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世界的ダンサー田中泯にとって大泉洋は“良き理解者”「彼が見た独特の感想をしゃべってくれる」

2022.01.29 Vol.web original

 

 公開中の映画『名付けようのない踊り』の公開記念舞台挨拶が29日、都内にて行われ、田中泯と犬童一心監督が登壇。世界的なダンサーとして活躍する田中泯が、大泉洋との意外なつながりを明かした。

 主演映画『HOKUSAI』、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」など数々の話題作で俳優として異色の存在感を放つ一方、世界的ダンサーとして国内外の文化人やアーティストを魅了してきた田中泯。彼の唯一無二のダンスを『メゾン・ド・ヒミコ』(05)への出演オファーをきっかけに親交を重ねてきた犬童一心監督が、ポルトガル、パリ、東京、福島、広島、愛媛などを巡りながら撮影した映画。

 冒頭、田中は「これは田中泯というやつの話ではなくて、映画全部が語っているように、踊りというものが僕にもたらしてくれたたくさんのものに、全身で感謝するものになっていると思うんです。ですから、これからも踊りを死ぬ瞬間まで踊り続けるというか。僕の師匠もそうでしたから。僕もそれだけは継承したいなと思っています」とあいさつ。
 
『メゾン・ド・ヒミコ』での出会いを振り返った田中と犬童監督。オファーをした際、田中から「自分は演技はできないけど、その場面に居ることは一生懸命できるけどいいか?」と尋ねられたと振り返った犬童監督は「その言い方が、僕がほしいものを言葉として言ってくれたという思いがあった」と振り返り「それで撮影をしたんですが、最初、ただ歩いて部屋に入ってくるだけのカットだったのに、それが圧倒的なカットになっていた。これは何だろうというのが、大きかった」と田中に魅了された運命の瞬間を語った。

 また、本作の公開を記念して、田中と公私ともに親交がある俳優・大泉洋との対談も実現。その様子は公式サイトなどで公開されている。大泉との対談について、田中は「(自分の踊りは)田中泯という個人の身体でやっていることなので、わたしの動き、わたしの踊りに違いないんだけど、でも僕が夢見ているのは、そういう“わたしの踊り”だからどうぞ見てください、ということで始まっているわけではない。大泉洋さんはそういうことを知っていてくれて、彼が見た独特の感想をしゃべってくれている」と“良き理解者”大泉について語った。

 最後に田中は「本当は“田中泯の映画を見た”ではなく“踊りの映画ですごいものを見た”と言ってもらえたら。名はクズです」と、茶目っ気を交えつつアピールした。

永瀬廉 コロナ対策で大ヒット舞台挨拶にタキシード姿でリモート出演「下半身は油断してます」

2022.01.29 Vol.web original

 

 公開中の映画『真夜中乙女戦争』大ヒット舞台挨拶が29日、都内にて行われ、池田エライザ、二宮健監督が登壇。主演・永瀬廉(King & Prince)は新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者に該当する可能性があると判明したため、リモートで登壇。永瀬は「登壇できずに申し訳ないです。(コロナは)常に近くにあるものとしてこれからも感染対策をしないと思いました」と気を引き締めつつ、主演作の反響の大きさを喜んだ。

 累計部数64万部を超える新鋭作家Fによるベストセラー小説の映画化。“平凡で退屈な日々を送る青年が自分自身と東京を破壊するまでの夜と恋と戦争”を描いた物語。

 鑑賞者から相次ぐ熱い感想コメントに永瀬も「皆さんがそれぞれに作品を理解しようとしてくれているんだと感じてうれしいです」とモニター越しに大きな笑顔。「永瀬くんの代わりに少しでもハンサムにと」とドレッシーなパンツスタイルで登壇した池田も「見終わってどんな気持ちになったとしても、その気持ちを言えることが幸せだと思える映画」と胸を張り、二宮監督も「連日“私の解釈を発表します”というようなコメントが届く。十人十色の解釈を聞けるのが幸せ」と反響を喜んだ。

 さらに原作者F氏も「次に見たら“第6次真夜中乙女戦争”になります」とすでに5回、鑑賞していることを明かし、複数回見る中で、いくつかの場面の演出に隠された意味に気づいたと、同作にハマったファンさながらの熱いメッセージを寄せた。永瀬も「Fさんとはお会いしたときにボケとツッコミみたいなやりとりをしていたので、改めてほめられると照れますね」とうれしそう。

