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キスマイ藤ヶ谷「一生に一度の選択」で買った腕時計を披露

2024.09.11 Vol.web original

 映画『傲慢と善良』のジャパンプレミアが11日、都内にて行われ、W主演の藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)、奈緒らキャスト陣と萩原健太郎監督、原作の辻村深月が登壇。藤ヶ谷の作品への思い入れに辻村氏が感激した。

 20代、30代を中心に絶大な支持を得、2023年には“最も売れた小説”となった辻村深月による同名小説を映画化。

 登場時には、藤ヶ谷太輔が奈緒にサプライズで白いバラの花束をプレゼントし、奈緒の手をとってエスコート。白と黒の2人の衣装に司会からも「ウエディングのよう」。

 喜びつつ驚きを隠せない奈緒に「だってサプライズだもん(笑)」とサプライズ成功にご満悦の藤ケ谷だったが、スタッフが奈緒の花束を受け取り下がろうとすると、持っていかれるのが惜しかったのか「知らない人が持ってっちゃう」とオロオロ、会場も大笑い。

「人生で一番好きな小説」と映画化を熱望していたという藤ケ谷。萩原監督やキャストたちと「一緒にずっと話し合いながら作っていた」と作品への熱い思いを吐露。

 さらに映画にちなみ「一生に一度の選択をした経験」を聞かれると「劇中で(藤ヶ谷が演じた)架が着けていた時計があるんですけど、自分で買いました。今日も身に着けてるんです」と腕時計を見せ「役のものを自分で買ったのは初めて」。

 そんな藤ヶ谷の思い入れに原作の辻村氏も「すごくうれしいです。書いてよかった」。原作者からの言葉に、藤ヶ谷は「“書いてよかった”なんてすごくない!?」と奈緒と顔を見合わせて大感激。最後には「自分にとっての代表作になったらと思っています」と熱い思いを語っていた。

 この日の登壇者は藤ヶ谷太輔、奈緒、倉悠貴、桜庭ななみ、萩原健太郎監督、辻村深月。

吉岡里帆、2歳で人生の転機を迎えた瞬間の写真公開「鮮明に覚えている」

2024.09.11 Vol.web original

 

 映画『トランスフォーマー/ONE』(9月20日公開)のイベントが11日、都内にて行われ、日本語吹き替え版声優を務める吉岡里帆、木村昴、木村良平が登壇。吉岡が俳優の道に進むターニングポイントを迎えた体験を写真とともに振り返った。

“トランスフォーマー”の起源に迫るシリーズ最新作。サイバトロン星を舞台に“変形能力”が備わっていない頃のオプティマスプライムとメガトロンの若き姿が描かれるリアルCGムービー。

 女性指揮官エリータ-1役で洋画吹き替えに初挑戦した吉岡里帆。「アニメの声優はさせていただいたことはあるんですけど吹き替えは初で。お話を頂いたときはうれしさで震えました」と笑顔。

 そんな吉岡を、2人も絶賛。バンブルビー役でおなじみの木村良平が「吉岡さんは“顔出し”の方というイメージだったのでどうこられるのかなと思っていたら、めちゃくちゃ上手。本当に“吹き替え感”のある芝居だった」と言えば、若かりしメガトロン役の木村昴も「スタッフの方からも、本当にすごいから期待して、と聞いていました。見事でした」。

 オファーを受けてから“吹き替え作品漬け”になって勉強したと言う吉岡。人気声優からの言葉に「そんなことを言ってもらったら家に帰って泣きます(笑)」。

 トークでは、若きトランスフォーマーたちが大きなターニングポイントを迎える物語にちなみ、それぞれのターニングポイントの瞬間を写真付きで紹介。

 幼いころに祖父と一緒に馬にエサをあげている写真を公開した吉岡は「かなり“ターニング”している最中です」と、京都・太秦の東映撮影所での写真だと明かし「私がこの業界に入るきっかけをくれたのが東映撮影所だったんです。これは初めてお祖父ちゃんと撮影所に来たとき。映画の世界に踏み込ませていただいて、ターニングしている瞬間ですね」。

