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『ジブリパーク』の目玉エリア「ジブリの大倉庫」ビジュアル初公開

2022.02.01 Vol.web original

 今年11月の開園が決定した『ジブリパーク』のティザーサイトが1日、オープン。合わせて「ジブリの大倉庫」エリアを舞台にしたスタジオジブリ制作のビジュアルも初公開された。

 スタジオジブリが愛知県「愛・地球博記念公園」内にオープンする、5つのエリアからなる新たなパーク。今回公開されたビジュアルに描かれている「ジブリの大倉庫」の他「青春の丘」「どんどこ森」の2エリアが11月1日に開園する。

 ビジュアルにはジブリ作品のさまざまな展示物が詰まった屋内施設「ジブリの大倉庫」の中央に位置する階段が描かれている。階段を上がった先に何があるのか。不思議な街に迷い込んだかのような空間がイメージされ、想像力をかき立てられる。

 

『ジブリパーク』
【URL】https://ghibli-park.jp/

冬のレジャーの足は「かまくるま」! かまくらテーマのキャンピングカー登場 

2022.01.13 Vol.Web Original


 キャンピングカーレンタル大手のジャパンキャンピングカー株式会社(以下、JAPAN C.R.C.)は、トヨタ自動車株式会社開発試作部(以下、トヨタ)、星野リゾート アルツ磐梯(以下、星野リゾート)と共同で、コンセプトカー「かまくるま」を開発した。スキー・スノーボード用品販売イベント「冬スポ!!21」(パシフィコ横浜、14~16日)の会場でお披露目する。

「かまくるま」は、かまくらをテーマにしたコンセプトキャンピングカー。トヨタの2.5Dプリント技術を活用して内装を施し、キャンピングカーの中にかまくらにいるような気分になれる空間を再現。利用者はかまくらの中に居ながらにして移動でき、滞在中はかまくらのなかで過ごしているような体験ができる。内装やロゴデザインは日本デザインセンターが担当している。

「Go To トラベル」再開後に利用したい人はどれくらい? 安心して利用するために必要だと思うことは?

2021.12.30 Vol.web original

 ピーク時期に比べ、日本における新型コロナウイルス感染症の新規陽性者数が大幅に減少していることもあり、政府は全国で停止中の「Go To トラベル」について、オミクロン株の感染状況が落ち着くことを前提に、来年1月末の再開を目指す方針を打ち出している。

「Go To トラベル」再開を控え、ゼネラルリサーチ株式会社(本社・渋谷区)が実施した全国20~60代の男女1044人を対象にした「Go To トラベル再開後の旅行」に関する意識調査によると「Go To トラベルが再開されたら利用する予定ですか?」という質問に対し、全体で最も多かったのは「利用したいがまだ予定はない」という回答(38.8%)。他は、「利用する予定があるが17.1%、「積極的には利用しない」が17.3%、「利用するつもりはない」が26.8%」という結果となった。

 世代ごとに見ると、どの世代も共通して「利用したいがまだ予定はない」という回答が最多(20代43.4%、30代44.0%、40代32.7%、50代37.2%、60代36.8%)となったが、20代を除く年代は「利用するつもりはない」という回答が次点に続き(20代20.5%、30代24.6%、40代27.9%、50代32.6%、60代28.2%)、30代以上は、再開後もGo To トラベルの利用に消極的という傾向が見られた。

 ちなみに、ゼネラルリサーチが一昨年の2020年7月に実施した「旅行」に関する意識調査では「Go To トラベルキャンペーンを利用するつもりがない」と回答した人は9割を超える結果だった。

 また「Go To トラベルを利用して何泊の旅行に行きたいですか?」という質問では最も多かった回答が「1泊2日(48.0%)」と、まだ長期旅行は避けたい人が多い様子。

 さらに「安心してGo To トラベルを使うために必要なこと、お得度が増す活用法とは?」という質問には「“新しい旅のエチケット”の徹底(65.0%)」という回答が最も多く、以降「宿泊・利用施設などでのワクチン接種済証(ワクチンパスポート)提示(50.8%)」「少人数での利用(41.2%)」「宿泊・利用施設などでのワクチン未接種者へのPCR検査(26.2%)」「移動手段を考慮する(25.7%)」「時期を考慮する(24.5%)」「行き先を考慮する(20.8%)」「宿泊先の事前確認(HP、問い合わせなど)(16.1%)」と続いた。

 観光庁は旅行者に向けて、感染防止対策として特に守ってもらいたい内容を「新しい旅のエチケット」としてまとめており、観光庁ホームページなどで見ることができる。

 ゼネラルリサーチ調べ「Go To トラベル再開後の旅行」に関する意識調査(2021年12月20日実施・インターネット調査・全国20代~60代の男女1044人を対象)より。

キラめく、東京。【イルミネーション特集 2021-2022 】

2021.11.11 Vol.747

 東京がひと際キラめく季節がやってきた。都内各地のランドマークにはカラフルなイルミネーションが輝き、早くもクリスマスツリーが登場した場所もあり、東京がもっとも“映える”タイミングだ。コロナ禍では2回目となるウィンタータイム。工夫と対策をしながら楽しく過ごしたい!

