『サヨナラの代わりに』
突然、難病・ALSと診断されたケイトは、介助の素人どころか家事すらできない女子大生・ベックを新たな介助人に選ぶ。介助人としてではなく友人としてそばにいてほしいというケイト。やがて2人は絆を深めていく…。
監督:ジョージ・C・ウルフ 出演:ヒラリー・スワンク、エミー・ロッサム他/1時間42分/キノフィルムズ配給/新宿ピカデリー他にて公開中 http://sayonarano-kawarini.com/
『サヨナラの代わりに』
突然、難病・ALSと診断されたケイトは、介助の素人どころか家事すらできない女子大生・ベックを新たな介助人に選ぶ。介助人としてではなく友人としてそばにいてほしいというケイト。やがて2人は絆を深めていく…。
監督:ジョージ・C・ウルフ 出演:ヒラリー・スワンク、エミー・ロッサム他/1時間42分/キノフィルムズ配給/新宿ピカデリー他にて公開中 http://sayonarano-kawarini.com/
10月22日から10日間にわたって開催された『第28回東京国際映画祭』。六本木のメイン会場に加え新宿にも上映エリアを拡大した今年は、劇場やイベントなどを合わせて総数44万9171人の動員を記録。その白熱の様子をリポート!
『グラスホッパー』
気弱で心優しい草食男・鈴木は、渋谷スクランブル交差点で突然起きた無差別殺人事件で、婚約者・百合子を失う。事件現場で真犯人を示唆するメモを見つけた鈴木は復讐のため裏社会に身を置き、真犯人を追う。
監督:瀧本智行 出演:生田斗真、浅野忠信、山田涼介他/1時間59分/KADOKAWA、松竹配給/丸の内ピカデリー他にて公開中 http://grasshopper-movie.jp/
1996年に起きたエベレスト史上最悪といわれる遭難事故を、超豪華な国際派キャストを揃えて映画化した話題作。本作は、キャスト・スタッフが実際に訓練を経てエベレストで撮影を行っている。その顔ぶれは、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』のジェイソン・クラーク、『ナイトクローラー』のジェイク・ギレンホール、『ミルク』のジョシュ・ブローリン、『アバター』のサム・ワーシントン、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のキーラ・ナイトレイと、そうそうたるもの。それぞれ実在の人物をモデルに、命がけの戦いに挑むクライマーと、帰りを待つ家族の極限状態を演じ切る。入念な準備をし、経験豊かなクライマーたちが揃った登山ツアーのはずが、悲劇はなぜ起きたのか。本物ならではの映像を3Dで体感する感動に加え、エベレストに挑む人々の群像劇としても、感銘深い。
第72回べネチア国際映画祭でもオープニング作品として上映され絶賛された一本。あるときは天国のように美しい峰々の姿を、またあるときは人智を超える自然の恐ろしさを、ありのままにスクリーンに映し出す映像美は必見のひとこと。
(日本人キャスト・森 尚子インタビュー下部にリンクあり)
標高8848メートル。そこは本来であれば、人間が生身で立つことを許さない“デス・ゾーン”。1996年に発生した遭難事故を、現地ロケを交えてリアルに描き切った映画『エベレスト3D』が日本公開。ジョシュ・ブローリンやジェイク・ギレンホールといったハリウッド俳優とともにネパールでの撮影に挑んだのが、ロンドンを拠点に活動する女優・森尚子だ。生還した者、命を落とした者、一度は見捨てられながら自力で下山した者…そこには想像を絶するドラマがあった。
「なかでもやはり自分が演じた難波康子さんに非常に感銘を受けました。彼女は、この登山隊に参加した唯一の女性登山家であり、すでに6大陸最高峰登頂を成功させていて、チームの中で最高齢の47歳だった。そんな人をどうリアルに演じようかと思ったのですが、実際に山に立ったら、感動も苦しさもリアルに出てきました(笑)。長期間訓練をして、実際に5000メートルあたりまで登ったんです。体も辛かったですけど、クレバスにかけられたハシゴを渡るシーンは本当に怖くて。思わず足を止めてしまったらジョシュがすぐさま助けに来てくれました。状況が過酷だと、本当にみんな“仲間”になるんです(笑)」
奇跡的な出会いもあった。
「撮影中、偶然に難波さんの知人だという登山家の方にお会いしたんです。難波さんのお話を伺うこともできて、まさに山の奇跡が生んだ出会いでしたね。難波さんの勇気、行動力、そして山を一途に愛する姿に私自身、大きな影響を受けました」
海外で活動する困難さも乗り越えてきた。
