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黒柳徹子「先生は私を退学させたことを覚えてらっしゃらなかった」“小1で退学”の後日談明かす

2023.12.14 Vol.web original

 

 公開中の映画『窓ぎわのトットちゃん』の舞台挨拶が14日、都内にて行われ、原作の黒柳徹子と八鍬新之介監督が登壇。自身初というティーチインを行った黒柳が『窓ぎわのトットちゃん』でも描かれる“小学校で退学”の後日談を明かした。

 「70年も芸能界にいて初めてなんです」と照れながら、小さな子どもたちから大人まで、観客との質疑応答を楽しんだ黒柳。

 その中で「なぜ『窓ぎわのトットちゃん』を執筆したのか」という質問に、黒柳は「私は日記などをつけていなくて。本当は小林先生のことを書いて残しておきたかったんです。でもちょっとだけ私のことも書こうかな、と思って」。

 黒柳は「私は、小学校1年生の時に退学になった人間なんです。進学校だったもので私のような子どもは困る、と。でも本当に運が良かった。あの時、トモエ学園で小林先生に会っていなかったら、いつまでもダメな人だと言われたまま大人になり、結局ダメな人になっちゃっていたと思うんです。前の学校が退学にしてくださって良かった」と感謝し、会場を笑わせた。
 
 さらに「先生ってあまり覚えていないんだな、と思ったのは、今から20年ほど前に、私を退学させた先生から、お手紙を頂いたの。でも先生は退学させたことは覚えてなくて。毎日、あなたのテレビを見ています、と書いてあったけど、退学のことは全然書いてなかった。私を退学にさせたこと覚えてらっしゃらないんだな、と。それはそれでよかったなと思って」と語り「療養所のようなところにいらっしゃって、調べてテレビをお送りしたんです。その後、先生は幸せにお過ごしになられたようです」と笑顔。

 そんな黒柳に、八鍬監督は「実は、映画が公開されてからお一人、トモエ学園出身の方からお手紙を頂いたんです。その方は途中で国民学校に転校されたんですが、転校した先で、教育勅語などトモエに無かったものを叩きこまれて戸惑ったらしいです。戦中戦後はトモエにいたことを当時は恥ずかしく思っていたが、黒柳さんが『窓ぎわのトットちゃん』を出版されてから、それが誇りに変わったと、感謝していますというお手紙でした」と明かし「この映画を含めて、誰はばかることなく、作品を上映できる時代が続けばいいなと思います」。

 最後に黒柳も「私も長生きしますので安心してください(笑)。本当にうれしい日でした」と感激を語っていた。

追悼上映決定! ミッシェル・ガン・エレファントの2009年公開ドキュメンタリーが再上映

2023.12.14 Vol.web original

 ロックバンドTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT(ミッシェル・ガン・エレファント)の軌跡を追ったドキュメンタリー映画『ミッシェル・ガン・エレファント “THEE MOVIE” -LAST HEAVEN 031011-』の追悼上映が決定した。

「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」、「The Birthday」のボーカル・ギタリストとして活躍したチバユウスケ氏が、11月26日に55歳でこの世を去ったことを受けて急きょ、2009年に公開したドキュメンタリー映画『ミッシェル・ガン・エレファント “THEE MOVIE” -LAST HEAVEN 031011-』の追悼上映がテアトル新宿、シネ・リーブル梅田などの劇場にて決定。

 90年代の日本のロックを牽引し、横浜アリーナでのオールスタンディングライブ、フジロックのヘッドライナー、土砂降りの中での代々木公園フリーライブほか、多くのファンを熱狂の渦に巻き込み、2003年の幕張メッセでのライブを最後に解散した伝説的ロックバンド、ミッシェル・ガン・エレファント。

 2009年に公開された同作は、4万人を動員した幕張でのラストライブを中心に、バンドの軌跡を描いたドキュメンタリー映画。チバユウスケ氏の功績をしのびながら、色あせることのないロックバンドの最後の雄姿と、あの時代を疾走した4人のメンバーの軌跡をスクリーンで体感できる機会となる。

 都内での上映は2024年1月26日からテアトル新宿にて。1月27日のみ新文芸坐にて上映。(12月14日時点)

 

【予告編 ※映像内の上映情報は公開当時のもの】

 