メルセデスSUVの世界観を“キャンパーの聖地”で堪能する体験プロジェクト

2021.09.23 Vol.Web original

 

 メルセデス・ベンツ日本は、アウトドア需要の高まりを受け、プレミアムなキャンプなど、さまざまな体験を通してメルセデスのSUVの魅力を体感するプロジェクト「OPEN NEW DOORS with Mercedes SUV」を9月からスタート。プロジェクトの第1弾は「Mercedes me Forest」と題し、アウトドアブランド「ノルディスク」とコラボし、雄大な富士山を臨むキャンパーの聖地「ふもとっぱら」キャンプ場(静岡県富士宮市)で、特別エリアでのスペシャルなキャンプ体験を提供する。

 同キャンプ場に、に参加者のためのプライベートエリアを期間限定でオープン。メルセデス SUVの各モデルの世界観で内装を作りこんだ大型テントを設置し、参加者にさまざまなサービスやアクティビティを提供する。

富士河口湖町で人気恋愛番組を追体験!「恋オオカミグランピング」開催

2021.05.13 Vol.741

 グランピングリゾート「PICA Fujiyama(ピカフジヤマ)」にて、ABEMA「恋とオオカミには騙されない」とのコラボイベント「恋オオカミグランピング」を開催。メンバーたちがアトリエで作った家具や小物を内装したドームテントに泊まれる「宿泊プラン」と、メンバーが作ったテーブルでコラボメニューが食べられる「デイユースプラン」が登場する。

国内の古墳の数はコンビニの約3倍! コロナ禍でも古墳グッズは売上増! 奈良県橿原市が古墳ブームをさらにコーフンさせる

2020.12.04 Vol.Web Original

「日本全国に、コンビニの約3倍存在し、村や町によってはコンビニはないけど、存在しているもの、なーんだ?」

なぞなぞのように聞こえるかもしれないけど、なぞなぞやとんちの類ではないんです。答えは、古墳。いたって本当の話なのだ。

文化庁の調査によれば、日本全国にある古墳の数は約16万基。対して、全国にあるコンビニの数は、2019年3月時点で5万8340店(日本フランチャイズチェーン協会発表)。コンビニはないのに古墳はある――。そんな村や町が存在するほど、古墳はいたるところに、実はあったりする。

そもそも古墳とは、人工的に土を高く盛った古代人のお墓のこと。3世紀中頃~7世紀末の古墳時代、多くの人は古墳を造り、寿命が尽きれば、そこに葬られていた。古墳と聞くと、教科書で習ったような巨大な「前方後円墳」をイメージしがちだけど、地方の権力者や村長レベルのプチ権力者もいたわけで、全員が全員、立派な古墳を造ったわけではない。下の写真も、意外に思うかもしれないが古墳なのだ。

こじんまりしたものや質素なものなどなど……、バラバラでしかも多彩。それゆえ、お気に入りの古墳や妙に気になる古墳もあって、古墳を巡る「墳活」、古墳を愛する女子「古墳女子」といった用語が誕生するまでに。じわじわと「古墳ブーム」は広がり続け、いまなお「古墳はキテる」と熱い視線が注がれているほど人気を博している、というからビックリする。

「おいおい、古墳ブームなんて聞いたことないぞ!」。そう言いたくなる人もいるはず。しかし、「古墳にコーフン協会」を設立し、現在、会長を務める古墳シンガー・まりこふんさんは、胸を張って説明する。

「今から4~5年ほど前に、「古墳にコーフン協会」は東急ハンズさんとコラボし、古墳グッズの販売イベントをはじめました。今年は、初年の3倍以上の売上増になるほどで、コロナ禍でもかなりの売上がありました。それだけ需要が伸びていて、買う側も作る側も増えているんですね」

