問われ高山は「本心を語るという意味では文章の方が語りやすいです。ただ、私はアイドルが好きで、アイドルにになりたくてアイドルになったので、カメラの前で色々な表情を見せたりするのも大切だと思っています。これからも乃木坂にいる間は両方で表現していけたらなと思っています。」とコメントした。

 また会見最後には「本当にたくさんの人に写真を撮ってもらったり、話を聞いてもらってありがとうございました。今は一つひとつ噛み締めている時期ですので本当に嬉しいです。あ、卒業はしないですよ(笑)」と会見を笑顔で締めくくった。

高山一実(タカヤマ・カズミ)
1994年2月8日生まれ。千葉県南房総市出身。
乃木坂46の1期生として、2011年にデビュー。明るく、メンバー誰からも愛されるキャラクターで、グループの顔の1人として活躍。
1stシングルから全シングルで選抜入を果たしている。趣味は読書と写真。
2016年に短編小説『キャリーオーバー』を執筆。2018年には長編小説『トラペジウム』を発売。現在20万部のベストセラーとなっている。
『高山一実写真集 独白』

【仕様】B5 判変型/小冊子つき
【撮影】嶌村吉祥丸
【発行】徳間書店
【価格】 1,800円(税別)