なでしこが女子W杯決勝T 1回戦で敗退

5月10日、メンバー発表会見より
 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)フランス大会に出場したなでしこジャパン(女子日本代表)は決勝トーナメント1回戦でオランダと対戦。1−2で敗れた。日本は過去2大会、優勝、準優勝といずれも決勝に進んでおり、8強に届かなかったのは3大会ぶり。

 日本は1−1で迎えた後半終了間際、熊谷のハンドでPKを与えてしまい、それを決められ万事休した。

 日本は前回大会後、チームの若返りが進まなかったこともあり、2016年リオ五輪はアジア最終予選で敗退。高倉麻子新監督のもと世代交代を図り、今大会のメンバーの平均年齢は約24歳と若返った。

 しかしその過程で多くの選手をテストしたことからチームとしての熟成度に欠け、1次リーグ最終戦のイングランド戦ではポジショニングなど戦術面で後れを取り0−2で敗れてしまうなど課題の残る大会となった。