「古墳にコーフン協会」会長のまりこふんさん。古墳愛を歌う古墳シンガーでもある。

2019年には、巨大な鍵穴を想起させ、誰もが歴史の教科書で一度は見たことがあるだろう「仁徳天皇陵古墳」を含む、「百舌鳥・古市古墳群」(大阪府堺市)が世界文化遺産に登録されたことは、記憶に新しいところ。我々が想像している以上に、古墳はその姿に負けないくらい人気の面でも盛り上がっていて、古墳に魅せられる人は増えているというのだ。よくよく見たら、古墳ってシフォンケーキみたいでかわいいし、埴輪はちょっと間抜けでかわいい。それに、 「コンビニはないのに古墳はある」なんて聞くと、妙に親近感を覚えて、「小さい古墳ってどんな感じなの?」と見てみたくなる。ハマる角度が人それぞれ、それもまた古墳の魅力なのだ。

歌にしてしまうまでの古墳愛を持つまりこふんさんにオススメを聞くと、「ありすぎて選べないのですが、奈良県橿原市の古墳群は見てほしい」とコ―フン気味に話す。

実はまりこふんさん、旅行会社が定期的に企画する古墳を巡るバスツアーの識者として、ツアーに同乗し、案内やミニライブを行うなど、古墳の魅力を伝えるために奔走している第一人者でもある。「2年前くらいからは年6回全日程ほぼ満席、すべて催行しています。いやはや、ありがたいことです」と謙遜するが、定期的にバスツアーが開催されるほど、古墳人気は本当に右肩上がりなのだ。古墳だからと、話を盛っているわけではないんです。

橿原市――。日本で有数の「字面はよく見るけどそのたびに読めない市」かもしれない。“かしはら”。この地域周辺にある古墳が「面白い」らしく、なんと12月と来年1月には『古墳シンガーまりこふんさんと行く「橿原・飛鳥古墳にコーフン旅行」』というツアーが組まれるほど、橿原市も古墳を介して街の魅力を伝えようと奮闘している。

なかでも、まず見てほしいと力説するのが、橿原市が古墳の魅力を伝えるべく連携するお隣・明日香村にある「石舞台古墳」(上写真)だ。大小約30個の石英閃緑岩が使用され、石の総重量は2300トン(!!)。もともと覆われていた盛土は失われ、天井石が露出。結果、巨石が積まれている姿がむき出しになり、その様子は異様にして圧巻だ。中は空洞になっていて、日本最大級の横穴式石室を持つ。埋葬された人物は、6世紀後半にこの地で政権を握っていたと言われる蘇我馬子の可能性が高いという。

明日香村は、1956年の合併の際に現在の地名になるが、それまでは飛鳥村という地名だった。古代における飛鳥の中心的地域であったとされ、推古天皇、聖徳太子、蘇我馬子、蘇我入鹿、中大兄皇子(天智天皇)、中臣鎌足(藤原鎌足)、天武天皇、持統天皇らが生きたいた時代の中心――、歴史のテストに出てきた古代のオールスターが存在していた、とんでもないエリアなのだ。

さらには、飛鳥時代は「天皇」という呼称がはじまることや日本初の元号「大化」を定めたことを筆頭に、貨幣経済のはじまり、時計と暦の開始、大陸との交流、官僚制度の構築などなど、今に続くたくさんのエポックメイキングな枠組みも、この地から生まれたと言われている。明日香村は、歴史上の人物が登場し始める歴史の始点であると同時に、古代の終点でもある。それを教えてくれるのも、やっぱり古墳だったりする。

石舞台古墳の内部。どうやって石を積み上げたのか? もちろん現地に行けば謎が解ける。

冒頭、古墳はコンビニの3倍ほど存在すると説明したが、それほどあった古墳がなぜ造られなくなったのか? 疑問を覚えた人もいるはず。

それは、飛鳥時代に仏教という国際的な思想が伝来し、隆盛することで、各地の古墳にまつわる信仰や儀式が希薄化し、古墳そのものの存在意義もなくなってしまったから。開明的になった人々は、古墳造成に費やす労力を都市開発やインフラに費やしただろうし、実際に仏教が浸透するにつれて古墳が小さく、シンプルになっていくことも確認されている。そして、奈良時代になると上流社会の間では火葬墓が一般的になり、古墳はその姿を消していくことになる。

つまり明日香村は、古墳時代の終わりであると同時に、その後の中世へとつながる近代的古代の幕開けの場所、ということになる。時代の境い目である江戸城や大阪城にも負けない、歴史のダイナミズムが詰まった場所。なのに、城のように絢爛豪華に主張するでもなく、ひっそりと、もっこりと存在するマイペースな古墳たち。墓なのに、ものすごく雅かつ躍動感にあふれる、そのギャップが知的好奇心とは何かを教えてくれる。

