DJ 松永とサーヤ、10代から刺激うけまくり! Eテレ・沼ハマでMC


DJ 松永(Creepy Nuts)とサーヤ(ラランド)がMCを務める番組『沼にハマってきいてみた』(Eテレ)が話題だ。DJ 松永もサーヤも10代の「ハマったさん」たちから刺激を受けまくりで……。

 DJ 松永とサーヤが『沼にハマってきいたみた』のMCを担当してそろそろ3カ月が経とうとしている。アニメやゲーム、音楽、スポーツ、塩やシャーペン、フライドポテトまで、さまざまな世界にハマってしまった10代の「ハマったさん」に迫る番組で、見たら最後。番組に“沼る”(夢中になる、ハマること)人が続出中。MCの2人も例外ではないようで…。

「大人になっていくと、どんどん偏っていきがちで、新しいものや価値観に謙虚になることが難しくなる。年を取るほどにそう感じます。自分も30代になり、そういうタイミングで、『沼にハマってきいたみた』のような番組のMCを任せていただけるのは、自分にとってすごいプラス。 番組に出てくれる方々から、そういうふうに考えるんだとか、それを格好いい・イケてると感じるんだとか分かって新鮮です。いろいろなジャンルの新しい人の価値観に触れられて、本当に勉強になるって感じです」(DJ 松永)

「無我夢中というか、一点突破ぐらいの勢いで行ってる子たちを見ていると、格好いいなと思います」というのは、サーヤ。自身も自分の行動範囲が同じになっているといい、「ルーティン、習慣のようになっているのに気づいて、すごく寂しくてつまんないなあ、と。最近、いろんな趣味を増やそうとしてた最中で、レザークラフトの収録の帰りにそのままお店にいってキットを買ってみたり。私は中高美術部で色々作ってたんですけど、なんかものづくりをもう一回ちゃんとやってみようかなって」


 収録では毎回もれなく刺激を受ける。

「みんな熱量がすごいんですけど……」と言いながらも、サーヤが挙げたのは、塩のハマったさん。「アパレルとか音楽じゃなくて塩って…どっから影響を受けたのって。学校もわざわざ地方に変えてまで。相当自分の中でこれ来た!っていう革命があって行動に映せてるんだと思います」

「そんな雷に打たれるぐらい好きなものが見つかるって、10 代でって」と、DJ松永も頷く。「10代って、先人たちがやってきたことをコピーしたりしながら技術やスキルを蓄える時間だと思うんです、普通は。でもそれをしながらハイレベルなことができるのが今の時代。 YouTubeを開けば最高の教材が揃ってるし、レザークラフトの子なんて誰もやってないことをやろうという意識までありましたからね」

 DJ松永とサーヤ。今や引っ張りだこの人気者の2人。番組ではいつも気の置けない仲といったふう。取材中も息の合ったやりとりで笑わせた。

「もとは1つだったんじゃないかなと思います。細胞分裂して別々の人格になっただけで。(相方の)西田よりも合うと思う」と、サーヤは真剣な表情。DJ 松永も「人として合うなって思う」とのこと。

 2人、そして10代のハマったさんたちのやりとりが見られる『沼にハマってきいてみた』は、Eテレで、毎週月曜・火曜19時30分から。NHK+で見逃し配信もある。

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