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山下智久「神の雫」海外ドラマ化作品に一流ワイン評論家役で主演!“神咲雫”はフランス人女性キャラに

2021.08.24 Vol.Web original

 俳優・山下智久がオンライン動画サービスHulu手掛ける国際ドラマ「Drops of God/神の雫」(仮題)で海外ドラマ初主演を果たす。

 原作は、世界中で愛され、日本のワインブームに火を付けた日本の伝説的大人気漫画『神の雫』(作・亜樹直 画・オキモト・シュウ/講談社)。レジェンダリー・テレビジョン(アメリカ)をはじめ日仏米の4社が共同制作する。

 本作で描かれるのは、東京で息を引き取ったワイン学の権威アレクサンドル・レジェの一人娘カミーユが、父の残したワインコレクションを相続するべく、アレクサンドルの弟子で、若く聡明なワイン評論家・遠峰一青との対決に挑む物語。

 今回のドラマでは、原作漫画で物語の中心となっている“神咲雫”という男性のキャラクターが、フランス人女性・カミーユという設定になっており、山下はカミーユとの対決に挑む、完璧主義者のワイン評論家・遠峰一青を演じる。カミーユ役は、フランスの新進気鋭の女優フルール・ジェフリエ(『エル ELLE』)が演じる。

 本作で海外ドラマ初主演に挑む山下は「僕にとってのワイン学のバイブルでもあるこの作品に出演させていただく事をとてもうれしく光栄に思います」と喜びつつ「ワインの魅力や奥深さ、そして人間模様、さまざまな要素が複雑に絡み合い、成り立つ奇跡を皆様に感じてもらえるよう、真摯に作品作りに向き合って参ります。自分史上最長期での、海外での撮影ですが、海外チームと心一つに同じ気持ちで、より良いものを作れるよう切磋琢磨していきます。そして僕自身も、遠峰一青という役を通して成長できるよう頑張ってまいります。完成を楽しみに待っていてください」と、意気込みのコメント。

 原作の著者・亜樹直氏も「神咲雫をフランス人の女性が演じ、遠峰一青を日本の人気俳優、山下智久さんが演じてくれるというではありませんか!作者の私たちも、どのようなドラマになるか、いち視聴者としても楽しみです」と期待のコメントを寄せている。

 Huluオリジナル「Drops of God/神の雫」(仮題)は2022年 世界同時放送・配信開始、日本ではHuluで独占配信の予定。

三代目 JSBのキッズアニメ『KICK&SLIDE』のグッズ第2弾公開

2021.08.24 Vol.Web Original


 三代目 J SOUL BROTHERSのメンバーをデフォルメキャラクター化したキッズアニメ『KICK&SLIDE』の第2弾オリジナルグッズが公開された。グッズは、東京スカイツリータウンの「テレビ局公式ショップ ~ツリービレッジ~」に28日にオープンする「KICK&SLIDEポップアップショップ&コラボカフェ in ツリービレッジ」で先行販売される。

 ロゴやキャラクターをあしらったTシャツやアクリルスタンド、フェイスタオルなどさまざま。「K&S アクリルコップセットA」「K&S クリアファイルセットA」「K&S 缶バッジ各種」と、「テレビ局公式ショップ ~ツリービレッジ~」限定アイテムもある。

 コラボカフェではキャラクターをイメージしたオリジナルのドリンクやフードメニューを提供。ショップにはフォトスポットやダンス体験ができるスペースも用意されているほか、三代目 J SOUL BROTHERSのサインも展示される予定だ。

「KICK&SLIDE」コラボカフェは8月28日から10月8日まで開催。アニメ「KICK&SLIDE」はテレビ東京『おはスタ」内で毎週水曜に放送中。

キスマイ 二階堂高嗣がお酒のCM「勝ち取りました」

2021.08.24 Vol.Web Original

 

 キスマイこと、Kis-My-Ft2の二階堂高嗣が出演する次世代アルコール飲料「サッポロWATER SOUR」の新テレビCMのオンエアが24日スタートする。

 二階堂は出演が決まって「むちゃくちゃうれしかったですよ!」と大喜び。「僕、グループの中で一番年下なんですよ。だから一番年下にお酒のCMが来て、みんなも、メ ンバーもびっくりしています。勝ち取りましたよね」