「エベレストの大きさに比べれば私はまだまだ小さいな、と(笑)。皆さんも、この映画でエベレストの偉大さをリアルに感じてもらえたらうれしいです」
人気アニメ作品「機動戦士ガンダム」生誕40周年に向けたプロジェクト『ガンダム GLOBAL CHALLENGE』の第一次選考発表会が、26日に秋葉原にて行われた。
今回の発表ではロボット研究者ら4名を選出。機動戦士ガンダム総監督の富野氏は、今後の展開に大いに期待するとエールを送った。
これまで『プライドと偏見』『つぐない』といった叙情豊かな人間ドラマを描いてきたジョー・ライト監督が、新たに手掛けるのは誰もが知っている、あの夢の世界の冒険物語! 最新作『PAN ネバーランド、夢のはじまり』を引っ提げて来日したライト監督は「僕のキャリアのなかでも、新たな挑戦となった作品」と語る。
「僕のこれまでの作品とはまた違った反応を聞くのも、すごく楽しいね。人々の感情に訴える作品に仕上がったと思っています。ピーター役のリーヴァイや、ヒュー・ジャックマンら役者の存在も大きかったね」
本作では“11歳の自分”の視点を大切にした、と監督。
「ピーターにはすごく僕自身が投影されていると思う。自己中心で移り気で(笑)、何より強い想像力を持っている。子供時代の僕は、世の中に圧倒されて、趣味のマジックに没頭しながら早く大人になりたいと願ってた。10代のころはマジシャンになるという夢を持っていてコヴェントガーデンのストリートで披露していたこともあったんだけど、あまり受けなくてね(笑)。そのころ初めて家にテレビが来て、テレビで映画を見て“これこそ新たなマジックだ”と思ったんだ」
映画というマジックの使い手となり、豊かな想像力を発揮するライト監督。物語の中でも想像力は大きな力として描かれる。
「想像力というのは人間にとって不可欠な物だと思います。映画監督でも数学者でも、子供でも大人でもね。想像力は筋肉みたいなもので、鍛えないと育たない。だから日本の子供たちにもいろいろな世界に触れて、ぜひ想像力を働かせてほしいね」
かつてないほど臨場感にあふれたネバーランドの光景と、ピーター・パン誕生の物語。3D上映で想像力を広げてみては。
『ボクは坊さん。』
四国八十八カ所霊場の57番札所でもある栄福寺で生まれ育った白方進。大学卒業後、実家に戻るも僧侶となる決心がつかずにいたが祖父である住職が倒れ、寺を継ぐ覚悟を決める。
監督:真壁幸紀 出演:伊藤淳史、山本美月他/1時間39分/ファントム・フィルム配給/シネマサンシャイン池袋他にて公開 http://bosan.jp/
『ヴィジット』
休暇を利用して田舎にある祖父母の家に遊びに来た姉弟。優しい祖父と料理上手な祖母に温かく迎えられるが、奇妙な“3つの約束”を守るようにと伝えられる。しかしある夜中、2人は開けてはいけない部屋のドアを開けてしまい…。
監督:M・ナイト・シャマラン 出演:キャスリン・ハーン、ディアナ・デュナガン他/1時間34分/東宝東和配給/TOHOシネマズみゆき座他にて公開中 http://THEVISIT.jp
全米をはじめ世界中でNO.1ヒットを記録した1作目『メイズ・ランナー』の続編が異例の速さで公開!
そびえたつ壁に囲まれた謎の巨大迷路。そこには月に1度、自分の名前以外の記憶を失った若者たちが送り込まれてくる。死のトラップをかいくぐり、毎晩構成が変わる迷路の謎を明かし、脱出することができるのか…。巨大迷路に閉じ込められた若者たちの命がけの脱出劇を、謎、アクション、スリル満載で描き、ティーンを中心に爆発的人気を誇った前作。そのスマッシュヒットにより、主人公・トーマス役のディラン・オブライエンをはじめ、主要キャストに抜擢された若手俳優たちも大ブレイク。ヒロイン・テレサ役のカヤ・スコデラリオは2017年公開予定の『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ最新作のヒロイン役が決まっており、仲間の一人・ニュート役トーマス・サングスターは人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』でも目を引くなど、ネクストブレイク揃いのキャスト陣にも注目だ。
迷路〈メイズ〉の出口を見つけたトーマスたち。しかしそれは、新たなメイズの入り口だった。本作では、前作のラストで姿を現した謎の組織により、新たなサバイバルが仕掛けられることに。しかも今度のステージは灼熱の砂漠! 想像を絶する罠の数々、迫りくる組織の追っ手、そして新たな敵。前作を超えるスリリングな展開で、息をもつかせぬ逃走劇が描かれる。新たな謎が明かされ、さらにスケールアップしたサバイバル劇に、興奮必至の一本。