有村架純は何者?「すぐ手汗をかく“緊張しやすい者”」

2022.01.29 Vol.web original

 

 映画『前科者』初日舞台挨拶が29日、都内にて行われ、主演・有村架純、共演の森田剛、磯村勇斗、若葉竜也と、岸善幸監督が登壇。タイトルにちなみ“自分は何者?”という質問に有村が意外な素顔を明かした一方、森田が珍回答で場を沸かせた。

 原作・香川まさひと、作画・月島冬二による同名コミックをドラマと、その3年後を描く映画として実写化する話題作。

“前科者”たちの更生・社会復帰を支援する新米保護司・阿川佳代を演じた有村は「保護司といっても保護観察対象の方との距離感はそれぞれのようで、一応ルールとしてはあまり深入りせずというのが正当なんですが、やはり人と人なので。佳代の場合は、何かに突き動かされるように、衝動的に感情を表すことがあるんですが、佳代のように見返りを求めることなく人に手を差し伸べたり寄り添ったりできたら、と思いました」と役どころへの思いを語った。

 その保護観察対象となる工藤を演じた森田剛は「土曜の朝から映画を見る人たちってどんな人なのかなと思って来ました」とトボけつつ「今も自分の中に役が残っている感じがしている。劇中でいいセリフ、いい言葉がたくさんあるので多くの人に届けばうれしい」と映画公開に感激。

iScreamの『つつみ込むように…』ミュージックビデオが100万回再生を突破

2022.01.28 Vol.Web Original

 LDHの3人組ガールズユニットのiScreamの新曲『つつみ込むように…』のミュージックビデオが28日、100万回再生を突破した。ミュージックビデオは17日に公開。公開から11日で、iScreamとして初のミュージックビデオ100万回再生の大台に達した。

 ミュージックビデオの100万回再生達成はデビュー時から掲げていた目標のひとつ。メンバーは「目標を叶えられて、本当に本当にうれしいです! 同時に、100万回以上もiScreamの『つつみ込むように…』が皆さんに届いていると想像すると不思議な気持ちにもなりますが、“幅広い世代に届いてほしい”という想いが届けられていると思うと、この楽曲の偉大さを更に感じる事ができました」と、コメント。

 ミュージックビデオのコメントには、「歌唱力、ダンス間違いない世界レベル!」「期待を遥かに超えて来た」「出だしのホイッスルボイスでド肝を抜かれた!」といった絶賛のコメントや、「テレビで歌唱してほしいです!」「いつかLIVEで聴いて観れる日が楽しみ」と今後の活動に期待する声も。

 3人は「(コメントの)一つひとつが本当にうれしくて、私たちの心に強く届きました」。さらに、「このうれしさを糧に、もっともっと多くの方にiScreamを知っていただけるよう、そしてファンの皆さんとともに更に多くの夢を叶えていけるように頑張ります!!」と意気込んでいる。

『つつみ込むように…』は、iScreamにとって3作目のデジタルシングル。MISIAのデビュー曲で大ヒット曲のカバーソング。26日公開(集計期間:1月17日〜1月23日)のBillboard JAPAN「Radio Songs」週間チャートで1位獲得をはじめ、急上昇中の新人アーティストを抽出した総合チャートBillboard JAPAN「Heatseekers Songs」で2位にランクインするなど、注目を集めている。

松山ケンイチ、藤原竜也との15年ぶり本格共演に「パンチをされているように感じる」

2022.01.28 Vol.web original

 

 映画『ノイズ』初日舞台挨拶が28日、都内にて行われ、藤原竜也、松山ケンイチ、神木隆之介らキャストと、廣木隆一監督が登壇。藤原と松山が『デスノート』以来15年ぶりの本格共演を振り返った。

 筒井哲也のベストセラーを原作に廣木隆一監督が初の本格サスペンスに挑んだ注目作。とある絶海の孤島で暮らす3人の幼なじみが、思いもよらず起こしてしまった殺人を隠したことから巻き起こる緊迫のサスペンス。

 本作では、藤原と松山、神木らの緊迫感あふれる1カット長回しシーンも見どころ。クライマックスの長回しシーンを振り返った藤原と松山。『デスノート』シリーズ以来、15年ぶりの本格共演に、藤原は「ちゃんと自分の主張を持って現場にいてくれる立ち姿は、変わらないなと思いました。俳優部にとって、そういう俳優が1人いるとすごく助かるんです」と松山の頼もしさに感謝。一方の松山も「竜也さんと面と向かって演技すると、すごい圧で、パンチされているように感じるんです。カメラ目線で同じ芝居をしてもらえばお客さんも同じように感じるのでは」と藤原の芝居の迫力をたたえた。