「映画村に初めて行ったときのことはすごい覚えていて。家が近かったんですけど、日常のそばにこんな夢のような世界があったのか、と」と感動を振り返る吉岡。このとき2~3歳だったと明かすと、木村昴は「ターニングポイント迎えるの早っ」とびっくり。

 この日は、各キャラクターのスタチューも登場し3人とも夢中で鑑賞。吉岡は「このメガトロンの悲哀の表情。悪役になってからは見られない顔ですね。完全に分かっている方が作られている」と感嘆していた。

菅田将暉、緊張で「親指の皮をピーラーでむいて、奥歯が割れ、ヒゲを片っぽ剃り落した」

2024.09.10 Vol.web original

 

 映画『Cloud クラウド』(9月27日公開)のジャパンプレミアが10日、都内にて行われ、主演の菅⽥将暉ら豪華キャストと⿊沢清監督が登壇。菅田が初参加の黒沢組への「緊張」を振り返った。

“誰もが標的になりうる”⽇常と隣り合わせの恐怖を描いたサスペンス・スリラー。

 初参加の黒沢組を「楽しく貴重な体験だった」と振り返ったキャストたち。

 第97回米国アカデミー賞・国際長編映画賞の日本代表作品に決定した本作。黒沢監督も「映画祭ってけっこう途中で出ていく人が多いんですけど、ヴェネツィアでもトロントでも誰も出て行かなかった」と海外国際映画祭での手ごたえを語り、主演・菅田をはじめキャストたちも「貴重な体験だった」「毎日が楽しかった」と充実の撮影現場を振り返った。

 そのうち、初参加組の最年少という奥平⼤兼は「ある重要シーンで緊張しすぎて心臓がバクバクいっていて。後から録音部さんにバクバクだったねと言われました」と明かし「そのシーンの撮影の前日に、監督から“菅田さんを超えてほしい”と言われて」と緊張の理由を明かして苦笑。

 一方の菅田も「緊張」が起こした事件を告白。「この映画の撮影前日に、サツマイモの皮をピーラーで向いていたら親指をガッとやっちゃって。けっこう肉ごといっちゃって。明日インなのにどうしよう、と思って。落ち着こうと思ったら、今度は飯食いながら奥歯が割れて。長時間、けっこう力が入っていたんでしょうね。歯医者行って…明日インなのに。で、現場中には1回、ヒゲ落としちゃったり。アジャスターをつけ忘れてジョリって…。緊張してたんだな、と」と明かし一同もビックリ。

 すると奥平が「良かったです、仲間がいて」と安どの表情を見せ、会場の笑いをさそっていた。

 この日の登壇者は菅⽥将暉、古川琴⾳、奥平⼤兼、岡⼭天⾳、荒川良々、窪⽥正孝、⿊沢清監督。

窪⽥正孝、針治療で「スピリチュアル認定された」SNS騒動を語る「人って怖い」

2024.09.10 Vol.web original

 

 映画『Cloudクラウド』(9月27日公開)のジャパンプレミアが10日、都内にて行われ、主演の菅⽥将暉ら豪華キャストと⿊沢清監督が登壇。窪⽥正孝がSNSで「スピリチュアル系にハマった」と噂されたことに「人って怖い」と苦笑した。

“誰もが標的になりうる”⽇常と隣り合わせの恐怖を描いたサスペンス・スリラー。

 初参加の黒沢組を「楽しく貴重な体験だった」と振り返ったキャストたち。菅⽥将暉演じる主人公が“人間の怖さ”に翻弄されていく物語にちなみ「気が付いたら標的になっていた」エピソードを聞かれた一同。

