成田凌、トータス松本のサプライズ登壇に「今、日本で一番嫌われている男がそろった」

 

 さらにこの日は、主題歌を書き下ろしたウルフルズ・トータス松本が登壇。成田は驚きつつ「今、日本で一番嫌われている男がそろった」。若葉竜也は「僕はそれほど嫌われてない」と、3人が出演している朝ドラの役どころを引き合いに笑いをとった。

 ウルフルズによる主題歌「ゾウはネズミ色」を絶賛したキャストたち。高良も「アンサーソングにもなっていてすごくすてきだなと思いました」、本作の舞台版から出演している目次立樹も「こんなにこの作品に思いを込め、マッチする曲を作ってくれて」と感激。

 トータス松本も、劇中、主人公たちが赤フン姿でウルフルズの代表曲「それが答えだ!」のダンスを踊るシーンについて「僕も歌番組のためにすごく練習した。それを思い出して変なものがこみ上げてきましたね」と語りつつ「僕のほうが上手いですけどね」と胸を張り笑いをさそった。

 最後に成田は「見てくれた人が自分の人生を話したくなる作品。この映画が、見てくれた人のものになってくれたら」とアピール。高校時代の友人をモデルに本作を描いた松居監督は涙をこらえながら「友達みたいな映画を作りたかった。『くれなずめ』はいきなり転校してきた、友達作りが下手な人、みたいな映画。良かったら友達に(感想を)伝えてください」と語り、会場も大きな拍手に包まれた。

 この日の登壇者は成田凌、高良健吾、若葉竜也、藤原季節、目次立樹、松居大悟監督。

 映画『くれなずめ』は公開中。