橋本愛「これからも細々と続けていきます」自身の特集上映に感激「生きているうちにあった(笑)」

 

 俳優の橋本愛が10月4日、千代田区・シネマリスにて開催中の「橋本愛 特集」で上映された映画『PARKS パークス』の舞台挨拶に登壇。監督業への夢を語った。

『桐島、部活やめるってよ』『リトル・フォレスト 夏・秋』『早乙女カナコの場合は』など、橋本愛出演作の特集上映企画。

 この日は、『PARKS』主演の橋本愛と瀬田なつき監督が登壇。鑑賞後の観客から盛大な拍手を送られ笑顔の橋本。

 オープン前のシネマリスを取材で訪れたことがある橋本は、完成した映画館を見て「“映画館になってる!”って(笑)」と感慨深げ。「コンクリートの一室での撮影でしたが、できる前の映画館にお伺いしたのは初めてでしたし、でき上がった後に特集上映という形で再会する機会をいただけて、本当に感無量です」と喜びを語った。

 『PARKS パークス』は2017年公開。橋本は「私がまだ大学生の年齢だったらしい…」と言うと、瀬田監督が「(共演の)永野芽郁さんはまだ、高校生でした(笑)」。すると橋本は「ヤバい、怖っ(笑)。体感5年前ぐらいなんですけど、もう8年以上前なんだって。気持ちは成長してないんですけど(笑)」と苦笑。

 本作で橋本が演じた吉永純は、音楽をめぐって悩みながら生きる大学生。瀬田監督が、橋本をキャスティングした経緯について、ミニシアターで橋本を見かけたという情報がきっかけだったと説明。「ほかの出演作を見ても、モヤモヤっとした感じとどこか芯がある役に合うんじゃないか」とオファー理由を明かすと、橋本は「吉祥寺バウスシアターの爆音上映に行っていたんです。“行っておいてよかった”って思いました(笑)」。

 本作では歌唱にも挑戦。橋本はオーディション時を振り返り、橋本は「確か、この映画とは全然違うテイストの椎名林檎さんの『歌舞伎町の女王』を歌いましたよね(笑)」と明かし「“絶対違うだろ”と思いながら『歌舞伎町の女王』を提出したのをすごく覚えていて(笑)。今ならもうちょっと選曲するんだけど…(笑)。選曲ミスってるけど拾ってくれたので、ありがとうございます」と苦笑い。瀬田監督も「上手いけど“そうか…”と思いましたね」と当時を懐かしんだ。

 役作りのギター練習や自転車シーンなど、撮影当時を懐かしそうに振り返った橋本。今後の活動について聞かれると「今、言えるものはないんですけど、きっと来年に公開するであろう映画があったり…」と明かし、さらに「これはただの空想なんですけど、ずっと“自分も映画を撮りたい”とは思っていて」と映画監督への思いを吐露。「ずっといろんなプロの映画監督を見てきて生半可な気持ちじゃ作れないから、“私は何を撮りたいんだろう”と5年くらい考えているんですけど…。最近“これかも”っていうのが徐々に私の中だけで見え始めてきたので…8年後くらいに(笑)」と監督業にも意欲。

 自身の特集上映に「実は、地味に夢だったんですよ」と明かした橋本。「私もミニシアターで特集上映とかを見ていたので、私も死んだ後とか100年後に“橋本愛(特集)”ってなったら御の字だなと思ってやってきていたので、“生きているうちにあった”みたいな(笑)」と感激し、「生きているうちに見に来てくださる皆さんと面と向かって目を合わせることができて本当に幸せだなと思います。これからも細々と頑張って続けていきますので、また皆さんにお会いできるのを心から楽しみにしています。今日は本当にありがとうございました」と感謝していた。

「橋本愛 特集」は10月15日までシネマリスにて開催中。