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村上虹郎のモテテクは「口数を減らす」映画『“隠れビッチ”やってました。』完成披露

2019.11.04 Vol.Web Original

 映画『“隠れビッチ”やってました。』の完成披露上映が4日、都内で行われ、主演の佐久間由衣、村上虹郎、大後寿々花、小関裕太、そして三木康一郎監督が登壇した。

 イラストレーターで漫画家のあらいぴろよのコミックエッセイを映画化。狙った男に「好き」と告白させたら即フェイドアウトする“隠れビッチ“のモテ戦術をユーモラスに描きながら、現代女性の心の隙間や歪みに寄り添うヒューマンコメディーだ。

 本作が映画初主演となる佐久間は「台本読むまでは、お嫁に行けなくなるのかなと思いました。でも、自己承認欲求という誰もが持っている悩みと向き合う物語でもあったので、挑戦したいと思いました」。撮影は「終始大変だった」というが、三木監督は「全然厳しくしてないです。やさしめです。キャラクターについては、好きにやってくださいと言いました」。佐久間は苦笑いで「現場に入ってからは違った」と反論した。

 映画にちなんで、それぞれの気になる異性への必殺モテテクニックを発表。村上は「口数を減らす」とし「デビュー作のオーディションで、たくさん喋っていたら、『あんまり喋ってない方がかっこいいよ』と言われた」と説明。大後は「あ、(転ぶ 裾をつかむ)」と回答で「転びそうになった時に、“あっ”と異性の服を少し掴む。守りたくなるような女性を演じること」と語った。小関の回答は「好きって言う」で「ラブの好きではなくて、“その服好き”とか、“その色好き、とか《好き》っていう言葉を使うことによって《好き》の魔法がかかると信じている」と独自のモテテクを語った。「お酒の力を借りてみたい」としたのは佐久間で、「劇中でひろみがお酒ですごい変貌する。あんなかたちで男性に甘えられたらいいなと思います」。

 村上と大後は、主人公のシェアハウス仲間を演じている。それぞれの役どころについて、村上は「ひろみ(佐久間)と彩(大後)の二人の違ったタイプの女性を見守るということ。ほぼ二人のママでしたね」。大後は役に共感するところは「結構激しい女性なので、恋愛に関していえばない」としながらも、「ひろみに対して、包み隠さず思ったことを言い合える関係性は羨ましいなとは感じました」と話した。

 主人公が数年ぶりに負け試合する相手を演じる小関は「この映画には2つの顔があって、最初はコメディタッチでテンポよく進んで楽しい作品なのですが、見終わった後にはズシりと心に響くものがある。そういった何かを持ち帰ってもらえればうれしいです」。 

 三木監督は「タイトルにはびっくりすると思いますが、すごく身近な話になっていると思います。この作品を観て少しだけ前向きになってくれたらうれしい。そして、たくさんの人にそれが伝わっていけばいいなと思っています」と本作に込めた思いを語った。

 12月6日公開。

『ウルトラQ』が史上最高画質でよみがえる

2019.11.01 Vol.723

 円谷プロダクションのウルトラマンシリーズの原点となった特撮テレビドラマ『ウルトラQ』が最新の技術である「4K HDR」を用いた史上最高画質でよみがえった。

 ウルトラQは昭和41年に米国の『トワイライトゾーン』などをヒントに1話完結型のSFドラマとして製作された、独特の怪獣路線を融合させ、子供たちを虜にした“空想特撮シリーズ”。映画『ゴジラ』の特撮監督として世界的に名をとどろかせた円谷英二の構想の下、円谷プロ、東宝、TBSの3社が組んだ国内初の特撮テレビ映画。最高視聴率36.4%、平均視聴率32.39%をたたき出し、日本に怪獣ブームを引き起こした。

 4K HDR化にあたっては35mmフィルムで撮影されたオリジナルネガフィルムを1話につき3日間かけてスキャンし、全シリーズで約100万コマに及ぶ膨大な量のコマの汚れなどをクリーニングして修復。それをまたひとコマずつスキャニングするという気の遠くなるような作業を行い、4Kデータを作成した。

