篠原ともえが後輩にエール「自分の感覚を信じて自分らしく、自由に自信を持って」 文化服装学院の学生がソックスでプロモーションバトル


 靴下ブランド『HOTSOX』と文化服装学院の学生たちがコラボレーションした商品の販売が11月11日の靴下の日を皮切りにスタ―トするのを控えて、9日、ラフォーレ原宿で記者発表会が行われた。イベントには参加学生の代表をはじめ、同ブランドを運営するレンフロ・ジャパンの取締役日本支社長の髙橋良太氏、デザイナーでアーティストの篠原ともえが登壇した。

 レンフロ・ジャパンが取り組んでいる企画のひとつ。将来アパレル業界に進む学生たちに実体験としてビジネスを学ぶ場を提供しようという試みで、文化服装学院でデザインコンペを行って入賞作品14点を商品化、その14アイテムを11月11日を皮切りに2023年1月11日まで2カ月間、同学院のプロモーション科の学生14組がそれぞれインスタグラムのストーリー機能を活用したり購入者にステッカーを配布するなど独自に販促を企画して、販売数量を競うプロモーションバトルを開催する。

 
 篠原は発表会にゲストとして登壇。篠原はシノラーとして活躍していたころに文化服装学院のグループ校である文化女子大学短期大学部の服飾科で学んでおり、学生たちの先輩にあたる。

 篠原は「課題がたくさん出るんですけど、その課題の中でたくさん絵を書いていて、その中からだんだんとシノラーファッションが浮かび上がってきて、それが形になって。メディアというのは私にとってのファッションの舞台、ファッションショーの感覚のようで、たくさんお洋服を見ていただけるチャンスをいただけました。思い切り私の創作を受け止めていただくところがメディアの世界でした」と振り返り、「今はデザインの仕事を生業としています。25年ほどかかってデザインの仕事としっかり向き合っていくことが出来たんですけれども、そうやって私を育ててくれた想像力を受け止めてくれる場所として、学校には感謝しています」と、スピーチ。現在も恩師とは交流があり相談することもあるという。

 発表会では、学生たちを交えてのトークも。「ファッションを表現するときのインスピレーション源にしているものはあるか」という質問には、「ルーツ」とのこと。自身の祖母が着物のお針子で祖母が作った着物が自身の手元にわたってきたといい、「私も長く愛せるアイテムを作りたいなと思って、着物のように四角いパターンで作る創作をしている今に至ります」と説明。「自分の愛すべきルーツ、自分はどんな背景を持ってデザインに興味を持っているのかということをじっくり見つめてあげるとだんだん浮かび上がってくる。そして、それはずっと愛せるものだと思います。おそらく今放たれているものも何か感動したからこそだと思う。いろんなところからいただくのもいいけど、自分の中にある感動や喜びだったりみたいなものを膨らませる。アイデアソースは自分の中にもある。私も30代ぐらいになって気づいたので、それを見つめてほしいなと思います」と、話した。

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