上戸彩の“へんてこりん”エピソードは「家族にも聞いたんですけど話せないことばかり」

同展覧会グッズのチェシャ猫のぬいぐるみを抱える上戸

 

 展覧会『特別展アリス-へんてこりん、へんてこりんな世界-』のオープニングイベントが15日、会場の六本木・森アーツセンターギャラリーにて行われ、同展サポーターを務める女優・上戸彩が登壇した。

 19世紀から現代にかけて、アート、映画、音楽、ファッション、演劇、写真など様々なジャンルで表現されてきた『不思議の国のアリス』の世界とその広がりを紹介する展覧会。

『不思議の国のアリス』について上戸は「女の子ならみんな通っているんじゃないかなというくらいなじみのある作品。ウチも、アリスの仕掛け絵本が日本語・英語バージョンで会ったり、コラボTシャツを持っていたり、ハンプティダンプティのおもちゃがあったり、自然とアリスのものがあります。子どもが3歳くらいのときに買ったときブカブカだったアリスの服が今ピッタリで。自分より小さい子が遊びに来ると着せてあげたりしてますね」とアリスのグッズに親子で親しんでいると語り「アリスの仕掛け絵本は、紙が破れると仕掛けがなくなっちゃうのが親としては怖いので“大事に読んでね”と言ってます(笑)」と笑った。

 そんなアリスの世界観を表現したさまざまな作品約300点以上が集う本展を一足先に鑑賞した上戸は「時間が足りません(笑)」と苦笑しつつ、一番、見たかったというドードーの複合骨格標本や、プロジェクションマッピングを使って不思議なお茶会を表現したインスタレーションなどに大感激。

 ヴィヴィアン・ウエストウッドの衣装も「着てみたいと思いました。今日のような発表会に着たかったですね(笑)」とすっかりお気に入り。「私の学生時代は竹下通りがゴスロリファッションが流行っていて、アリスだらけでした」と懐かしそうに振り返った。

 今回、音声ガイドにも挑戦した上戸。「以前に斎藤工くんが別の展覧会の音声ガイドを務めていて、耳元で工くんの声を聞きたいなと思ったので、私もそう感じてもらえたら、と思ったんですけど、あくまで展覧会を見に来る方が主役なので、先入観を与えないようシンプルに務めたつもりです」と話しつつ、自身の音声ガイドを聞いた感想を聞かれると「自分の声に全然聞こえなくて、いい声だなと思いました(笑)」と報道陣を笑わせた。

 展覧会のサブタイトルにちなみ“へんてこりん”なところを聞かれた上戸。「(事前に)家族にも“私のへんてこりんなところって何?”って聞いたんですが、こういうところで話せるエピソードが出てこなかった」と苦笑しつつ「マッサージを受けるときに寝ちゃうと損した気分になるので、寝ないようにするんだけど寝ちゃうところ。とくにヘッドスパで頭を触られると寝ちゃう」と“へんてこりん”な一面を明かしていた。

『特別展アリス-へんてこりん、へんてこりんな世界-』は7月16日から10月10日まで森アーツセンターギャラリーにて開催。

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