劇団☆新感線が松本→大阪→東京で45周年公演。長時間の芝居に古田新太が「新橋演舞場までに30分短くしようと思っている」

これに古田は「もう稽古が始まっているんですが、劇中劇が多すぎて、一体これは今、誰がされているのか、役名が変わったりするのでいろいろと分からないなと、いまだにまだ役をつかみかねているんですけれども。とりあえず今回は松本で幕が開けて、松本から新橋演舞場まで3カ月か4カ月だと思うので、その間に何とか30分短くしようと思っています」と笑いを誘った。
高田は「皆さんいい感じにお年を召されて。私も含めて皆さん髪も白くなってきて、それもまたいい味わいだなと思っております」、橋本さとし「気持ちは当時の20歳代くらいの気持ちなんですけど、 脳みそと体は年相応なんで、前よりも漢字が読めなくなっている。携帯電話の普及のせいか、人の名前も全然覚えられない」などとそれぞれ劇団の長い歴史を感じさせるコメント。
また橋本じゅんも「やっぱりちょっと長いですかね。前の作品の『紅鬼物語』を見に行った時に、客席の皆さんも我々と同様、お年を召されているのがありありとうかがえた。やっぱり坐骨神経痛とかいろいろあると思う。これはぶっちゃけた話ですが。皆さん“休憩できない。ずっとトイレに並んでいてその間に休憩時間が終わっちゃう”と。そういうのも含めて、あとスタッフさんが広い稽古場でみんな壁に張り付いた影のようにしているんですけど、この前の芝居が終わってからの間隔がなさすぎて、皆さん働きながら回復を狙ってるんです。みんなにいいのは、やっぱり芝居が短くなること。そしてぎゅっと面白くなることなんじゃないかなって」と出演者ばかりではなく年齢が上がっている古くからの観客の健康にも配慮。