 さまざまなエピソードが語られる中、最も会場をざわつかせたのが窪田が出した「スピ認定」というフリップ。「知ってる人います? スピリチュアル認定の略なんですけど。先日、針治療をしたんです。その画像を上げただけで、アイツはスピリチュアルな世界に行ってしまった、もう戻ってこない、みたいな。けっこうニュースでバズッたらしいんです。あいつはオカルトのやべえやつだ、みたいになったと。この作品のように気づいたら標的になっていたんです」と明かし、菅田も「怖い怖い」。

「SNS怖いですね」と嘆息した窪田に、荒川良々が「どこにどんな針?」と興味津々。窪田が「けっこう何百本も打つんです」と説明すると菅田が「写真のインパクトなんじゃない」と言い、窪田も「僕的には普通の写真なんですけど…3枚目の写真がインスタの規制にかかっちゃった」。

 驚く会場に、菅田も「それがまた怖さを増幅させたのかも…」。窪田は「気づいたら標的にされてました。人って怖い」と苦笑していた。

ハンバート ハンバート佐藤良成、フランス・カンヌ映画祭の“グダグダ運営”に驚き「警察が運転手さんを連れてった」

2024.09.07 Vol.web original

 

 映画『ぼくのお⽇さま』(9月13日公開)の先行上映舞台挨拶が7日、都内にて行われ、俳優の越⼭敬達、中⻄希亜良、池松壮亮、主題歌を手がけたハンバート ハンバート(佐野遊穂と佐藤良成)と奥⼭⼤史監督が登壇。キャスト、監督とともにレッドカーペットに参加した佐藤が、映画祭の裏話を披露した。

 第77回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「ある視点」部⾨ 正式出品作。吃⾳のあるホッケーが苦⼿な少年、選⼿の夢を諦めたスケートのコーチ、コーチに憧れるスケート少⼥の3⼈が紡ぐ⼩さな恋の物語。

 ハンバート ハンバートの名曲「ぼくのお⽇さま」がきっかけとなって生まれた本作。奥山監督から主題歌にとの熱烈な手紙をもらい快諾したという2人。佐野が「ときに映像にすることで音楽の余白が限定されてしまうことがあるけど、さらに想像力が膨らんだ」とたたえれば、佐藤も「本当にいい映画に出会えた。こちらのほうが感謝です」と言い、佐藤が提案した劇伴や劇中曲のいきさつを振り返った。

 そんな佐藤は、キャスト陣や監督と一緒にカンヌ国際映画祭にも出席。現地での思い出話を聞かれると「77回もやっているのに意外と動線とかがめちゃくちゃで。会場に向かう車に乗り込んで、いざ出発と思ったら警察が運転手さんを連れてっちゃって。少し職質みたいになってました」と実はグダグダだった運営に苦笑。一方、現地に行けなかった佐野は「皆がテレビに出ているときに、カンヌ出てるねって連絡がたくさん来ました」と笑いを誘っていた。

池松壮亮「カンヌより韓国行きたい」という若手俳優に苦笑

2024.09.07 Vol.web original

 

 映画『ぼくのお⽇さま』(9月13日公開)の先行上映舞台挨拶が7日、都内にて行われ、俳優の越⼭敬達、中⻄希亜良、池松壮亮、主題歌を手がけたハンバート ハンバート(佐野遊穂と佐藤良成)と奥⼭⼤史監督が登壇。一同がカンヌ国際映画祭に参加した思い出を爆笑トークで振り返った。

 第77回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「ある視点」部⾨ 正式出品作。吃⾳のあるホッケーが苦⼿な少年、選⼿の夢を諦めたスケートのコーチ、コーチに憧れるスケート少⼥の3⼈が紡ぐ⼩さな恋の物語。

 映画初主演となる主⼈公役の越⼭と、本作が映画初出演となるヒロイン役・中⻄。15歳と13歳というフレッシュな2人に、スケートコーチ役の池松は「可能性のかたまり」と太鼓判。

