1975年のドラマ「俺たちの旅」のDVD化に主演の中村雅俊「今に通じるものが絶対にある」

　中村と田中は当時、撮影後にも一緒によく飲みに行き、朝まで飲んでそのまま現場にということも多くあったようで「よく遅刻していた」と口をそろえた。また当時の撮影現場について中村が「スタッフとキャストが特殊な関係というか特殊な世界を作っていて、本当に仲良く、チームワークも良く、楽しい時間を過ごしながら撮影を進めていたという感じ」と振り返ると田中は「あんな作品はあれ以来ない」としみじみ。こんな2人について岡田は「先ほど久しぶりにお二人にお会いしたんですが、当時のイメージがそのまま残っているし、全然お変わりがない。いつお会いしても照れくさいような緊張したりするんですが、本当に素敵なお兄さん」と語った。

　また岡田は中村とのデートのシーンがあったのだが「多分、私の回を特別に作っていただいた『少女はせつなく恋を知るのです』という22話ですね。あの回は大好きなんです。私は以前、歌を歌っていたことがありまして、その曲に合わせてドラマを作っていただいたりしていたので、本当に思い出深い回。遊園地に行ったりローラースケートをしたりと中村さんに恋をする話だった。カースケのことは最初のころはちょっとエッチなお兄ちゃんの友達くらいにしか思っていなかったんですが、だんだんカースケの温かさに感じるものがあって、好きになって恋をするようになったと思うんですが楽しかったですね」と語った。