「ムロツヨシが忠臣蔵に爪痕を残す」20年来の盟友・永山瑛太が太鼓判「いい意味でも悪い意味でも(笑)」

2023.12.14 Vol.web original

 

 映画『身代わり忠臣蔵』(2024年2月9日公開)の完成報告会見が14日、都内にて行われ、俳優のムロツヨシ、永山瑛太と、原作・脚本の土橋章宏、河合勇人監督が登壇。およそ300年前の今日、討ち入りが行われたことに合わせムロと永山が劇中衣装で登場。“討ち入り”へ向けて気炎をあげた。

 『超高速!参勤交代』や『引っ越し大名!』を生み出した土橋章宏の原作を映画化。時代劇「忠臣蔵」をベースに“身代わり”をめぐる騒動を描くエンターテインメント。

 主人公・吉良孝証(きら たかあき)とその兄・吉良上野介を一人二役で演じるムロツヨシ。坊主頭の特殊メイクに「撮影中、二度と特殊メイクはしない、次は剃るぞと言っていたら、すぐに大河の話が来て、しかも同じ特殊メイクチームにまた坊主にされた」と苦笑。

 弟の孝証が上野介の身代わりとなり、永山が演じる大石と手を組み討ち入りを阻止しようとする…という斬新な設定。

 原作・脚本を手がけた土橋氏は「日本の伝統的コンテンツである忠臣蔵を現在の価値観で描いてみたかった」と言い「今、若い人も忠臣蔵を知らないという人がいるので、誰が見ても分かる、でも今までにあまりない、吉良側の視点で描いてみたかった」と語り「何より大好きなムロさんが一人二役だけでなくいろんな表情を見せてくれる」。

 河合監督も「忠臣蔵にまだこんな描き方があったとは」と感嘆しつつ「ムロさんと永山さんはほぼ当て書き。この2人しかありえない」と、かつてない吉良・大石を演じる2人を絶賛。

 永山は「往年の先輩方が重厚な作品を作られたうえで、今の時代に必要な忠臣蔵なのではと思いました」と言いつつ「確実にムロくんが忠臣蔵に爪痕を残すな、と。いい意味でも、悪い意味でも…」と微妙な太鼓判を押し、会場も大笑い。

 20年来の仲でありながら、映画共演は20年ぶりというムロと永山。

「ムロツヨシという俳優がこの時代に必要なんだと思った」とムロをたたえる永山に、ムロは「ぱっと横顔を見たとき、またかっこよくなったなあと思いました。この間に、家族を持ったりとか、僕の知らない感動や経験をされたんだな、と」と、感慨深げに語りつつ「なんか気持ち悪い(笑)」と照れ合っていた。

PSYCHIC FEVER、アジア最大級のカウントダウンライブに出演「1年の締めくくりに相応しい素敵な時間に」

2023.12.14 Vol.Web Original

 東南アジアで精力的に活動を展開中のPSYCHIC FEVERがアジア最大級のカウントダウンライブ『centralwOrld Bangkok Countdown 2024』に出演する。

 カウントダウンライブは、アジアのタイムズスクエアとも称されるバンコクにあるタイ最大級の複合型ショッピングモール「centralwOrld」で開催され、会場周辺を囲む打ち上げ花火などの派手な演出や豪華アーティストが参加することでも知られる。

 今年は、PSYCHIC FEVERのほか、Billkin、PP Krit、NONT TANONTなど、タイ国内外から総勢63組のアーティストが登場する。

 出演決定にあたり、メンバーの小波津志は「大晦日という特別な1日に僕たちも出演させていただくことになり、とても光栄な気持ちでいっぱいです。海外でのカウントダウンのイベントへの参加は初めてにはなりますが、僕たちの音楽と夢の力で会場にお越しいただく皆さんと共に、1年の締めくくりに相応しい素敵な時間にしたいと思っています。そして、2023年の最後のステージ、この一年の想いを胸に、メンバー一丸となり全力で頑張ります!」と、コメントを寄せている。

 

指揮者・井上道義、ラストイヤーにN響&服部百音と最後のショスタコーヴィチ

2023.12.14 Vol.Web Original

 2024年末に引退を表明している指揮者の井上道義が同年6月29日、港区赤坂のサントリーホールにて「NHK交響楽団演奏会」を開催し、ソリストとしてヴァイオリニストの服部百音が出演する。

GENERATIONSのライブに三代目 JSBがサプライズ出演!”集まり、騒ぎ、繋がった”ツアーファイナル!

