7人の千尋役が決定!舞台『千と千尋の神隠し』ワールドツアー 橋本環奈と上白石萌音も初演から続投
舞台『千と千尋の神隠し』ワールドツアー2026-2028で、主人公・千尋を演じる俳優7名が発表された。世界初演から同役を演じる橋本環奈と上白石萌音をはじめ、新たに井上和(乃木坂46)、豊嶋花、平澤宏々路らが名を連ねる。
宮﨑駿監督の不朽の名作『千と千尋の神隠し』を舞台化。2022年に世界的演出家ジョン・ケアードの翻案・演出で世界初演。2024年のロンドン公演をはじめとする海外公演も大反響を呼んだ。
2026年12月から2028年にかけて、国内に加えカナダ、アメリカ、ロンドンを巡る壮大なワールドツアーに挑む主人公・千尋を演じるのは、2022年の初演から続投の橋本環奈と上白石萌音、2024年帝劇再演から橋本・上白石とともに日英同時公演を果たした福地桃子、アンダースタディとして千尋役を演じてきた森莉那、そして新たに井上和(乃木坂46)、豊嶋花、平澤宏々路が加わる。
キャスト7名からも意気込みあふれるコメントが届いた。橋本はこれまでの海外公演も振り返り「その経験を力にしながら、今回は新たな気持ちで、今の私だからこそ演じられる千尋を表現したいと思っています」。上白石は「この作品に触れるたびに、千尋くらいの頃の童心にふと返ったような気になります。同時に、歳を重ねれば重ねるほど心により深く響く作品でもあり、これが、スタジオジブリ作品が世界中で愛され続ける理由の一つなのではないかと思います」。福地も「2024年のロンドン公演から海外での公演が始まり、上海や韓国など、世界へと広がっていく作品の姿を近くで感じてきました」と、海外公演で反響を目の当たりにした3人ならではのコメント。
森はアンダースタディとして積んだ経験を振り返りつつ、これまでの千尋役キャストとの絆を語り「アンサンブル、スウィング、アンダースタディとさまざまな角度から作品に参加してきたキャストとして、舞台上で“千尋が生きている”と信じていただけるような千尋をしっかり作っていきたいです」。
新たに千尋役に挑む井上は、本作で初めて挑んだ舞台のオーディションを振り返りつつ「演出のジョン・ケアードさんとの会話の6、7割は乃木坂46での活動についてお話しさせていただいたような記憶です。“歌って踊ることが大好きなんです”と言ったら、ジョンさんに「じゃあ歌って踊ってみてください」と言われ、その場で『Same numbers』という楽曲を歌唱させていただきました」と明かし「言葉という壁を飛び越えて伝わるこの作品の魅力を、できるだけたくさんの人に日本語で届けられるように、頑張らなければいけないと思っています」。
豊嶋は、人生初舞台となる本作への思いを語りつつ「私は銭婆の“一度あった事は忘れないものさ、思い出せないだけで”というセリフがすごく好きです。今まで経験してきたことは、いいことも悪いことも、すべて胸の中にしまってあって、それは思い出せなくても、明日を生きる希望になっているということが、幼少期の頃から自分に言われてるような感覚がありました」と作品への思いとともに意気込み。平澤は「幼い頃に映画を見た時は、あの不思議な世界観に圧倒されてしまって、祠とか石像がちょっと怖く感じたのを今でも覚えています」と振り返りつつ「多くの方が作り上げている世界がすでにあるので、学べることをたくさんスポンジのように吸収して、とにかく全力で食らいついていきたいなと思います。その過程で自分の中の千尋を見つけて構築していきたいと思います」と、それぞれ熱い思いが伝わるコメントを寄せた。
2026年12月から2028年にかけて行う2026-2028ワールドツアーでは、今年12月から2027年1月に上演する台北・国家義劇院を皮切りに、2027年3月から7名が全員出演し3カ月のロングラン上演を行う東京・明治座公演に続き、愛知、大阪、福岡、札幌と国内主要都市を巡回するツアーを開催。そして5~8月にカナダ・トロントのプリンセス・オブ・ウェールズシアターで、9~10月にはアメリカ・ロサンゼルスのアーマンソン・シアターでの初上演。さらに2028年3~7月には、2024年以来4年ぶりとなるロンドン・ウェストエンドのロンドン・コロシアムの長期公演を行う。
また、今回のロサンゼルス公演は、東宝演劇作品としては『スカーレット』(1973年)以来、実に54年ぶりとなるアメリカでの上演。さらにツアー中、2026年12月に開幕する台北・国家戯劇院公演中には、通算上演回数500回を超え、総観客動員100万名を突破する見込み。