 そんな2人と池松、奥⼭監督、そしてハンバート ハンバートの佐藤良成はカンヌ国際映画祭にも出席。カンヌでの思い出話に花を咲かせた一同。

 越⼭はホテルのお風呂のドアの締め方が分からず脱衣所を水浸しにしてしまったエピソードで笑いを取りつつ、カンヌで初めて食べたという生ガキに「ドはまりしちゃいました」。中⻄は「レッドカーペットで、前がミシェル・ヨーさん、後ろがケビン・コスナーさんで」と、2人とも初のカンヌ体験に大感激。

 すると池松が「(越⼭)敬達に“誰に一番感動した?”と聞いたら、ゆりやんレトリィバァさんでした」と暴露。さらに「公式上映にも感動して、2人とも泣いていたし、帰りの車の中で、本当によかったね、いい経験になったねと3人で話していて。これで終わりじゃないかもよ、この後、釜山(国際映画祭)とかもあるかも…と言ったら“え、韓国のほうが行きたい!”って。カンヌより韓国でした、2人は」と苦笑していた。

河合優実の魅力は「ひと言では言えない」寛一郎「意外とお茶目な方」

2024.09.07 Vol.web original

 

 公開中の映画『ナミビアの砂漠』の舞台挨拶が7日、都内にて行われ、俳優の河合優実、金子大地、寛一郎と山中瑶子監督が登壇。河合が「なぜアルゴリズムで私のおすすめに出てきたのか分からない」という動画にドはまりしていることを明かした。

 河合優実が演じる“いじわるで、嘘つきで、暴力的”ながらも中毒的な魅力を持つ主人公カナがもがきながらも自分の居場所を見つけようとする物語。

 一見エキセントリックだが、現代社会の閉塞感の中でもがく若者像をリアルに演じた主演の河合。「渋谷や新宿で絶対にすれ違ったことがあるという女の子像と、映画で見ていて面白いキャラクターとしての魅力のバランスをとりながら演じていましたね」と振り返り「皆さんがどう感じてくれたか受け取るのが楽しみ」。そんな河合とプロモーション期間中に仲良くなったという寛一郎は、河合本人の印象を聞かれると「そんな一言では言えないですよ」と笑いをさそいつつ「意外とお茶目な方」。

 この日は、主人公にちなみ「ぼうっとする一人時間の過ごし方」を一同に質問。

 金子が「僕はTikTokを延々と見ちゃいますね。気づいたら、あ、こんな時間!って。最近はシベリアンハスキーと赤ちゃんの組み合わせの動画を真顔で見ています」と言うと、寛一郎は「お風呂よりシャワーが好きで、たまに30分くらいぼうっと当たり続けることがある」と告白。

 河合も動画派のようで「最近見ちゃうチャンネルが、私と同世代の日本人の美容師さんが単身海外に渡って、ドレッドとかコーンローとか、ブラックカルチャーの髪型を専門にやっている方がいて。その技術がすごくて見ていて気持ちいいんです」と明かし「どういうアルゴリズムで私のおすすめに出てきたのかは分からないんですけど」と苦笑。最後のフォトセッションではノリノリにいろんなポーズをしてお茶目な一面を見せていた。

カズレーザー、研ナオコのリアルすぎる『エイリアン』コスプレに「テレビコントでは絶対に作れない」

2024.09.05 Vol.web original

 

 映画『エイリアン:ロムルス』(9月6日公開)のイベントが5日、都内にて行われ、日本語吹き替え版声優の石川界人らが登壇。大の『エイリアン』ファンであるお笑い芸人のカズレーザーが研ナオコのエイリアン最終形態コスプレに大興奮だった。

『エイリアン』(79)の“その後の物語”を『ドント・ブリーズ』の鬼才フェデ・アルバレスが監督を務め、“エイリアンの創造主”リドリー・スコット製作で描く。

 エイリアンと対峙する若者たちを演じた石川界人、内田真礼、ファイルーズあいも、収録しながら恐怖を体感したと大絶賛。大の「エイリアン」ファンとして登壇したカズレーザーも、以前に自身のInstagramで話題を呼んだ、エイリアンの第3形態が胸から突き破る写真を披露し「ホビーショーで、あるモデラーさんがつけてみてくださいと言ってくれて。世界中にこんなファンがいるんです」と熱い『エイリアン』トーク。

