ウェブの罠「ダークパターン」のさまざまなケースにノブコブ吉村もびっくり。「疎くて分からない。クッキーっていいやつ? 悪いやつ?」

3人でトークセッション

 よく見かける「クッキーバナー」におけるクイズでは、吉村は「僕なんてネットとかに疎いですからクッキーって出た瞬間、もう嫌だからもうそこから先に行かなかったりとか。クッキー自体が怖いと思っちゃってるタイプなんですよね。クッキーって何かが分からないから、クッキーっていいやつなんですか? 悪いやつなんですか?」と入り口からお手上げ状態。

 ダークパターン対策協会の石村卓也事務局長が「企業側は情報をどんどん集めてユーザーの趣味思考、興味関心に応じたオンライン広告を出すといった形で使われる。どういった情報がどのように利用されているのかというのは説明をされないまま、インターネットで自分の行動が追跡されているという形になるので プライバシー上、非常に問題があるということで近年懸念が広がっている。個人情報の詐取の入り口でも使われる可能性がある。企業というか悪質な事業者というか犯罪者が、狙った層の年代だったりとか収入だったりとか、一人暮らしだったりとか家族構成、そういったものをターゲットにしたリストを作ることができる。それが犯罪に活用されたりする」などとクッキーの特性とクッキーバナーのさまざまな怪しいケースを説明。

 これに吉村は「これやばいじゃないですか。高齢の一人暮らしとかっていう情報も抜き取られる可能性もある? 最悪この時間は家にいないかもしれないという情報も? クッキーの使い方次第というか、何でもかんでもOKとかしちゃったらやばいかもしれないよってことなんだ」と神妙な表情。