高校ダンス部日本一決まる 大阪・帝塚山学院が“同点”で樟蔭を制し劇的優勝

準優勝に輝いた大阪府・樟蔭高等学校(撮影・蔦野裕)

 母の愛に包まれた命が花開いてゆく姿を美しくも壮大なスケール感で表現した、帝塚山学院の作品『親愛(ディア マム)』に、Finalステージ審査委員長のKENZO(DA PUMP)は「高校生ダンス大会の最高峰のレベルだったのではないかと思いました。最高でした!」。

 ゲストの八木仁愛(僕が見たかった青空)も「こういう表現ができたのは皆さんの努力はもちろん、支えてくれた方の愛も影響したんだなと温かい気持ちになりました」。NAOTO(EXILE/三代目 J Soul BROTHERS)は「すごいドラマを感じました。接戦を制した確かな技術力と磨かれた表現力と、その努力を感じさせない華やかさと美しさ。チャンピオンにふさわしいパフォーマンスでした」。強豪・登美丘高校出身の女優・伊原六花も「動いているときはもちろん立ち姿や止まっているときも美しい。どれだけの練習を重ねてきたのかとグッときました」と感動の面持ち。

 3位は、グレーのシンプルな衣装ながら、確かな技術力と表現力で審査員をうならせた目黒日本大学高等学校(作品『解声(リリース)』)。

 他、配信視聴者が選ぶオーディエンス賞に山梨県の日本大学明誠高等学校(作品『解放(かいほう)』)、ベストストーリーテリング賞に埼玉県の細田学園高等学校(作品『星瞬(せいしゅん)』)、オリジナルシューズ製作などが贈られるChiyoda賞に大阪府立登美丘高等学校(作品『㒯湧(はなになって)』)など、多彩な賞が授与。

 さらに今年新設された、世代や性別を超えてダンスで世の中を元気にする魅力を持った高校に贈られる『DJ KOO賞』を東京都立葛飾野高等学校(作品『燦忍(コウサイニンジャタイ)』)が受賞(ブルダック賞とW受賞)。イベントステージでは高校生たちとDJタイムで盛り上がったDJ KOO。同賞で「学校に訪問してワークショップを行います」と宣言し選手たちを喜ばせていた。

 大会の様子は、各地域にてテレビ放送されるほかTVerで見逃し配信される。