 この日は、本気すぎるコスプレも人気を博している研ナオコが、フルメイクアップでエイリアンの最終形態に扮して登場。再現度の高さにカズレーザーも大興奮。

 エイリアンの美しさとはと聞かれるとカズレーザーは「完全生命体というくらいで、見たことないのに全部意味がありそうで、アンビバレントなところもいい。メチャクチャ違和感があるのに違和感がない。怖すぎてかっこいい。あり得ないのに説得力がある」と熱弁。

 すっかりコスプレを気に入った研だったが、カズレーザーから「お買い上げ?」と聞かれると「いいんだけど…すごい値段だと思う」。カズレーザーもその精巧さに「テレビコントでは絶対に作れない」と感嘆しきり。最後は研エイリアンの“しっぽ”をウエディングベールさながら丁寧に持ち、一緒に降壇し笑いを誘っていた。

 

研ナオコの“最終形態”? 全身特殊メイクの『エイリアン』コスプレ完成度に会場どよめき

2024.09.05 Vol.web original

 

 映画『エイリアン:ロムルス』(9月6日公開)のイベントが5日、都内にて行われ、日本語吹き替え版声優の石川界人らが登壇。ゲストの研ナオコがエイリアン最終形態の全身特殊メイクで登場し、会場をどよめかせた。

『エイリアン』(79)の“その後の物語”を『ドント・ブリーズ』の鬼才フェデ・アルバレスが監督を務め、“エイリアンの創造主”リドリー・スコット製作で描く。

 エイリアンと対峙する若者たちを演じた人気声優陣。石川界人が「収録していて、シリーズを見ていた小さいころのトラウマがよみがえりました」と苦笑すると、内田真礼は「冷や汗が止まらなかった」、ファイルーズあいも「私もだんだん喉がかすれてきたんですがリアルに演じるためあえて水を飲まずに演じました」。

 大の「エイリアン」ファンとして登壇したカズレーザーは、以前に自身のInstagramで話題を呼んだ、エイリアンの第3形態が胸から突き破る写真を披露し「ホビーショーであるモデラーさんがつけてみてくださいと言ってくれて。世界中にこんなファンがいるんです」。

 すると突如、会場に緊急警報が鳴り響き、エイリアンの最終形態が出現。さらにその正体が全身フルメイクで最終形態に扮した研ナオコだと分かると観客からはどよめきと歓声が上がり登壇陣も大盛り上がり。

 これまでにもアニメのキャラクターなどの本気すぎるコスプレをSNSに投稿し、話題を呼んでいた研。エイリアンの大ファンだと言い「ずっとこのままでいたい」。スタッフからは「機嫌がいいのか悪いのか分からないと言われた」という研だが、最高にご機嫌の様子。

「研ナオコさんの最終形態ということですか」と司会から言われると「そういうことです」と胸を張り、カズレーザーは「まだ進化する可能性もあるかも」。

 メイク中も楽しかったようで、かかった時間は「1、2時間くらい」と言っていたが実際は3時間と聞かされ「私自身、地球時間に慣れてなくて」と照れ笑い?していた。

田中圭「若い時からジムなんか行っちゃダメと怒った」高橋文哉の返答に「ズキュンと来ちゃって」

2024.09.04 Vol.web original

 映画『あの人が消えた』(9月20日公開)完成披露上映会が4日、都内にて行われ、主演の高橋文哉はじめキャスト陣と水野格監督が登壇。田中圭が高橋の主演作に出演を決めた理由を明かした。

