【新型コロナウイルスとスポーツ】実況の声が選手に筒抜け。オリックスは同一カード6連敗

J1リーグも7月4日に再開


 新型コロナウイルスの影響によって中断されていたサッカーのJ1リーグが7月4日、約4カ月ぶりに無観客で再開された。一足お先に6月27日にJ2は再開、J3は開幕していた。

 再開にあたってJリーグでは選手らを対象に新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査を実施。陰性確認が公式戦出場の条件となっていたが、6月26日最終報告では検査総数3070件すべての陰性が確認された。検査はシーズン終了まで2週間に1度のペースで続ける。陽性反応が出た場合、保健所の指示に従って本人や濃厚接触者の隔離といった措置をとる。

 試合については従来、9カ月強で行う試合を半年間に短縮して行うとあって週2試合のケースもあるため、選手保護の側面から交代枠は3から5に拡大する特別ルールを採用。

 また今シーズンは各クラブで消化試合数に差が出る可能性があるため、公平を期すために順位決定方法を変更。勝ち点と得失点差で並んだ場合、当該クラブの対戦成績を最優先することを決めた。従来は勝ち点、得失点差に続いて総得点を重視していた。なお今シーズンは必ずしも全クラブが対等な条件でシーズンを戦えることが担保できない可能性があるためJ2への降格はなくなった。
 なおJリーグも10日からは5000人を上限に観客を入れて試合を開催した。
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