スケートボード金の西矢椛「めっちゃうれしい」地元の松原市から夢栄誉賞


 東京2020オリンピック大会のスケートボード女子ストリート種目で日本人最年少にして金メダルを獲得した西矢椛が27日、地元の大阪・松原市役所で行われた「夢栄誉賞」の授与式に出席した。夢栄誉賞は、スポーツや芸術等の分野において市民へ感動を与え、郷土の誇りとして深く敬愛する人物に交付する賞で、この9月に創設。西矢は初めての受賞者となった。

 松原市の澤井宏文市長は「夢栄誉賞は、名誉市民同等で、松原市で最も栄えある賞。この賞を直接西矢選手に渡せることをうれしく思います」。さらに、副賞として西矢が拠点としている松原市の「スポーツパークまつばら」の無料利用券も贈られ、西矢はにっこり。

 すでに次の大会に向けて練習を重ねている西矢。今後の目標を聞かれると、「自分らしく滑って、海外のストリートをまわり、パークを作りたい」と話した。

 授与式には、松原市議会長の池内秀仁氏、松原市観光協会エグゼクティブプロモーションアドバイザーの一木広治氏が参加。「夢栄誉賞」を命名したコピーライターの阿部広太郎氏もオンラインで参加した。