『軍艦少年』主演・劇団EXILE佐藤寛太で実写化! 世界文化遺産・軍艦島でロケ

 

 ヤンキー漫画のカリスマとして人気を誇る柳内大樹による青春漫画「軍艦少年」が、劇団EXILEの佐藤寛太主演で実写映画化。物語の舞台となる軍艦島(長崎県・端島)にて、世界文化遺産に登録されて以降初となる映画撮影を行っている。

「ギャングキング」「セブン☆スター」の人気漫画家・柳内大樹による熱き青春ストーリー。軍艦島の見える街で暮らす、母を失い反目する父子が、ある事件に巻き込まれていく物語。

 気の荒い主人公・坂本海星役には『HiGH&LOW THE MOVIE』シリーズや『イタズラなKiss THE MOVIE』シリーズなどに出演し、劇団EXILEのメンバーとして注目を集める佐藤寛太。

 主人公の父・坂本玄海役には国内外の作品で活躍する加藤雅也。監督は「おっさんずラブ」「あのときキスしておけば」を手がけたYuki Saito。

 佐藤は、原作を読んで「震えました」と明かし「自分のすべてをかけて原作に恥じないようまっとうしようと思いました」と本作に挑む決意をコメント。

 また、役作りや主人公としての思いについて「けんかのシーンが多かったのでクランクイン前は体づくりをしていました。撮影が始まってからはみんなが本気で現場に食らいつきたくなる主人公でいようと考えていました」と、熱いコメントを寄せている。

 また、父役の加藤との共演について佐藤は「役としても演者としても雅也さんに本気でぶつかっていた気がします」と振り返り、そんな佐藤を加藤も「フレッシュさがあり、役を体で演じる役者」と高く評価。

 そんな親子の姿に原作者・柳内大樹も「長崎の軍艦島の撮影を見学させてもらえたのですが、その時の佐藤寛太くんの演技を見て僕の中の主人公の海星のイメージ通りすぎて驚きました(笑)。加藤雅也さんは御本人の色気&オーラに圧倒されました!」と太鼓判を押している。

 さらに、観客に向けてのメッセージとして、佐藤は「見た人の心の中に一筋、光を投げてくれる作品」、加藤は「いま人々が必要としている”思いやり”がテーマの映画です。みんなが繋ぐ“思いやり”の大切さ、そして“思いやり”で繋がる人々の絆。“思いやり”でその人の人生も周りの人の人生も変わる。そんな事を感じさせてくれる映画」と、作品をアピールしている。

 映画『軍艦少年』は12月10日より公開。

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