綾瀬はるか「髪も切り新しい挑戦にワクワク」行定勲監督のアクション大作でダークヒロイン

撮影・須山杏

 映画『リボルバー・リリー』のお披露目会見が28日、都内にて行われ、主演・綾瀬はるから豪華キャストと行定勲監督らが登壇。綾瀬がダークヒロイン役を振り返った。

 長浦京の同名小説を綾瀬はるかを主演に迎え行定勲監督が映画化。1924年の帝都東京を舞台にダークヒロインの戦いを描く。

 冒頭、紀伊宗之プロデューサーは「韓国映画に押され気味の日本映画で世界に出て行けるように企画したつもり」と意気込みを語り、原作者・長浦京も「こんな日本映画が見たい、読む映画を作ろうと思って書き上げた小説だった。(撮影現場を見学し)当時の匂いまで漂ってくるようなリアルなセットだった。お金かかってるな、と(笑)」と期待をあらわに。

 続いて行定勲監督も「お金をかけた映画はプレッシャーも大変(笑)」と超大作のメガホンを握った重圧に苦笑しつつ、1924年が舞台の物語に「実際に世の中に戦争が起きている中、銃を向け合い傷つけあうということがどういうことなのか、撮影が始まってから実際に戦争が起きてしまい、葛藤と緊張の中、撮影していました」。

 行定監督は「僕は日常の思いを丁寧に撮ってきた作品が多い」と振り返りつつ「多数決ではないエッジの効いた映画になれば」とアクション超大作を撮り終えた手ごたえを語った。

 この日は、華やかなファッション文化が花開いた時代にちなみ、ランウェイ形式で豪華キャスト陣をお披露目。

 ランウェイを歩き終えた綾瀬は「ちょっと慣れない形で登場しましたが…」と照れつつ「アクションシーンがたくさん描かれていたので、体作りが大変だなと思いましたが(笑)。この作品をきっかけに髪も切ったりして、新たな挑戦にわくわくしました」と目を輝かせた。

 続いて登場した豪華キャストたちも、特別演出のお披露目や破格の超大作に大興奮。長谷川博己は「綾瀬さんと2年続けての共演も良かったですし、行定監督と初めてご一緒させていただいて。行定監督のアクション映画に期待してます」。

 本作が映画初出演という羽村仁成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)も「すごくかっこいい映画になっていると思います」と胸を張り、シシド・カフカは「ドラムスティックの代わりにウィンチェスターを振り回している姿も楽しみにしていただけたら」。

 初ランウェイに緊張したという古川琴音は「最初に台本を頂いたときアクションシーンの規模の大きさにわくわくが止まらなかった」、清水尋也は「綾瀬さんと対決させていただくということで。大先輩の綾瀬さんと真正面からぶつかり勉強させていただいた」。

 ジェシー(SixTONES)が「リボルバー・ジェシーです」と言うと、続く豊川悦司も「リボルバー悦司です」と笑いをさそい「これは東映さんならではの映画になるのでは。その一端に、リボルバー悦司として関われたことうれしく思ってます」。

 最後に綾瀬は「この素晴らしいキャストの皆さんと行定監督がどのように作品を完成させてくれるのか私自身、楽しみです」と完成に向け期待を寄せていた。

 この日の登壇者は綾瀬はるか、長谷川博己、羽村仁成(Go!Go!kids/ジャニーズJr.)、シシド・カフカ、古川琴音、清水尋也、ジェシー(SixTONES)、豊川悦司、行定勲(監督)、長浦京(原作)、紀伊宗之(企画・プロデュース)。

 映画『リボルバー・リリー』は8月11日より公開。

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