実際に心霊現象が!? 全編Zoomで制作されたホラー映画、リハーサルで起きた衝撃映像を公開

© Shadowhouse Films and Boo-Urns 2020
 ロックダウン中に「Zoom交霊会」を企画した若者たちが巻き込まれる恐怖体験を描くホラー映画『ズーム/見えない参加者』の衝撃メイキング映像が公開された。

 弱冠17才で初監督を務めた『Strings』で、英国インディペンデント映画賞レイダンス賞を史上最年少で受賞した逸材ロブ・サヴェッジ監督による、全編Zoomで制作された史上初の“Zoomホラー”映画。友人たち同士で実際に行ったオンライン飲み会で、監督が仕掛けたいたずら動画がネット上で拡散され、映画化に至った。

 今回、解禁された約8分間の映像は、本作の撮影時に行われたリハーサルの一部で、本作で行われている「Zoom交霊会」のシーンを撮影するため、事前にスタッフ・キャストで「Zoom交霊会」を行った時の様子が収められたもの。

 映像は、スタッフ、キャストが霊媒師のサムを呼び込むところからスタート。リハーサルとあって和やかなムードで始まったものの、霊媒師が登場するとしだいに画面が不安定に。やがて完全に霊媒師が参加できなくなると、なんと今度はそれぞれの参加者の部屋で異変が…。キャストの一人のエマが「ロウソクが奇妙な動きをした」と主張。サヴェッジ監督が霊に呼びかけると今度はキャストのジェマの部屋で何か大きな物体が動いたと騒ぎ始め、ジェマは怖くて泣きだしてしまう。一同は大混乱に陥り、何とか儀式を終わらせようとする様子がとらえられている。本映像は、劇場での上映の際には本編終了後にメイキング映像として流れるとのこと。

 このリハーサルの後に撮影されたというだけに、ソーシャルディスタンスに潜む恐怖がリアルに迫る作品となっている。

 映画『ズーム/見えない参加者』1月15日より新宿ピカデリー他にて公開。
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