 4Kにすると暗い部分が黒くつぶれたり、明るい部分が白く飛んだりといったことがなくなり、人間の目で見るものと近い映像表現が可能になることから怪獣の目の妖しい光、宇宙人の潜む闇といったものがより鮮明にシャープに見えるようになった。

 しかしそうなると逆に「見えすぎる」という事態も起こってしまう。特撮、作品の時代背景なども鑑みると、見えすぎることは必ずしも「是」ではないため、当時のスタッフにチェックしてもらい、あえて見せないように編集し直すなど、細部にわたって作品の持つ世界観にこだわったものとなった。

 11月20日から「ULTRAMAN ARCHIVES ウルトラ Q UHD MovieNEX」として発売。10枚組で全28話を収納し映像特典として当時のスタッフの創意工夫・苦労・作品にかける思いのすべてが語られたPremiumTalkもプラス。また「TSUBURAYA MovieNEX 特典」として「TSUBURAYA・GALAXY」が月額480円(税込)で利用可能になるなどさまざまな特典も付いて、価格は7万円(税抜き)となっている。

審査員長チャン・ツィイー「コンバンハ!」東京国際映画祭レッドカーペットに豪華映画人登場

2019.10.28 Vol.web original

 
 32回東京国際映画祭オープニングイベントレッドカーペットが28日、会場となる六本木ヒルズ アリーナにて行われ、コンペティション部門審査員長のチャン・ツィイーをはじめ国内外の映画人が登場した。

 冒頭、白いワンピース姿で登場したのは今年のフェスティバル・ミューズを務める広瀬アリス。「車から降りるときに足が震えてしまいました」と緊張を明かしつつ「この映画祭で皆さんにとってすてきな1本に出会えるよう、また映画がもっと身近なものになるようフェスティバル・ミューズをつとめていきたい」とコメント。

『男はつらいよ お帰り 寅さん』特別試写会に25組50名

2019.10.23 Vol.723

 かつて日本中を笑いと涙で包み、国民的人気を誇った映画シリーズ『男はつらいよ』。テキ屋稼業を営む主人公・車寅次郎、通称“寅さん”が、旅先から故郷の柴又に戻ってきては、家族や恋したマドンナを巻き込み、騒ぎを起こす。破天荒で、変わり者で、自由奔放。でも、その温かくて優しい人柄は誰からも愛されてきた。第1作の公開から50周年となる今年、50作目の最新作『男はつらいよ お帰り 寅さん』が誕生。新撮された登場人物たちの“今”を描く映像と、4Kデジタル修復されてよみがえる寅さんのシリーズ映像が融合し、新たに紡がれる『男はつらいよ』の物語!

 倍賞千恵子、吉岡秀隆、前田吟、夏木マリ、浅丘ルリ子、美保純、佐藤蛾次郎、北山雅康、出川哲朗など50年を共に歩んだシリーズおなじみの面々が、寅さん役・渥美清と奇跡の“再集結”を果たす。さらに、第48作『男はつらいよ 寅次郎紅の花』の後藤久美子が本作で久々に女優にカムバック。池脇千鶴、桜田ひより、カンニング竹山、濱田マリ、松野太紀、林家たま平、立川志らく、小林稔侍、笹野高史、橋爪功ほか豪華俳優たちも出演。映画のオープニングでは、寅さんの大ファンである桑田佳祐が主題歌「男はつらいよ」を歌い上げる。12月27日(金)より全国公開。

<試写会の応募について>
【日時】12月5日(木)18時30分~
【会場】一ツ橋ホール(神保町)
以下のリンクのフォームからご応募ください。
http://www.campaign-kenshou.com/campaign.php?id=3818

「第32回東京国際映画祭」見どころPick Up!【10.28〜11.5開催】part.2

2019.10.22 Vol.723

 今年で第32回を迎える東京国際映画祭(以下:TIFF)がいよいよ10月28日より開幕。アジア最大級の国際映画祭として今年も東京に世界中から厳選された映画が集結。世界が注目する日本のコンテンツから世界で話題の最新映画、未来の巨匠たちの作品まで見どころを一挙紹介!