 新テレビCM「まるで炭酸水なお酒」篇では「甘くない。強くない。今までにない。まるで炭酸水なお酒。」をコンセプトにアピール。キラキラと輝く不思議な炭酸の世界が二階堂を包みこむ。

 お酒が好きだという二階堂。「仕事が終わって家で晩酌している時間、バラエティを観ながらっていうのも好きなんですけど、家で 仕事することもあるので、そういうときにちょっと肩の力を抜きながら仕事のこと考えたいなーってい うときにもいいと思う。ぴったりだと思う。…今 100 点のコメントじゃないですか?(笑)」と、コメントにも自画自賛。

 CMは商品のサイトで公開中。

「みんな、覚悟はできているのか?」豊田利晃&窪塚洋介が『全員切腹』で問いかける、生き方の美学〈前編〉

2021.08.24 Vol.Web Original

 豊田利晃監督・脚本、窪塚洋介主演による新作映画『全員切腹』が、ユーロスーペース(東京・渋谷)ほかで公開中だ。この作品の製作が発表されたのは、おそらく監督すらも公開時の東京が緊急事態宣言下などとは想像もしていなかったであろう、今年3月のこと。“憎悪の連鎖を断ち切り、憎悪にさらされた人たちに勇気を持たせたい”、そう決意した監督は、自らサイトを立ち上げてクラウドファンディングで製作資金を募り、劇場で体感するべき大胆かつ繊細な26分の映画を完成させた。窪塚洋介演じる浪人・雷漢吉右衛門の切腹シーンは鬼気迫る演技と称するにふさわしいが、その実、紡がれる言葉は誰よりも人間らしく、それゆえに鋭い刃のようにひとつひとつが見る者に突き刺さる。8月14日、初日舞台挨拶直後の豊田利晃監督と主演の窪塚洋介に、今、この世の中に本作を放った “覚悟”を語ってもらった。

※後編はこちら https://www.tokyoheadline.com/568676/

町田啓太が忠犬系男子! 江口のりこ、赤楚衛二と10月スタートの『SUPER RICH』

2021.08.23 Vol.Web Original

 

 町田啓太が、江口のり子が主演する新ドラマ『SUPER RICH』(フジテレビ系、10月スタート)に出演することがわかった。幸せのカタチはスーパーリッチだと考えるキャリアウーマンのジェットコースターのような波瀾万丈な半生を描もので、完全オリジナルドラマ。苦悩を抱えながらもひたむきに生きるアラフォー女性のリアルな心情を描き出す。

 町田が演じるのは宮村空。江口演じる主人公の氷河衛が経営する会社の仲間であり、その優秀な右腕。しっかり者でクールな性格だが、誰よりも破天荒な主人公をリスペクトし、忠誠心を持っている。衛のためなら何でもするという姿勢に、周囲から忠犬と言われることも。ただ、彼がそこまで尽くすのには何か理由があるようで……。

 町田は出演にあたって「内容を聞けば聞くほど挑戦的で魅力たっぷりの本作に参加できることを、大変うれしく思っています。台本を読み、オリジナルストーリーで展開が早く、次々に出てくる魅力的な登場人物たちがどうなってしまうのだろうかと、この先が気になってしかたありませんでした」と、コメント。

ムロツヨシ 役者人生25年目で映画初主演! 娘役の新人女優には「こんなウソばかりついてる人間にならないで」

2021.08.23 Vol.Web original

 

『マイ・ダディ』ジャパンプレミアが23日、都内にて行われ、ムロツヨシ、奈緒らキャストと金井純一監督が登壇。役者人生25年目での映画初主演作に「ムロツヨシ、主演やりました!」と感激をあらわにした。
 
 最愛の妻に先立たれて以来、娘を男手一つで育てている牧師が、ある日突然、白血病と診断された娘を救うため奮闘する物語。

 意外や、本作が映画初主演というムロツヨシ。娘を救おうとする父親役で新境地を見せるムロは、娘役を演じた新人・中田乃愛のあいさつを目を細めて見守り「うちの娘です」と誇らしげ。

 さらに「この子にとにかく嫌われたくないという気持ちが先走って、あまり踏み込めなかった」と振り返りつつ「コロナの影響で撮影が延期になっていたとき、メールのやり取りで親子ごっこをさせていただいて。“試験頑張ってね、父より”“頑張るね、娘より”って。ずっとお父さん、て呼んでくれるんです」とデレデレ。