2023.12.14 Vol.Web Original


 デビュー10周年イヤーを駆け抜けているダンス&ボーカルグループのGENERATIONSが今年3月から展開してきたツアー「GENERATIONS 10th ANNIVERSARY YEAR GENERATIONS LIVE TOUR 2023 “THE BEST”」が12月13日、マリンメッセ福岡でフィナーレを迎えた。ライブには、三代目 J SOUL BROTHERS(以下、三代目JSB)のメンバーもサプライズで登場してパフォーマンスを披露、GENERATIONSのフィナーレに花を添えた。

  ライブは「ワンダーラスト」で幕開け。さらに「チカラノカギリ 」と続け、ライブをDREAMERS(GENERATIONSのファンネーム)とともに全力で楽しもうというメンバーの意気込みが感じられるパフォーマンス。歓声が途絶えない中、「Y.M.A.C.」「EXPerience Greatness」を繰り出し会場の一体感はぐんぐん増していった。

PSYCHIC FEVERがベトナムで初パフォーマンスへ 22日にホーチミン市の野外フェス出演

2023.12.13 Vol.Web Original

 

 東南アジアで精力的に活動を展開中のPSYCHIC FEVERがベトナムの国際的音楽イベント『ホーチミンシティインターナショナルミュージックフェスティバル2023(HOZO)』の「HOZO Super Fes」(ホーチミン市、12月2~24日)に出演することが発表された。PSYCHIC FEVERの出演は22日の予定。

 HOZOはベトナム南部で行われる最大の野外音楽フェスで。9月から12月まで長期にわたって開催されるフェスのハイライトとなるのが「HOZO Super Fes」で国内外の有名アーティストが参加する。

 小波津志はベトナムの皆さんに僕たちの”音楽”や”エンタテインメント”の力で”熱狂”をお届けできるよう、そして、皆さんの”夢への想いに火をつける”唯一の存在になれるようにチーム一丸となって全力で頑張っていきますので、ぜひ、僕たちのパフォーマンスを楽しみにしていてくださるとうれしいです!!」と、コメントを寄せている。

 PSYCHIC FEVERは現在、タイに続き、インドネシア、シンガポール、マレーシアと東南アジア各国へ活動の幅を広げている。ベトナムでのパフォーマンスするのは初となる。

東宝2023年興収は歴代2位 1位は『名探偵コナン』、2位は『君たちはどう生きるか』 24年も強力ラインアップ

2023.12.13 Vol.web original

 東宝の配給ラインアップ発表会が13日、都内にて行われ、2024年公開の注目作が発表。合わせて、コロナの影響を脱した2023年の高成績も明かされた。

 2023年の東宝配給作品の興行収入は12月までに全体で830億円を見込めるとのこと。これは、『君の名は。』『シン・ゴジラ』が公開された2016年の854億円に次いで歴代2位の成績となる。

 作品ごとの興行収入で見ると、今年の1位は『名探偵コナン 黒鉄の魚影』で、138.3億円の大記録を樹立。2位は宮﨑駿監督の『君たちはどう生きるか』の86.1億円。3位は『キングダム 運命の炎』の56億円。

 現在、北米で日本映画興行収入記録を塗り替え話題を呼んでいる『ゴジラ-1.0』は41.5億円で8位。カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞した是枝裕和監督作『怪物』は21.5億円で13位。

 ヒットの1つの基準とされる興収10億円を超えたのは2023年公開作24本のうち16本。東宝の市川南氏は「コロナの影響は完全に脱したと言える」と成果を評価した。

 2024年は30本程度を配給予定とのこと。市川氏は「シリーズアニメーション」、「オリジナルアニメーション」、「テレビ局作品の実写大作」、さらに「ベストセラー原作の映画化や完全オリジナル作品など自社製作作品」の4点をあげ、来年の成績にも意気込み。

 シリーズアニメーションでは『映画ドラえもん のび太の地球交響楽』(2024年年3月1日公開)や『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』(4月12日公開)など。

