元Jリーガー水内猛氏「好きなことやり続けて」スポーツ通じ子どもたちに夢届ける

タグラグビーを通してチームワークの大切さを伝えた新井氏

 タグラグビー教室では、赤、青、黄、緑の4色8チームに分かれ、タグを取り合う「鬼ごっこ」や、障害物を避けながらマーカーを回ってトライするボールリレーで大いに盛り上がる。走り方教室では「姿勢よく」「おへその位置を動かさない」「後ろにひじを伸ばさない」「手のひらに力を入れない」「マーカーの間隔に歩幅を合わせる」といった速く走るためのポイントを学んだ。

 すべての教室が終わった後、水内氏は「スポーツ体験スペシャルは今年で7回目になりますが、1回目の時に3年生だった子が(サッカーの名門)仙台育英高に入学してサッカーをすることになりました。子どもたちの月日が経つのは早いなと思ったのと同時に、この教室でサッカーやタグラグビー、走り方を習っているみんなも10年後には立派な大人になるんだなと思いました」というエピソードを披露。

「今日はいろんな競技のアドバイスをもらって楽しめたと思いますが、これからも夢を持っていろんなことに挑戦してみてください。僕は小さい頃サッカー選手になりたいなと思って、ただただサッカーを頑張っていたらサッカー選手になれました。続けることというのはものすごく大事なので、ぜひ好きなことをやり続けてください」と子どもたちにメッセージを送った。

子どもたちのフォームを一人ひとりチェックする秋本氏