岡田健史「命がけで演じることができた」大河ドラマ『青天を衝け』で壮絶な最期

2021.08.23 Vol.Web Original

 

 大河ドラマ『青天を衝け』は、22日、第25回「篤太夫、帰国する」を放送した。パリから帰国した篤太夫(吉沢亮)は仲間たちと再会し、自分が日本から離れていた期間に起きたドラマティックなできごとや、成一郎(高良健吾)、惇忠(田辺誠一)のその後を知らされ、激闘の中で行方が分からなくなった平九郎(岡田健史)の最期も描かれた。

「最期のシーンは、変な話、僕でなくても壮絶なシーンになると思います」と、話していた岡田。「自分が見て演じてきた平九郎の事を信じながら迎えました」という最期のシーンを多くの視聴者が涙を流して見守ったようだ。

「平九郎の最期のシーンの撮影の時には自然と涙があふれていました。天国で渋沢平九郎さんが『お前に演じてもらって俺はうれしい』とか思ったりしてくれたかな、と言う思考にいたった結果なのですが、実在の人物の最期を演じることで、こういうふうな気持ちになるんだなと新鮮な思いでした」

 『青天を衝け』は、 毎週日曜、NHK総合で20時~。BSプレミアム・BS4Kで18時~。再放送土曜13時5分~。

劇団EXILE 町田啓太がオールナイトニッポン「リスナーの皆様と夜ふけにゆるりと楽しい時間を」

2021.08.23 Vol.Web Original

 

  劇団EXILEの町田啓太が人気ラジオ番組『オールナイトニッポン』で初めてのパーソナリティを務める。番組は27日放送の『町田啓太のオールナイトニッポンX(クロス)』(ニッポン放送、月~金24時)。『オールナイトニッポンX(クロス)』はこの春からスタートしたオールナイトニッポンの新ブランドで、毎週金曜は週替わりパーソナリティが担当している。

 町田が生放送のラジオパーソナリティを1人で務めるのは初めて。番組では生放送でのトーク のほか、リスナーからのメッセージなども紹介していく予定。

 町田は「ひとりで喋ることに慣れていない僕に何故オファーしてくださったのだろうか、ドッキリではないのか? と疑いました。 自分が生まれる前からある長寿番組に参加させていただけることになり光栄です。リスナーの皆様と夜ふけにゆるりと楽しい時間を過ごせればと思っています。どうぞよろしくお願い致します」と、コメントを寄せている。

 町田は現在、NHK大河ドラマ『青天を衝け』に土方歳三役で出演中。劇団EXILEのメンバーが総出演する『JAM -the drama-』(ABEMA)が26日より放送スタートする。

 番組は、生放送や「radiko」で楽しめるほか、スマホに特化した短尺のバーティカルシアターアプリ「smash.」で、スタジオの様子、ライブ映像で楽しむことができる。

高槻かなこ率いる「BlooDye」が現メンバーでの活動終了を発表「ぶらどらぶ」アンバサダー終了で

2021.08.22 Vol.Web Original

 声優の高槻かなこ率いる4人組ボーカル&パフォーマンスユニット「BlooDye」が22日、オンラインライブ『BlooDye FUTURE WINGS 2021 PROLOGUE @ Zepp Tokyo』を行い、1stアルバム「Future Wings」のリリース活動とZeppツアーの振替公演を最後に現在のメンバー(高槻かなこ・礒部花凜・一岡杏奈・櫻井優衣)での活動を終了することを発表した。

小関裕太演じる草食顔クズ男子が「普通の女の子」をメンヘラ化させちゃう理由って…? 内田理央主演『来世ではちゃんとします2』第2話〈ドラマでしゃべりたい〉

2021.08.21 Vol.Web Original

 内田理央主演のドラマ『来世ではちゃんとします2』(テレビ東京、毎週水曜深夜0時40分)。8月18日に公開された第2話では、小関裕太演じるヒモ気質のタラシ男子・松田健にスポットライトが当たった。甘いマスクと柔らかい物腰で、数多の女の子を「ゆる〜く」たらしこんじゃう松田くんが、セフレガールのこじらせに巻き込まれちゃった結果……?

