中島健人「祖父が昔、役者をやっていた」日本映画の魅力を語る「海外の映画監督からもよく尊敬の声を聞く」
「第39回東京国際映画祭」のラインアップ発表記者会見が10月1日、都内にて行われ、フェスティバル・ナビゲーターを務める中島健人が意気込みと映画愛を語った。
1985年の第1回開催以降、アジア最大級の国際映画祭として毎年秋に東京から世界へ映画の魅力を届ける映画の祭典。
昨年、第38回東京国際映画祭では「ウーマン・イン・モーション」プログラムに参加した中島。東京国際映画祭は「東京と世界が映画を通じてつながる場所だと僕は思っています」と昨年、参加した印象を振り返った。
もともと映画好きで知られる中島。今年のフェスティバル・ナビゲーターに「最初は僕でいいのかな、と。すごく映画好きなんですけど、こんなギラギラなアイドルでいいのかな、と(笑)。僕も何度かアメリカのアカデミー賞のレッドカーペットに行かせていただいたり、海外の映画人とお話させていただいた中で、日本映画の魅力に改めて気づかされることも多かった」と語り「僕にとって映画は、人生を拡張してくれるもの」と映画愛をあふれさせた。
質疑応答ではコンペティション部門に出品する山本英監督(『過怠』)、池田暁監督(『妖怪、化物をひろう』)、三島有紀子監督(『男ともだち』)とともに登壇した中島。
日本映画の強みや魅力について聞かれると中島は「巨匠たちを前に恐縮ですが…。実は祖父が昔、役者をやっていた時期があって。『風の又三郎』(1940年)という作品に出たことがありまして…。友達の集団の1人の役なんですけど」と明かし「お爺ちゃん、見てるかい(笑)」。
祖父の出演作を見て、繊細に人物を掘り下げていく描写に日本映画の強みを感じると言い「海外の映画監督とのお話の中でも、日本映画の監督をとても尊敬しているという話を伺うことが多いんです」。
多種多様な作品が集う中から、見る作品をどう選ぶかを聞かれると中島は「けっこうラブストーリーを見ますね。ときめいていたい、というか。学生時代、普通の青春を過ごしていないので…」と、人生の疑似体験ができる映画の魅力を改めて語り、映画祭では「たくさん愛の映画を探す旅に出たいと思います」と笑いを誘っていた。
第39回東京国際映画祭は10月26日から11月4日まで、『TIFFCOM 2026』は10月28日から30日まで、日比谷エリアを中心に開催。オープニング作品には『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』(監督:瀬々敬久、出演:岡田准一、松坂桃李、仲野太賀ほか)、センターピースには『ゴジラ-0.0』(監督・脚本・VFX:山崎 貴 出演:神木隆之介、浜辺美波 ほか)、クロージング作品には『新感染』のヨン・サンホ監督最新作『コロニー/群体』など、注目作品がそろう。