とは言っても、難しい知識や事前準備がなくても楽しめるので大丈夫。下写真は、同じく明日香村内にある高松塚古墳だが、まるで抹茶フレーバーのプリンのよう。見た目がかわいいこの古墳も……実はすごい。

昭和47年、石室内に極彩色の壁画(国宝)が発見され、特に西壁の女子群像は、歴史の教科書のカラーページに登場するまでに。7世紀末から8世紀初頭にかけて築造された終末期の古墳と言われ、天井には星宿図が描かれていた。かわいい姿からは想像できないほどすさまじい古墳、たとえるなら90年代の名CM、北浦共笑の「私脱いでもスゴイんです」を彷彿とさせる古墳である。隣接する高松塚壁画館では、壁画発見当時の現状模写をはじめ、一部復元模写、棺を納めていた石槨の原寸模型のほか、副葬されていた大刀装飾金具なども見ることが可能だ。

明日香村だけでもレジェンドクラスの古墳が揃うが、橿原市の古墳力もコ―フン間違いなしだ。「橿原市の約70%は遺跡なんです」と教えてくれるのは、同市教育委員会文化財課の松井一晃さん。なんと、市の約7割の範囲が何かしらの遺跡や遺構とは、橿原、恐るべし。今まで読めなくてごめんなさい!

「新沢千塚古墳群は、誰でも楽しめる公園なのですが、この一帯には約600基の古墳があります。日本を代表する群集墳でもあるんですよ」(松井さん)

新沢千塚古墳群公園。古墳で遊び放題

その容貌はまるで“日本のカッパドキア”と呼びたくなるほどで、モコ、モコ、モコと古墳群が目に飛び込んでくる姿は圧倒的。「これが全部、古墳なの?」と目を疑うこと間違いなしだ。

「こういった光景を我々はワンダ墳(=素晴らしい古墳のこと)と呼んでいます。古墳浴(=森林浴的な)するには最適の場所です」(まりこふんさん)

たしかに、初心者でも「ワンダ墳!」と叫びたくなるほどの美観。明日香村は貴族の古墳が多かったが、橿原市には名もなき首長たちの古墳も多数あるため、バラエティ豊かな古墳を体験することができる。例えば、下写真の小谷古墳は被葬者は不明だが、中に入ると面白い発見がある。通常時は、鉄柵で周囲を囲まれているため、中に入ることができないが、ツアーなどで見学する際は開放されるという。外から眺める、そして中に入る。古墳は“一粒で二度おいしい”というわけだ。

もちろん、どこか異界に足を踏み入れるような憂惧する気持ちも生まれる。「無理矢理石室に入る事をすすめることを、私たちは石ハラ(セキハラ)、石室ハラスメントと呼んでいます。楽しむ気持ちを忘れないでくださいね」とまりこふんさんがレクチャーするように、相手の気持ちを尊重しつつ、墳活すること忘るべからず。

小谷古墳の入り口。なんと墳タスティックな。
小谷古墳の内部。よく見ると……

「(手前部分の)石棺の一部が欠けていることが分かると思います。これは盗掘された痕跡です。古墳を修復したり復元したりはしていません。この空間内部は、古代、そして盗掘された姿のまま今の時代に残っています」

そう松井さんが解説するように、古墳が歩んだ歴史をそのまま追体験できるのは、改めて考えるとものすごいこと。だって、“古代の人間が葬られていた墓を、そのあとの時代の人間がこじ開けて、現代の人間が見ている”のだから。この小さな空間に、約1400年の変遷が詰まっている。こんなマジカルな体験ができるのも古墳ならではだろう。

小谷古墳から南東に500メートルほど歩いたところにある橿原市の巨石「益田岩船」も外すことができないスポットだという。たどり着くと、あ然とする。鱗滝さんと炭治郎がいたのかしら……。

なぜこんな巨石が山奥にポツンと?

