蒼井優「お友達のケンカを止めた」娘の成長に感動「アンパンマンから学ぶことたくさん」

映画『それいけ!アンパンマン チャポンのヒーロー!』(6月27日公開)のイベントが20日、横浜アンパンマンこどもミュージアムにて行われ、声優の戸田恵子やゲスト声優の蒼井優らが登壇。蒼井が愛娘に感じた成長エピソードを語った。
1988年のTV放送から世代を超えて愛され続ける、やなせたかし原作のアニメシリーズ劇場版最新作。
この日の会場は横浜アンパンマンこどもミュージアム。蒼井も、お笑い芸人の夫・山里亮太との間に生まれた娘と一緒に同館に来たことがあると言い「私の手作りのコキンちゃんの帽子を娘に被らせて来て。ショップでアンパンマンのキーホルダーを作って、じいじとばあばにあげたら宝物にしてくれました」。
本作では、アンパンマンに憧れて、兄のように慕う男の子・チャポンの声を演じた蒼井。
「娘が本当にアンパンマンが大好きなので、この映画を楽しんでもらえるように、娘に絶対にバレないよう声を変えることを意識をしました。アレ、お母さん?ってなったらかわいそうなので頑張りました(笑)」と照れ笑い。
そんな蒼井に、アンパンマン役の戸田も「優ちゃんが本当に素晴らしい。言わなきゃ(蒼井の声だと)分からない。言っても分からない。娘さんのために努力したと言ってましたけど、まったく分からない」と役になりきった蒼井を大絶賛。
過去には実写映画で共演したこともあるという2人。戸田は「優ちゃんが母になるなんてみじんも思わないころ。いつの間にかママになっててびっくり」と感慨深げ。
アンパンマンにまつわるエピソードを聞かれた蒼井も「最近、娘がケンカをしているお友達を止めるのに、アンパンマンがばいきんまんを止めるとき“やめるんだ!”って言うんですけど、“やめるんだ!”は恥ずかしいから“やめよう!”という練習を家でいつもしていて(笑)」と明かし「この間、お友達が兄弟げんかを始めたときに勇気を振り絞って“やめよう!”と。アンパンマンから学べることがたくさんあるんだなと思いました」と母の表情。
最後に「ヒーローになるには?」というアドバイスを求められると会場の子どもたちに「今、みんなが元気に生きていること、心臓を動かしていることが、お父さんお母さんにとってヒーロー。のびのび遊んでください」と呼びかけていた。
この日の登壇者は戸田恵子、ドリーミング、蒼井優、パンサー(向井慧・尾形貴弘・菅良太郎)。