「ブラッシュアップライフ」のクリエイター水野格が、完全オリジナル脚本で挑んだ“先読み不可能”ミステリー・エンタテインメント。

 事件に巻き込まれる主人公の配達員・丸子役の高橋文哉は「見終わった後に気持ちよかった」と、巧妙に張り巡らされた仕掛けと最後まで先の読めない物語を絶賛。さらに先輩役の田中との共演を聞かれると「頼もしかったです。以前に圭さんの主演作でご一緒させていただき、今度は僕の主演作でご一緒できるとは」と感激しきり。

 高橋が主演と聞いて出演を決めたという田中は「前に共演したとき、すごくかわいらしくて。慣れない現場、芝居にまっすぐ向き合ってかわいいなと思ってたんです。そこからどんどんキャリアを積んでいくのを見てたし。でも一番の理由は、文哉が僕のパーソナルトレーナーがいるジムにいたので“若い時からジムなんかに行っちゃダメ、早い早い”って怒ってたんです。文哉が言うには“圭さんみたいな体になりたくて通ってるんです”って。それでオレ、ズキュンと来ちゃって」と明かし「そこからひいきにしてます(笑)」。

 この日は、キャスト陣がネタバレをしそうになったら“NGブザー”が鳴るという演出で見どころ紹介に挑んだが、一同ブザー音を鳴らしまくり。最後に高橋は「先読み不可能と言われていますけど、好きなだけ先読みしてください。絶対に読めないんで!」と胸を張っていた。

 この日の登壇者は高橋文哉、北香那、坂井真紀、袴田吉彦、染谷将太、田中圭、水野格監督。

三谷幸喜監督「このメンバーで劇団作りたい」長澤まさみ、西島秀俊、松坂桃李ら個性派大集結

2024.08.29 Vol.web original

 

 映画『スオミの話をしよう』(9月13日公開)の完成披露舞台挨拶が29日、都内にて行われ、俳優の長澤まさみ、西島秀俊、松坂桃李ら豪華キャスト陣と三谷幸喜監督が登壇。

 前作『記憶にございません!』以来5年ぶり、映画監督作品としては9作目となる三谷幸喜監督最新作。行方不明となった大富豪の妻・スオミの謎を彼女の“夫たち”が追うミステリー・コメディー。

 豪華な個性派キャストの集結に三谷監督は「このメンバーで劇団を作りたい。もしくはこれから映画はこの面々と作りたい」と大感激。

 スオミ役の長澤も「自分のシーンよりも自分がいなかった、5人の夫たちがわちゃわちゃしているところを観客として楽しんじゃって(笑)」と言い「皆さんの役名と挨拶を聞いているだけでも、本当に個性のある先輩方に囲まれていたんだな、と」と笑顔。

 夫役の1人、西島秀俊も「夫たちは自分が一番スオミに好かれていると言い合うライバルなんですけど、なんかすごい多幸感があって。幸せな映画だな―って」、同じく松坂桃李も他の夫たちのシーンに「試写で初めて見て、こんなことやってたんだ、面白え~って腹抱えて見てました」。

 その松坂から「長澤さんと遠藤憲一さんの2人のシーンがおすすめ」と言われた遠藤は「初めは“絡みづらっ”って言われたんですけど(笑)。そういう素直なところが面白くてどんどん話しかけちゃった」。長澤が遠藤のことを「呼んでいいと言われているので…“憲一”と呼び捨てさせていただいています」と明かすと遠藤は「オレから頼みました」とニヤリ。

 すっかり意気投合した様子で笑い満載のトークを繰り広げた個性豊かな豪華俳優たち。最後に三谷監督は「コメディーはお客さんの笑い声が重なって初めて完成するもの。ゲラゲラ、クスクス、コロコロ…はないか、いろんな笑いに満ち溢れた作品なので楽しんで」とアピールしていた。

 この日の登壇者は長澤まさみ、西島秀俊、松坂桃李、瀬戸康史、遠藤憲一、小林隆、坂東彌十郎、戸塚純貴、宮澤エマ、三谷幸喜監督。

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