「第32回東京国際映画祭」見どころPick Up!【10.28〜11.5開催】part.1

2019.10.21 Vol.723

 今年で第32回を迎える東京国際映画祭(以下:TIFF)がいよいよ10月28日より開幕。アジア最大級の国際映画祭として今年も東京に世界中から厳選された映画が集結。世界が注目する日本のコンテンツから世界で話題の最新映画、未来の巨匠たちの作品まで見どころを一挙紹介!

映画『世界から希望が消えたなら。』 現代のヒーロー、御祖真の生き方はロック!?

2019.10.18 Vol.723

 医師から余命宣告を受けた男が、自身の使命に目覚め、奇跡を起こしていく……。この秋一番の感動作『世界から希望が消えたなら。』から、主人公・御祖真(みおや・まこと)役の竹内久顕(ひさあき)と、その秘書・藤坂沙織役の千眼美子に話を聞いた。

EXILE NAOTO、初主演映画携えスペインへ「シッチェスの”お祭り感”をビンビン感じた」

2019.10.12 Vol.Web Original

 EXILE / 三代目 J SOUL BROTHERSのパフォーマー、NAOTOが10月11日(日本時間)、スペインのバルセロナで開催中の世界最大最古のファンタスティック映画祭「シッチェス・カタロニア国際映画祭2019」に参加した。

小林直己、ハリウッドデビュー作がロンドンで大歓迎「今日からがまたスタート」

2019.10.12 Vol.Web Original

 EXILEと三代目 J SOUL BROTHERSのパフォーマー、小林直己が10月11日(日本時間)、イギリス最大の映画祭第63回ロンドン映画祭に参加した。ハリウッドデビューを果たすNetflix映画『アースクエイクバード』のロンドンプレミア上映が行われたもので、主演を務めたオスカー女優のアリシア・ヴィキャンデル、ウォッシュ・ウェストモアランド監督らと舞台挨拶に登壇した。

EXILE AKIRA、流暢な中国語あいさつで“台湾”デビュー! 高雄映画祭に出席

2019.10.12 Vol.Web Original

 短編映画プロジェクト「CINEMA FIGHTERS project」の第3弾『その瞬間、僕は泣きたくなった』のワールドプレミア上映が11日(現地時間)、台湾第2の都市である高雄で開催されている高雄映画祭で行われた。そのオープニングセレモニーと舞台挨拶に、短編のひとつ「Beautiful」(三池崇史監督)に主演するEXILE AKIRAが登壇した。

『去年マリエンバートで 4Kデジタル・リマスター版』劇場鑑賞券を3組6名に 

2019.10.11 Vol.Web Original

 1961年ヴェネツィア国際映画祭にて金獅子賞を受賞した、名匠アラン・レネ監督作が、半世紀の時を経て4Kデジタル・リマスター版としてよみがえる!
 作家アラン・ロブ=グリエと映画監督アラン・レネ。当時フランスの「文学」と「映画」それぞれのカルチャーにおいて最前線に位置していた2人が奇跡のコラボで生み出した、映画史に残る一本。「映画史上、最も難解な映画」と語り継がれる一方、映画芸術の一つの到達点として、今なおアート全般に多大な影響を及ぼし続ける傑作。

 ヒロイン「A」を演じるのは『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』『ロバと王女』のデルフィーヌ・セイリグ。彼女の衣装は、当時78歳のココ・シャネルによるオリジナルデザインで、そのブラック&ホワイトのドレスの数々は「シャネル・スタイルの集大成」と称賛された。今回の4Kデジタル・リマスター版もシャネルのサポートによって完成。公開は、2018年のヴェネツィア国際映画祭でプレミア上映された高精細で完全修復された素材での上映となる。

 時代も国籍も不明な、バロック風の宮殿のようなホテル。宿泊客の中に女Aと男Xと男Mの3人がいる。XはAに言う。「去年、お会いしましたよね?」しかし、Aは全く覚えていないと拒絶する。Xは去年会った際、1年後に駆け落ちする約束をしたと言う。XがAを口説き続けるのを、Aの夫と思しきMが監視をしている…。XとAは1年前に本当に出会って恋に落ちたのか? Aが知らないふりをしているだけなのか? それともAはXを完全に忘れてしまったのか…。

 10月25日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開。

※劇場鑑賞券はYEBISU GARDEN CINEMAのみにて使用可能

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