「フェザー級世界最強決定トーナメント」開催。現王者・軍司は「僕のためのトーナメント。優勝して高みを狙いたい」とV宣言【K-1福岡】

現K-1王者の軍司泰斗

 また軍司は玖村のリベンジ発言には「玖村選手とは55kgの時にしかやってない。57.5ではやったことはない。この中では57,5では初めての日本人だと思うのでやってみたいというところもある。最近の試合はどんどん強くなっていて、気持ちも強くなっていて、すごくいい選手」などと語り、決勝については「誰が上がってくるかは分からないが、僕の中では前回、延長判定までいってしまった斗麗選手と再戦してちゃんとした決着をつけたいと思っている」と斗麗をKOし前戦の鬱憤を晴らすつもりのよう。

 軍司と椿原はアマチュアからこれまで5回戦い、今回ともに勝ち上がれば決勝で実に6回目の対戦が実現することになる。会見では終始、軍司を意識したような発言を繰り返していた椿原なのだが「6回目だからとかトーナメントだから対戦したいというわけではない。(軍司は)世界最強の座とベルトを持っているチャンピオン。同時に勝って獲れたら最高だと思う。軍司選手がベルトを持っているから言っているだけ。ベルトを持っていなかったら特に思うことはない。最強になりたいので1回戦からしっかり頑張っていこうと思う」とさらり。軍司は「なんとも思わないとは思わないが、狙われる立場になっている。誰が来てもおかしくないトーナメントだと思っているので、決勝でやることになったら6回目ですが、ちゃんと決着をつけたいと思っている」と語った。

「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN」(8月11日、福岡・福岡国際センター)
〈6月14日発表のカード〉
◆K-1 WORLD GP 2022 K-1フェザー級世界最強決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R
玖村修平(日本/K-1ジム五反田チームキングス)vs ジャオスアヤイ・ソー.デッチャパン(タイ/Sor.Dechaphan Gym)

◆K-1 WORLD GP 2022 K-1フェザー級世界最強決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R
軍司泰斗(日本/K-1ジム総本部チームペガサス)vs ファク・スアレス(アルゼンチン/Picante Fight Club)

◆K-1 WORLD GP 2022 K-1フェザー級世界最強決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R
椿原龍矢(日本/月心会チーム侍)vs 斗麗(日本/WIZARDキックボクシングジム)

◆K-1 WORLD GP 2022 K-1フェザー級世界最強決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R
新美貴士(日本/名古屋JKファクトリー)vs ワン・ジュングァン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP)

◆K-1 WORLD GP 2022 K-1フェザー級世界最強決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R
寺田匠(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)vs 銀次(日本/VAINQUEUR GYM)

◆スーパーファイト/K-1クルーザー級/3分3R・延長1R
K-Jee(日本/K-1ジム福岡チームbeginning)vs 谷川聖哉(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

◆K-1スーパー・ヘビー級/3分3R・延長1R
坂本英則(日本/修実館)vs 丸山公豊(日本/宮田ジム)

◆K-1ウェルター級/3分3R・延長1R
海斗(日本/LEGEND)vs 幸輝(日本/インタージム)

◆K-1ライト級/3分3R・延長1R
篠原悠人(日本/DURGA)vs 与座優貴(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)

◆K-1バンタム級/3分3R・延長1R
石井一成(日本/ウォー・ワンチャイプロモーション)vs 藤田和希(日本/K-1ジム目黒TEAM TIGER)
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