「近くに斉明天皇陵の可能性が高い牽牛子塚(けんごしづか)古墳があるのですが、おそらくは益田岩船は失敗作だろうと。というのも、牽牛子塚古墳の横口式石槨と形が似ているため、当初は益田岩船を墳墓にしようと作っていた……けど、問題が生じて無理となった(笑)。そして、放置したと思われます」(松井さん)

古代人のやらかした理由……その続きは、ぜひともツアーに参加するなどして、自身で確認してほしい。古代人の中にも“しくじり先生”がいた! ことを知ったあとで、この巨石を眺めてみると、何も知らずに見ていたときのような不気味さはなくなり、「やっちゃったな」と同情する気持ちがわいてくるほど。想像力を育ててくれることが、歴史の醍醐味なのだとしたら、橿原市はものすごい可能性を秘めている場所だ。

 

上から見ても大きさが分かる益田岩船。古代人の“やらかした”痕跡を目撃しよう

玄室(古墳の内部にある棺を納める部屋)に入ることができない古墳もたくさんある。しかし、橿原市は同市の魅力を知ってもらうために、積極的に内部を公開する機会を創出している。

古墳は想像している以上に面白い。奥が深い、というよりもホントに「面白い」のだ。同じ古代でも、縄文時代や弥生時代の遺跡と違って、古墳は目の前に存在している。だから、あれこれ想像しやすいし、勝手に自分好みか否かの点数なんかも付けたくなってくる。そんな古墳が橿原市にはまだまだたくさんある。さらに言うなら、国内にはコンビニの約3倍ある。そりゃ、飽きないし、ハマる人が増えていくのがわかる。

「見た目がかわいいとか、自分好みの古墳があった――、興味を持つポイントはなんでもいいんです。実際に古墳を見ると、惹かれるものがきっとある。しかも、中に入れない古墳もある。こんなに近くにいるのに、こんなに遠くに感じる愛おしい存在は古墳だけです(笑)。もっと墳友(ふんゆう)を増やして、古墳のすばらしさを広められたら最高ですね」(まりこふんさん)

玄室へと続くトンネル(羨道)は、あなたを超面白い世界へといざなう、動線かもしれない。改めてもう一度。古墳、キテます。

 

(取材と文・我妻弘崇)

【宮崎・日南】離島「南郷大島ミュージアム」で自然とアートの融合を体験

2020.10.31 Vol.web original

 宮崎の日向難に浮かぶ無人島「大島」で島全体を博物館に見立て、地元にゆかりのある芸術家や南郷町の人々を中心としたアートプロジェクト「南郷大島ミュージアム」が開催されている。このプロジェクトは、第35回国民文化祭・芸文祭みやざき大会の「さきがけプログラム」だ。

 会場は「人と自然とアートの融合を体験する」をテーマに大島を7つのエリアに分け、宮崎出身のアーティストが大島の美しい景観にマッチする芸術作品を島内に演出した「アート基地」、地元の大人たちが童心にかえって本気で制作した「秘密基地群」や、地元南郷地区の5つの小・中学校の児童・生徒が、地域の大人たちの協力のもと制作し展示した「飫肥石アート作品展」の他「学習会、ウォーキング会、島の図書館」「あけぼの号アートシップ」「南郷大島古写真館」「かつお一本釣りギャラリー」といったさまざまなアート企画が用意されている。

今こそ行きたい秋キャンプ!東京駅から2時間の離島リゾートがすごい

2020.10.22 Vol.Web original

 秋の深まりを感じて、いつもと違う景色や食に出会いたくなるこの頃。近場で旅を楽しむマイクロツーリズムが注目されるなか、ちょっと陸から離れた「離島旅」はいかが?東京駅から約2時間で行ける「初島」でおしゃれなグランピングや海鮮BBQが楽しめると聞いて、さっそく記者が行ってみた。

ジップラインでゴジラの体内に!? 淡路島に実物大ゴジラアトラクションオープン

2020.09.25 Vol.web original

 兵庫県立淡路島公園アニメパーク「ニジゲンノモリ」に、日本が世界に誇る「ゴジラ」が全長約120mの実物大で登場し、ジップラインやシューティングなどのアトラクションを楽しめる『ゴジラ迎撃作戦 ~国立ゴジラ淡路島研究センター~ 』を10月10日にオープンする。

 新アトラクション『ゴジラ迎撃作戦』は、淡路島に上陸した世界最大の実物大ゴジラをテーマにし、ゴジラの強大さと迫力を存分に体感できる世界唯一のエンターテインメントアトラクションだ。

with コロナな新しい夏の楽しみかた。【To enjoy Summer 2020 with COVID-19】

2020.07.15 Vol.731

 いよいよ夏に突入するが、予定は組んだだろうか。2020年のメインイベントだった東京オリンピック・パラリンピック大会、夏の醍醐味ともいえる花火大会や夏祭り、夏の代名詞となった夏の音楽フェスも続々延期・または中止となっている。アミューズメントパークや商業施設での夏ならではの催し物も、少し控えめだ。それでもやっぱり夏を満喫したい。新型コロナウイルスと共生する、with コロナな夏。さあ、どう過ごす?

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