小関裕太がヒモ気質なクズ男子熱演

 小関裕太演じるクズ系ヤリチン・松田君は、内田理央演じる主人公・大森桃江ちゃんが働くデザイン事務所の同僚だ。会社ではスマートに仕事をこなす松田君だが、会社を一歩出れば、LINE履歴にはその日過ごせる女の子を探すための連絡先がズラリ。長身で細身、中性的なミディアムパーマヘアで、見た目はいわゆる「草食系」な松田君だが、今どきは男らしすぎる男性よりも、しつこすぎない塩系イケメンのほうが地雷度が高め……という世の中のクズ男事情が、しっかりドラマにも反映されている。SNSでも「フィット感が半端ない」「ベストキャスト」との声が高い。

 第2話では、そんな松田君の囲っているセフレガールズの筆頭・亜子ちゃん(小島藤子)とのこじらせバトルが勃発。松田君のずさんなLINE管理のせいで、亜子ちゃんに他のセフレたちや元カノとのLINE履歴を見られてしまう。仕事が忙しい松田君の急な誘いに応じちゃうばっかりの「都合いい系女子」の亜子ちゃんだが、松田君にはガチ恋している。

 主人公の桃ちゃんは、経験値の多さゆえか、本命のセフレボーイに対しても本気でわきまえてしまう部分があったが、亜子ちゃんのほうは彼女にはしてもらえないと分かっていても、松田君にメンブレ(メンタルブレイク)をぶつけてしまう。LINE履歴を見てメンタルが崩壊した亜子ちゃんは、翌朝松田君の手足をしばり、軟禁してしまうのだ。

 ドラマ内ではコメディー調で描かれているが、こういう男女関係のこじれはリアル世界でも意外とよくあることだったりする。例えばホストとホスト狂いの女の子の関係だったり、既婚者と独身の不倫関係だったり……愛情のパワーバランスが崩れると、途端に人間関係は簡単に崩壊する。

 

「普通の女の子」と「メンヘラ製造機」の相性の悪さ

 構図としては、亜子ちゃんが松田君を軟禁しているので、セフレでしかないのに立場をわきまえない「メンヘラ女子」に見えるかもしれない。しかし、亜子ちゃんも普段は昼間会社で働く普通のOLで、松田君を軟禁したあとも「とんでもないことをしてしまったのではないか」と後悔するような心情も見える。本気で愛に狂いきっているわけではないし、一般的な倫理観を持つ普通の女の子なのだ。

 しかし、松田君の振る舞いがあまりにも「メンヘラ製造機」すぎることとの相性が悪すぎる。松田君は桃ちゃんのセフレたちのような「ハイスペモテ男」とは異なり、スペックで男らしさを匂わせる男性ではない。しかし、とにかく上っ面が優しい。仕事が忙しい松田君のような男性は「今日が楽しければそれでいい」と思っている。妙齢の女性が男性に求めるような堅実さや誠実さを持つことを面倒に思っているし、顔がいいだけあって、上っ面だけでも優しくしておけば簡単に女性が一本釣りできちゃうので、表面的に女性に優しく振る舞うことが上手なのだ。

 情事後、重たい態度を取る女性に対し心底面倒そうな表情を見せながらも「やることはやっちゃう」のが松田君のような男なのだ。回数を重ねるごとに自分への好意を深めていく女性に対し、松田君は「どうして女はセックスすると、それ以上の関係を求めてしまうんだろう」なんてひとりごちる。面倒なら抱かなければいいのに、性欲には勝てないし、ストレス発散としては必要な部分もあったりするので、あまり深く考えず「まあいいか」とちょっとお高いサプリを飲む時くらいの感覚で、簡単に女性に手を出す。そんな男性に真剣さを求めたって返ってくるわけもないのだが、亜子ちゃんのような「普通の女の子」は、情事の後は愛が返ってくることが当たり前、と思っているので、思うように自分を愛してくれない松田君のような男にどんどん沼っていくのだ。

 飲み会に行くとよく「オレってメンヘラ女子とばかり付き合っちゃうんだよね」と武勇伝のように語る男性がたまにいるが、そういう男性はメンヘラ女性が好きなわけではなく、恋人との関係づくりや女性のメンタルケアが下手で、付き合うと普通の女の子のメンタルすら破壊してしまうのだ。シンプルに地雷すぎる。好きな人がもしそういう発言をしていたら要注意だ。