オリジナルアニメーションでは』『聲の形』の・山田尚子監督による『きみの色』(夏公開)や『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の長井龍雪、岡田麿里、田中将賀が贈るオリジナル長編最新作『ふれる。』(秋公開)など。

 テレビ局製作の注目配給作品としては、三谷幸喜監督、長澤まさみ主演の『スオミの話をしよう』(9月13日公開)や、シリーズ最新作『キングダム 大将軍の帰還』(7月12日公開)、『ゴールデンカムイ』(1月19日公開)など。

 東宝製作としては、実話をもとにしたオリジナルの感動作『ディア・ファミリー』(6月14日公開)やベストセラーの映画化『もしも徳川家康が総理大臣になったら』(7月26日公開)、『六人の嘘つきな大学生』(秋公開)など。

 他にも、ハリウッドのモンスター・ヴァース最新作『ゴジラxコング 新たなる帝国』(4月26日公開)も話題を呼びそうだ。

【2023年東宝作品興行収入成績】※10億円以上16本
1位『名探偵コナン 黒鉄の魚影』 138.3億円
2位『君たちはどう生きるか』 86.1億円
3位『キングダム 運命の炎』 56億円
4位『ミステリと言う勿れ 』 47.4億円
5位『劇場版TOKYO MER ~走る緊急救命室~』45.3億円
6位『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』43.4億円
7位『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』41.6億円
8位『ゴジラ-1.0』41.5億円
9位『わたしの幸せな結婚』28億円
10位『ラーゲリより愛を込めて』26.7億円
11位『しん次元!クレヨンしんちゃん THE MOVIE 超能力大決戦 ~とべとべ手巻き寿司~』24.7億円
12位『Dr.コトー診療所 』24.4億円
13位『怪物』21.5
14位『沈黙の艦隊』13.4億円
15位『アナログ』11.8億円
16位『映画 イチケイのカラス』10.8億円

三谷幸喜監督「長澤まさみ映画を撮りたかった」2024年公開最新作は5つの顔を持つ意欲作

2023.12.13 Vol.web original

 

 東宝の配給ラインアップ発表会が13日、都内にて行われ、2024年公開の注目作が発表。三谷幸喜監督も登壇し、長澤まさみ主演の最新作『スオミの話をしよう』への意気込みを語った。

 2024年、東宝は30本程度を配給予定とのこと。東宝の市川南氏は、2024年公開作の4つの強みを紹介。「『名探偵コナン』などの人気シリーズアニメーション」、「オリジナルアニメーション」、「日テレの『キングダム』最新作(2024年7月12日公開)、WOWOWの『ゴールデンカムイ』(1月19日公開)などテレビ局作品の実写大作」、さらに「ベストセラー原作の映画化や完全オリジナル作品など自社製作作品」の4点をあげ、来年の成績にも大いに期待。

 この日は、三谷幸喜監督も登壇し、完全オリジナルの最新作『スオミの話をしよう』(9月13日公開)を発表。

 三谷監督は「作った側が“こういうジャンルです”というのは違う気がする」と言いつつ新作はミステリー、コメディー、恋愛映画、そして“長澤まさみ映画”、“三谷幸喜映画”という5つの顔がある、と解説。

 長澤まさみが演じる、突然いなくなった大富豪の妻スオミと、彼女を愛した5人の男たちの物語。5人の男たちを演じるキャストは「まだ言えないが、あまり僕の作品に今まで出てこなかった俳優さんに集まってもらいました。佐藤浩市は出てないです。中井貴一、西田敏行さんも出ていないです(笑)」。

 さらに三谷監督は「何よりこれは“長澤まさみ映画”。長澤さんはおそらく今の日本映画界で最も力があって輝いている女優さん。コメディエンヌとしての輝きも含めて、今現在の長澤さんの魅力をスクリーンに収めたかった。ファンが、こんな長澤さんが見たかったと思ってもらえると思う」と胸を張り「最後に“三谷幸喜映画”。僕にとって9本目の映画になります」と早くも手ごたえを明かしていた。

 ちなみにタイトルにもなる主人公スオミの名前は「フィンランド語でフィンランド(人)のことですが、響きが印象的だったので。最後にちょっとフィンランドが出てくるが取ってつけたようなもの」と言い笑いをさそっていた。

三浦大知、来春4年ぶりのアリーナ公演決定! 1月発売の最新アルバム「全部やる!」東阪で3公演

2023.12.12 Vol.Web Original

 

