サッカー日本代表が帰国。森保監督がサポーターや国民の「応援・共闘」に感謝【W杯】

会見には反町康治技術委員長、吉田麻也、森保一監督、田嶋幸三会長(左から)が出席

 そして「我々の活動、そして選手の活躍を通して、国民の皆さんへ夢や希望、そして日常の活力となる元気や勇気や根気をお伝えできればということを考えて活動してきた。今回の我々の戦いが国民の皆さんに喜びと活力をもたらすことができていれば本当に幸せ。選手たちは個の良さと団結力をもって、世界と戦えることを示してくれたと思うし、今回は我々だけで戦ったのではなく、チーム、サポーター、国民の皆さん、日本が一丸となって戦えば世界と戦える、どんな相手も倒していけるということを国民の皆さんと共有できれば本当にうれしい。ベテランがチームを支え、若手が躍動する。チーム一丸となって活動している姿を見せることができて、選手たちにはありがたく思っている。私がここで言いたいのは、ベテランの力はもちろん、まだまだ大切だし、引っ張ってくれたことに感謝は尽きないが、若い選手、経験のない選手でも日頃しっかりとしたことをやっていれば、できるんだということを勇気を持って、自信を持ってプレーしてくれたことが日本の若者により伝わっていくとうれしいなと思う。日本の若い人たちも素晴らしい力と可能性を持っていると思うので、我々日本代表の選手の姿を見ていただいて“俺たちもできる”と自分たちの可能性を信じて、そして自信を持って、また成長していってもらえたらうれしいと思っている」などと今大会を通じて伝えたかったメッセージを言葉にした。

 また「我々は目標とするベスト16の壁を破ることはできなかった。新しい景色は見ることはできなかったが、選手たちが新しい時代を見せてくれたと思っている。しかしまだまだ新しい時代の入り口にしか過ぎないと思っている。これから我々が世界で勝っていくためにも国民の皆さんの後押し、そして共闘が力になる。これからもが一緒に我々と戦っていき、世界の壁を乗り越えて、みんなで喜べるようにやっていければと思っています。応援ありがとうございました。そして、これからも日本のサッカーは日本の社会に貢献できるように精いっぱい頑張っていきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします」と今後のさらなる後押しを願った。