今年2月にミュージシャンの「おとぎ話」とコラボレートした『ねもしゅーのおとぎ話 ファンファーレサーカス』を上演したばかりの根本宗子が、その余韻も冷めやらぬ中、今度は劇団公演。相変わらずのハイペースで作品を発表しまくっている。
本人の旺盛すぎる好奇心となにゆえか発せられる大物感で演劇以外からもオファーが多く、活動の場が広がる一方の根本だが、劇団は「自分が最強に今面白いと思うことを追求する場」と特別な思いを持つ場所。今回も今やりたいことをとことんやり尽くす作品になる。
この『忍者、女子高生(仮)』というタイトルは、タイトルについて考えているうちに「忍者っぽいタイトルをつけてみたい」という衝動にかられてつけたもののようで、物語とどの程度リンクしているかは定かではない。しかし「なんか気になるタイトルだな」と思ってしまった段階で、実はすでに根本の思うツボ…?
ちなみに今年は「第60回岸田國士戯曲賞」の最終候補作に『夏果て幸せの果て』が残るなど、演劇界的にも評価が上がりつつある。もっとも根本本人はそのへんはあまり視野には入れていないのだろうが…。