 アーティストの三浦大知が12月12日、有楽町の東京国際フォーラムで、最新全国ホールツアー『DAICHI MIURA LIVE TOUR 2023 OVER』の東京公演を行った。この日はまた、来年3月に4年ぶりとなるアリーナ公演が決定したことも発表。タイトルは「DAICHI MIURA ARENA LIVE 2024 OVER」で、東京と大阪2都市で、東京は東京有明アリーナで来年3月23日と24日の2デイズ、大阪はAsueアリーナ大阪で4月3日の計3日間。

 アリーナ公演の開催はアンコールで発表。三浦は「本日は 1 つご報告がございます」と東京と大阪でアリーナツアーを行うことを発表すると会場は割れんばかりの大歓声。その中で三浦は「ホールツアーで周ってきた『OVER』をさらに進化させて、アリーナで3月と4月、東京と大阪の2カ所でやることが決定しました」と落ち着いて発表。「このアリーナ公演ではアルバムに入ってる曲を……全曲披露してやろうと思っています。東京も大阪も初めての会場なので、またそこでお会いできたらうれしい」と、笑顔を見せた。

Matt「長く結婚生活を続けるのは難しい」桑田真澄夫妻の仲良し場面を目撃し「パパとママを尊敬」

2023.12.12 Vol.web original

 

 タレントのMatt Roseが「セックス・アンド・ザ・シティ展」オープニングイベントに登壇。物語にちなみMattが自身の結婚観について語った。

 アメリカの大人気TVシリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ」の大ファンというMatt Rose。海外セレブ評論家の大柳葵理絵氏とともに、会場内の展示を見ながら思い出のエピソードの話で大盛り上がり。

 サラ・ジェシカ・パーカーが演じる主人公キャリーが、出産した友人のホームパーティーで脱いだ靴を失くしてしまうというエピソードについて、大柳氏が「キャリーが、これまでお祝いのプレゼントをたくさんしてきたのに自分は独身だからお返しももらえないと疑問を投げかけたこの話は当時も大反響を呼んだが、20年近く経った今でもここまで切り込んだ作品は無いのでは」と言うと、Mattも「覚えてます。結婚がすべてじゃないということや、キャリーの強さを体感できたエピソードでしたね」と振り返り「僕も靴を大事にしていて。僕もヒールの高いのが好きで。今日の靴も履くと2メートルくらいになるんですけど(笑)」とお気に入りのブーツを披露。

 先日、ファッション誌『ヴォーグ』の名物編集長アナ・ウィンターと対面したというMatt。「ヴォーグ ジャパンさんの企画でさせていただいたメイクアップ動画が200万回再生されまして。その動画でノーメイクから完成までを見せたんですが、それを機にお仕事を頂くようになったんです。その縁でアナさんが来日したときに呼んでいただいた。もっともっとお話したかったです」と感激。

 キャリーたち4人の友情も多くの共感を生んだ作品。Matt自身は「人にあまり固執しないようにしていて。小学校、中学校と変わるたびに、過去の環境にとらわれず新しい出会いを大切にしようと心がけてきたので、学生時代からの友達は少ないんですけど、今もすごく大切な存在」と言いつつ「LINEの友達は2000人くらいいます(笑)」。

 ドラマでもたびたびテーマとなる結婚観について聞かれると「まだ結婚のことは考えてないですね。今、実家暮らしで…。周りも結婚する人が増えてきましたけど、なかなか長く結婚生活を続けることって難しいな、と、僕もけっこう飽き性なので」と苦笑しつつ「僕がリビングで寝てしまって、目が覚めたらダイニングでパパとママが仲良くダイニングで朝ごはんを食べているのを見て、30年経ってもこんなに仲良くい続けられるなんて、本当に尊敬できるし、僕はこんなことできるのかなと。寝たふりをしながら片目を開けて、見ていました」と憧れをあかしていた。

「セックス・アンド・ザ・シティ展」は12月13日から25日まで渋谷ロフトにて開催。主人公キャリーがコラムを執筆していた窓辺のデスク「キャリーズ・ウィンドウ」のフォト・スポットや、キャリーが愛するマノロ ブラニクなどのハイヒールの展示、貴重な記念グッズも販売する。

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