 

「都合がいい時に優しい人」は、自分を幸せにはしてくれない

 亜子ちゃんとの軟禁生活の中でも、松田君はとにかく亜子ちゃんのテンションを上げたり下げたり、悪気なく人を振り回しまくるのが上手だ。同僚からの電話では「今彼女の家にいるんだよね」と言い放ち、小耳を立てている亜子ちゃんの気持ちを盛り上げたかと思えば、元カノからの電話では「同僚と一緒にいるんだよね」なんて、息を吸うように嘘を付く。そうかと思えば、仕事終わりの亜子ちゃんのためにご飯を作って待っていたりする。これだけ、一貫しない行動で振り回されれば、普通の女性なら「この人、私のことどう思ってるんだろう」「何考えてるんだろう」とこんがらがってしまう。

 だいたいの場合、何を考えているか分からなく見える時の男性は、何も考えていない本能で行動している、と思ったほうが堅実だ。自分にとって損がない時、自分に余裕がある時なら、セフレの女の子にも優しくできるが、自分にとって都合が悪い時は、優先順位を下げてしまう。結局はその程度の関係だし、期待したところでこの先、発展はないのだが、都合のいい時は優しくしてくれるので、普通の人はどうしてもその優しさに期待してしまうのだ。

 そしてこういう男性でも、本気で好きになった女性には心から優しくなったりするのだ。どうでもいい人に対してはそれなりというか、都合のいい時にしか優しくできないし、本当に手に入れたい女性に対しては、もちろん真剣に取り組むのだ。

 メンヘラ化している人は、好きな人のことを説明する時に「優しい時もある」とよく擁護するが、都合のいい時に優しいだけの人は、自分を幸せにしてくれるわけではないと思った方がいい。男女逆でも然り、である。

 結局、身体的に軟禁なんてしてみても、人の心を縛り付けることなど、到底できない優先順位も上がらない。そんなことを学ばさせられる第2話だった。

 

(文・ミクニシオリ)

 

千葉雄大「こういうことを言うとまた“あざとカワイイ”って言われるけど…」やめられないことを告白

2021.08.21 Vol.Web original

 

 映画『子供はわかってあげない』公開記念舞台挨拶が21日、都内にて行われ、上白石萌歌、細田佳央太、千葉雄大と沖田修一監督が登壇。映画にちなみ「分かっているけと分かりたくないこと」のお題で盛り上がった。

 第24回手塚治虫文化賞・新生賞などを受賞した田島列島による人気漫画を映画化した青春ストーリー。

 コロナの影響で1年の延期を経ての公開に、主演・上白石も「私にとって本当に大切な映画が無事公開できました」と感激。

 早くもSNSで絶賛の声が相次いでいる本作。とくに感動の声が多い告白シーンについて、主人公・美波役の上白石は「実はみんなで、ラストシーンだけ後ろで見ていたんです」と観客を驚かせ「自分でも原作や台本を読んだときに震えたシーン」と、思い入れを語った。

 美波が引かれるシャイな青年もじくん役の細田は、撮影当時、現役の高校生だったと振り返り「技術面でも精神面でもまだまだ足りてないときにこの作品に出合い、とくに上白石さんの役作りを含めた精神的な強さに感化されました」と上白石を絶賛。

 一方、その兄役を演じた千葉雄大は沖田作品『モヒカン故郷に帰る』での沖田監督とのエピソードを披露。「作品のキャンペーン時、ホテルでみんなで飲んでいたとき、沖田さんが僕の胸ぐらをつかんで取っ組み合いみたいになって…」とひょうひょうとした表情で語り出し、会場を驚愕させると「ウソなんですけど」。これには細田も思わず「メチャクチャ信じましたよ!」と苦笑い。

 真相は、千葉いわく「沖田さんが酔っ払いながら“オレについてこい、任せとけ!”と言ってくださって、今回本当に呼んでくださった。有言実行の男だなと思いました」。

 沖田監督は照れながら「酔っぱらっていてよく覚えてなくて。次の日、周りから“千葉くんにすごいこと言ってたよ”と教えられた。千葉雄大様…と手紙を書こうとした」と苦笑。「酔っぱらってのことでも、覚えてなくてもうれしかったです」と千葉が言うと、上白石や細田も「自分も言われたい!」。

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