涙の小松菜奈、菅田将暉に「出会ってくれてありがとう」

小松菜奈

 多くの参加者とオンラインでの会話を楽しんだ2人。イベント後、菅田は「普段のインタビューや舞台挨拶では話してないこともいっぱいしゃべりました」、小松も「若い世代の人も感想がすごくしっかりしていて。ちゃんと伝わってくれてよかった」と笑顔。

 この日は、映画の最後のキャンペーンということで、瀬々敬久監督からの思いのこもった手紙が代読された。2人を称え、さらなる活躍に期待する監督の言葉に2人も感無量。口々に監督やスタッフへの感謝をあらわにした。

 最後に、10代から共演を重ねてきた菅田と小松が互いにメッセージ。菅田は「またいい再会がしたいですね。圧倒的な信頼感、一緒に演じる高揚感に何度も助けられた。これからもいち視聴者としても見たいし、役者としていろんな現場で会いたい。生きていれば絶対また会える、それを僕らが体現していかなければ」と再会を誓い「今回の役は、過去に共演していれば誰でもいいわけではなかった。菅田将暉と小松菜奈じゃないといけなかったんだと思う」と語った。

 そんな菅田の言葉に小松も「役のことを相談すると一生懸命聞いてくれてそれを100倍にして返してくれる。すごく優しい人だけど、ライバルみたいに思うところもある。すごく刺激になる存在。出会ってくれてありがとうございます」。本作への思いも相まってか涙を浮かべる小松。「本当にいろんなことがあったなと思って…。私もそうありたいと思わせてくれる人なので、これからもよろしくお願いします」と涙ながらに言うと、菅田も、もらい泣きしそうになったのか、「やばい。早く(イベント)終わってほしい」と苦笑していた。

 映画『糸』は公開中。