 約5分1カットのシーンをこなした神木は「すべて監督だよりでした」と謙遜したが、藤原は「さすが神木ここにあり、というシーンでした」と絶賛し、「うまい人たちと一緒にやることがこんなに楽しいんだと、貴重な経験になりました」と共演陣を見渡した。

METROCK、3年ぶりに開催決定! 10周年のアニバーサリー

2022.01.28 Vol.Web Original

 春の人気音楽フェス「METROCK」が5月に東京と大阪で開催される。昨年、そして一昨年は新型コロナウイルスの影響で開催を断念したが、誕生から10周年のアニバーサリーイヤーとなる今年、復活する。

  日程は、大阪が5月14・15日で、METROCK大阪特設会場(大阪府堺市・海とのふれあい広場)、東京は同21・22日で、新木場の若洲公園。出演アーティストやチケット発売方法などの詳細は2月以降に発表の予定。

   開催にあたって、公式アプリ、フィジカルディスタンスを保つためにディスタンスシートを導入するほか、ステージ前方は完全抽選制にするとしている。

 本イベントの実行委員会は「ここ2年はコロナの影響などによって開催を断念いたしましたが、アニバーサリーイヤーである今年こそ!の思いに満ち満ちています。とは言え、いまだ予断を許さないコロナ禍において、アーティストの皆様を守り、お客様を守り、スタッフを守らなければ、METROCkだけでなく、この国のロックフェスを守ることはできません。そのためにご理解いただきたいことがございます。」とメッセージを送っている。

 

11月開園の「ジブリパーク」最新情報&公開イメージ図で期待ふくらむ!

2022.01.28 Vol.web original

 現在、愛・地球博記念公園(愛知県長久手市)内に建設中のスタジオジブリの新パーク「ジブリパーク」の開園が11月1日に決定。27日には、記者発表会が行われ、工事中の一部施設の様子が公開された。公園内に登場する5つのエリア、その気になる内容とは…。

 まずは、11月1ににオープンする3つのエリアを紹介。「青春の丘」は、見晴らしのよい丘を生かしたエリア。『耳をすませば』の「地球屋」と「ロータリー広場」、さらには『猫の恩返し』の「猫の事務所」なども登場。
 丘陵に立つ「地球屋」は、広場側から見ると2階建てだが、実際には地下1階を備えた3階建て。丘陵側のデッキに立てば、主人公の気分に浸れそう。「ロータリー広場」には電話ボックスや掲示板も設置。「猫の事務所」の家具や小物もミニチュアサイズで制作する。細かい部分まで、作品の世界観を楽しめそうだ。
 このエリアでは他にも、既存のエレベーター施設を『天空の城ラピュタ』や『ハウルの動く城』などの世界観を思わせる、19世紀末の空想科学的要素を取り入れたデザインに改修した、エレベータータワーもある。

三代目 JSBの登坂広臣、ソロ名義ØMIの新録曲の先行配信スタート

2022.01.28 Vol.Web Original

 

 三代目 J SOUL BROTHERSの登坂広臣がソロ名義のØMIでリリースする最新アルバム『ANSWER…』(2月2日発売)に収録されている新録曲「After the rain」のデジタル先行配信がスタートしている。

 この曲は、自身の心に秘める影と光の部分をありのままに体現してきた“ANSWER”シリーズの最後を締めくくる集大成となる楽曲で、ピアノとストリングスを軸とした珠玉のバラードソング。

 ØMIは、「自分の心の影と光に向き合いながらアーティストとして生きてきた12年、様々な事を経験し感じた、そんな激動の日々が過ぎ、全てが晴れ渡った空にこの曲、歌詞、答えを表現したバラードになります。

 レコーディングも細部までこだわり、考えて悩んで、何度もテイクを録り直しながら歌い続け、ファンの皆さんへの気持ちを最大限に込めた、僕自身一つの集大成とも言える曲になっていますので、是非聴いていただけると嬉しいです!」と、コメントしている。

 先行配信と同時に「After the rain」特別アートワークver.のオフィシャルオーディオもYouTubeで公開が決定。新曲「Just the way you are」のアルバム収録も公開された。

