町田樹、令和のフィギュア界は「AIが採点」。髙橋大輔、羽生結弦らの振り付け秘話も！

　令和を迎え、今後のフィギュアスケート界についての予想を聞かれた2人。「4回転半とか5回転という時代が来ると思うけれど、技術が上がれば芸術性も上げていかなければいけない。難しいことだと思います」と宮本が言うと町田も「技術はどんどん革新的になっていくでしょうね。でも考えないとけないのは、その技術を使ってあなたは何を表現したいですか、ということ。振り付けも競技者もそれを頭に置かないと」とカリー以前の“ジャンプ大会”を危惧。さらにジャッジについて「今後、間違いなくAIが深く関与してく来ると思います。体操界ではもうAIが採点をできるようになってきています。オリンピック競技である以上、勝ち負けは客観的に決めなければいけない。今、回転不足か否か、という議論が持ち上がりますが、私は技術点はAIに任せたほうがいいのではという見解です」と述べ「ただAIの好む演技ばかりでは面白くない。AIに支配されない演技ができる人が令和のスター選手になると思います」と語った。

　映画『氷上の王、ジョン・カリー』は5月31日より全国公開。