小出恵介らで舞台版「日本昔ばなし」上演 「楽しい舞台をお届けできるように走ります」

 

 発表会では、それぞれの「日本昔ばなし」エピソードも。

 小出は「小さい時にテレビでやっていて、友達と遊んだり部活から帰ってきて、疲れた時に家でついていた。なんか生活の一部、そういうイメージでした。今回見させていただいて曲を聞いたりするだけで当時の生活全てが思い出されるっていうぐらい深く根付いてるんだなと思いました」

 大倉空人は「小さい頃におじいちゃん家に行った時にビデオテープとして形に残っていて、それで見ていました」とのこと。「本当に心温まる作品で、(オープニングテーマの)龍の上に乗ってる坊やのでんでん太鼓がそれきっかけで好きになったってぐらいです。たくさん見ていたので、今回舞台に立たさせていただいてとてもうれしいです」と話した。

 肥後は「地域によって放送時間帯が違うと思うけれど……」と前置きしたうえで、「僕の場合は土曜日だった。土曜日の7時ぐらいで、その後に仲本さんが出ている『全員集合』を見るという流れでした。さっきもそこで仲本さんとしゃべったんですけど、仲本さんは(日本昔ばなしを)見てないんですよね、出てる人だから」。当の仲本はというとやはりニコニコしていた。

 他出演に、中村ゆりか、丹羽貞仁、黒田こらん、中西良太、原日出子。お笑い福の神は日替わり出演で、肥後、彦摩呂のほか、レギュラー、コロコロチキチキペッパーズ、ひょっこりはん、かなで(三時のヒロイン)が出演する。

「お子様の笑顔をテーマにしている作品ということなので、その辺も注目してほしい」と、小出。「楽しい舞台をお届けできるように走ります」と意気込んでいた。

 11月17~27日まで、東京芸術劇場シアターウエストで上演。全13ステージ。