ティモンディ高岸宏行が埼玉戦で初登板初先発。2回3失点のほろ苦デビュー

一球に魂を込める(撮影・蔦野裕)

第1球は134キロのストレート

 試合開始時には場内アナウンスに呼び込まれるとGOLD LUSHの作るアーチをくぐりグラウンドに向かうとダイヤモンドのラインをまたぐ際に一礼してマウンドへ。

 埼玉の1番バッターは金子。記念すべき第1球は134キロのストレートもボール。2球目はファール、3球目は外角高めに抜けてボール。そして4球目、金子の当たりはピッチャーとファーストの間に高く弾み、ファーストの葭葉が取りにいき、高岸は一塁のカバーに入るが葭葉がボールをこぼし内野安打に。

 続く2番の樋口の初球は137キロのストレートがずばりと決まりストライク。2球目をセカンドゴロに打ち取りゲッツーかと思われたがセカンドの宜保が悪送球でいきなり無死一塁二塁のピンチを迎える高岸。