鈴⽊敏夫プロデューサー「皆さんがジブリを忘れずにいたのは⾦曜ロードショーのおかげ」

©Studio Ghibli

「⾦曜ロードショーとジブリ展」開会セレモニー&プレス内覧会が28日、都内にて行われ、スタジオジブリの鈴⽊敏夫プロデューサーらが登壇。鈴木プロデューサーがジブリと金曜ロードショーのつながりを振り返った。

 ⽇本テレビ系の映画番組「⾦曜ロードショー」の歩みを辿りながら、スタジオジブリ作品の魅⼒を紹介する展覧会。⾦曜ロードショーでは1986年に『風の谷のナウシカ』を放映して以来、これまで200回以上にわたってスタジオジブリ作品を放送している。

 鈴木プロデューサーは、ジブリ作品を金曜ロードショーで放送することになった背景を振り返りながら「これまで『鈴木敏夫とジブリ展』などもやってきましたが主にジブリが主催で、今回は日本テレビさんが主催。何が違うかと言うと、どちらかというとジブリ主催でやってきたものは美術展という面があったが、今回はエンターテインメントに徹している。やる人がいるとこうも違うのかなと感じている」と、展覧会に大きな期待を寄せている様子。

 金曜ロードショーとジブリ作品の関係についても「しばらく作品を外に出していなかった時期もあったが、それでも皆さんがジブリを忘れなかったのは金曜ロードショーのおかげ。一時期、若い人と話すと“映画館で見てないんですけど…”“テレビで見たんですけど…”と言われまくった(笑)。それがたぶんヒントになった」と、本展のタイトルはもともと鈴木プロデューサーの案であることも明かした。

 この日は7月14日公開の宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』についても報道陣から質問が飛んだ。

 同作ではほとんど宣伝活動を行っていないことについて鈴木氏は「いろいろ宣伝をやってきたけど、僕が出すぎちゃっているのではと思っていたんです。一切宣伝がなかったらどうなっていただろう、これだけの情報の時代、逆にエンターテインメントになるのではと思い、うまく行くかどうかは分からないですけど信じてやっているところ」と説明。

 宮崎監督の様子を聞かれると「元気です」と言いつつ「宣伝なくて大丈夫かなあ、って。本当に言ってます(笑)」と明かし笑いをさそっていた。

 この日は⽇本テレビ放送網株式会社代表の杉⼭美邦⽒、KDDI株式会社 執⾏役員常務の⽵澤浩⽒も登壇した。

「⾦曜ロードショーとジブリ展」は6⽉29⽇から9⽉24⽇まで、東京・天王洲の寺⽥倉庫 B&C HALL/E HALLで開催。チケットは日時指定予約制。詳細は公式サイトを参照。

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