 最新ソロツアーが2月5日からスタートする。

KOSÉ 8ROCKSがV! スプレー使ったショーケースでインパクト<Dリーグ>

2022.01.27 Vol.Web Original

 日本発のプロダンスリーグ「第一生命D.LEAGUE 21-22シーズン」(以下、Dリーグ)のROUND.6が27日、有明の東京ガーデンシアターで行われた。感染症が猛威を振るうなか3チームがその影響で欠場となり8チームによる戦いとなったが、ブレイクダンスチームのKOSÉ 8ROCKS(以下、8ROCKS)が制して、今シーズン初となる勝利を手にした。2位はFULLCAST RAISERZ(以下、RAISERZ)、3位はSEGA SAMMY LUXだった。
 

 この日は、前シーズンの勝者でシーズントップのRAISERZのショーケースでスタート。KRUMPとSWAGを融合させたパワーと脱力感の緩急と迫力のあるダンスでジャッジに強烈な印象を与え、トップバッターながらも69ポイントという高得点をマークした。

楳図かずお「さらに高いところを目指さないといけないなと思った」28日開幕の『楳図かずお大美術展』で27年ぶりの新作

2022.01.27 Vol.Web Original

 楳図かずおの世界を体感できる展覧会『楳図かずお大美術展』が28日、六本木ヒルズの東京シティビューで開幕する。そのオープニングセレモニーが27日、同所で行われ、楳図かずおが出席した。

 さまざまな漫画作品を送り出してきた楳図の芸術性をテーマにした展覧会。4年の歳月を費やして完成させた27年ぶりの新作『ZOKU-SHINGO 小さなロボット シンゴ美術館』を初公開するほか、気鋭のアーティストらのインスタレーションなどで楳図の世界を表現する。

「天才の証明!マンガノテッペンカラアートのテッペンヘトビウツレ」が展覧会のキャッチフレーズ。

「もともと私は芸術家なんですと言いたいのですが、やっぱりみなさんの認識は漫画というところがありますよね」と、楳図。「だけど、そろそろ一歩上に登って、さらに高いところを目指さないといけないなと思ったわけです。そこにあったのが絵画ということで」と、あいさつ。

 新作については、「なんかやらなきゃと思った瞬間」があったそうで、「そこから4年間じっと耐えに耐えて、しゃべりたいのも我慢して。やっとここに来ました! この日のために4年間があったんだと」と、感慨深げ。

 新作は漫画だと想像した人も多かった。「みんなそうだと思った! おもっちゃった。でも漫画でもあるんです」と、本人。

 新作『ZOKU-SHINGO 小さなロボット シンゴ美術館』は101枚の連作絵画だ。それぞれが独立した作品でありながらも、連なってストーリーを続き、鑑賞者をハラハラドキドキ、びっくりさせたりもする。

「新しいところをやらないと意味がないと思うんです。(新作を)全部見ていただくと(漫画と絵画)両方の要素があるんですよね。両方のいいところを出せばこんなふうになる、そういう目標でやりました。漫画は連続体で、つなぎの芸術なんです。絵画のほうはここまで、ここまでと、クライマックスしかない。クライマックスにつなぎのある、ドラマ性というか、そういうことを感じ取れる絵。そういうことを思って描きました」

 

「ジブリパーク」は11月1日に開園 1年後には「もののけの里」も登場予定

2022.01.27 Vol.web original

 現在建設中のスタジオジブリの新パーク「ジブリパーク」の記者発表会が27日、会場となる愛・地球博記念公園(愛知県長久手市)にて行われ、11月1日に開園することが発表。合わせて一部施設が報道陣に公開された。

 スタジオジブリの名作コンテンツの世界観を楽しめる、ジブリが手掛ける新たなパーク。万博記念公園である、愛・地球博記念公園の敷地(約194ヘクタール)内に5つのエリア(計 約7.1ヘクタール)を開設。一部は既存の設備を改修して利用する。11月1日には映画『耳をすませば』に登場する「地球屋」などがある「青春の丘」、これまでの製作物などを収蔵・展示する「ジブリの大倉庫」、「サツキとメイの家」を中心とした懐かしい風景が広がる「どんどこ森」の3エリアがオープン。残りの「もののけの里」「魔女の谷」は1年後のオープンを目指す。入場は事前予約制で、予約開始は今年の夏ごろを予定。また、公園事業の一環として、入場料は一般的なテーマパークより安い価格帯となるもよう。

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