EXILE ATSUSHIがEXILEでのパフォーマンスを卒業、ソロ活動専念へ「人生をさらに一歩前に進めたい」



 EXILE ATSUSHI(以下、ATSUSHI)が11月2日付でEXILEでのパフォーマンスを卒業、ソロ活動に専念することが分かった。2日、所属するLDH JAPANのオフィシャルサイトやモバイルサイトなどで発表した。ATSUSHIのソロ専念を受けて、EXILEはEXILE AKIRA、EXILE TAKAHIROを中心とした14人体制でまた新たなスタートを切る。

 ATSUSHIは「いつもEXILEを応援してくださっている多くのファンの皆様へ」というタイトルでコメントを発表。

 決断の経緯について、「新型コロナウイルスにより世界中が経験したことのない社会状況になり、あらためて自分の人生を振り返る時間にもなりました。同時に、自分の人生の時間は有限であることを痛感させられ、アーティストとしてもそうですが、一人の人間として、40歳以降の今後の自分の人生について、どう生きていくべきかを考えるようになりました。」と説明。

 そのうえで、「2020年、40歳という節目の年に、一人の歌手として原点に戻り音楽と向き合う活動を新たにスタートするという決意が固まり、このたびEXILEという僕のすべてを育ててくれたグループでの活動に一区切りをつけ、卒業しソロ活動に専念する決意をいたしました。」と報告している。

 今後は、EXILE HIROらパフォーマーを勇退した面々と同様に、EXILEのメンバーであり続け、LDH JAPNに所属して活動を続ける。新型コロナウイルスの影響で止まっていた、ブルーノ・マーズなどを手がける音楽プロデュースチーム「1500 or Nothin’」とのプロジェクトも少しずつ動きを再開しているといい、海外での活動も本格化していきそうだ。

「40歳からの新たな挑戦を機に、長年心の中で想っていた夢や、人としての生き方、個人としての活動などを通して、自分自身の人生をさらに一歩前に進めたいと感じています。きっと今後のソロでの音楽活動や、慈善活動など僕の活動をご覧いただくことで、少しずつですがその意味など、ご理解いただけるのではないかと思っています」と、綴っている。 

 ATSUSHIは、 2001年にEXILEの前身となるJ Soul Brothersに加入し、同年9月にシングル「Your eye’s only〜曖昧なぼくの輪郭〜」でEXILEとしてデビュー。それ以降、約20年にわたって、EXILEの楽曲を歌い、制作し、ツアーを行ってきた。また、EXILEと並行して、ソロ活動、RED DIAMOND DOGSでも活動している。

 新型コロナウイルスの影響もあり、卒業を祝うライブやイベントは行われないが、ATSUSHIが参加するラストシングルとして制作したEXILEの新曲『SUNSHINE』が3日0時に配信スタート、CDを12月16日に発売する。


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