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那須川龍心に敗れた前王者・数島大陸が早くも再起戦「もう1回這い上がってベルトを獲る」 対する松本天志は「トップに立つ年にする」【RISE186】

2025.01.21 Vol.Web Original
 RISEが1月21日、都内で会見を開き「RISE186」(2月23日、東京・後楽園ホール)の第1弾カードを発表した。
 
 昨年11月に那須川龍心に敗れ、王座から陥落した前RISEフライ級王者の数島大陸(及川道場)が早くも再起戦に臨む。対戦相手はフライ級2位の松本天志(TARGET SHIBUYA)。2人は2023年10月に「第2代RISEフライ級王座決定戦」で対戦し、数島が3-0の判定で勝利を収めている。
 
 数島は昨年はタイ人ファイターを相手に2連勝を飾り、11月に那須川を相手に防衛戦に臨むもキャリア初のKO負けを喫した。松本は数島に敗れた後、昨年3月に那須川にも敗れ連敗を喫するも、以降3連勝。そのうちの2勝は1RKO勝ちと上り調子でリベンジマッチに臨むこととなった。
 
 松本は「数島選手とは1年半くらい前に対戦していて、その時は何もできずに負けた。上京してきてどれだけ成長できたかを証明できる試合だと思っている。圧倒的な差をつけて勝ちたい」とリベンジに向けての意欲を口にした。そして「負けから始まり、そこからだんだん練習環境にも慣れてきて、自分の戦い方だったりがアジャストしてきて、今はいい勝ち方ができている。前回の12月の試合は悔しい形になったが、すぐに練習を再開して修正している。前回の反省を次の試合でしっかり生かして勝ちたい」と昨年の3連勝には手ごたえを感じているよう。

前王者の小林愛三がテッサへのリベンジに向けて始動。「無敵マリオ」でKOKOZ撃破を誓う【RISE186】

2025.01.21 Vol.Web Original
 RISEが1月21日、都内で会見を開き「RISE186」(2月23日、東京・後楽園ホール)の第1弾カードを発表した。
 
 前RISE QUEENフライ級王者の小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)がKOKOZ(TRY HARD GYM)を相手に約9カ月ぶりの再起戦に臨むことが発表された。
 
 小林は2022年12月に行われたGLORYとの対抗戦でテッサ・デ・コム(オランダ/Fightteam Vlaardingen)に判定負けを喫し、2023年5月には自らが持つベルトをかけてリベンジマッチに臨むも連敗。王座から陥落した。8月にはMelty輝に勝利を収め再起を果たし、昨年5月にはRISE QUEENミニフライ級王者の小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM)と−50kg契約でオープンフィンガーグローブマッチで対戦するも0-3の判定で敗れ、そこからの再起戦となる。
 
 KOKOZはスック・ワンキントーンで女子ミニフライ級とスーパーフライ級王座を獲得。RISE、NJKF、ムエローク、KROSS×OVERといったさまざまな団体でキャリアを積み、「ONE Friday Fights」では1勝1敗の戦績を残している。RISEでは2022年2月には現RISE QUEENバンタム級王者の聖愛に判定勝ち、昨年12月の幕張大会ではYAYAウィラサクレックと激闘の末、2-1の判定勝ちを収めている。

RIZINでMMAデビューの大雅がスーパーフェザー級王座を返上。61.5kgトーナメントも出場せず【RISE】

2025.01.21 Vol.Web Original
 RISEが1月21日、都内で会見を開き、スーパーフェザー級王者の大雅(TRY HARD GYM)の王座返上を発表した。
 
 RISEでは3月29日に東京・両国国技館で開催される「RISE WORLD SERIES 2025」から61.5kgのワールドトーナメントを開催予定で、もちろん大雅も出場予定だった。しかし大雅は昨年大晦日の「RIZIN.49」でMMAに初挑戦。RIZINでの会見などでトーナメント出場については明言せず、さらに「MMAに専念したい」といった内容のコメントも口にしていた。
 
 会見でRISEの伊藤隆代表は「スーパーフェザー級王者の大雅についていろいろと憶測やニュースが流れているが、昨年、トーナメント参戦でジムからは了承を得ていた。今年に入り、やり取りをさせていただき、MMAに挑戦したいとなったので、今日付けでスーパーフェザー級のタイトルを返上してもらうこととなった。私自身、RISEとしても結構長いやり取りをさせていただいた。選手とジムサイドとの相違などいろいろなことがあったが、今年に入って急展開があった。そこに関してはトーナメントに参戦せずにMMAに集中という形となった」と大雅の王座返上とトーナメントへの不参加を発表した。
 
 そして「我々としてもタイトルを持っている人間には防衛義務があったり、トーナメントに参戦してもらえるということを了承を得ていた部分もあったが、TRY HARD GYMとはしっかり選手を管理していただくことも話をさせていただいた。本人については陰ながら応援したいと思う」などと続けた。
 
 大雅の王座返上に伴う王座決定戦については「61.5のトーナメントをやっているというトップ選手が不在の状況なので、良きタイミングで行いたい。年内には決めたい」などと語るにとどめた。

2・26「K-1 AWARDS 2024」がABEMAとK-1公式YouTubeチャンネルで完全生中継。MVPは初の海外勢の可能性も

2025.01.20 Vol.Web Original
 K-1グループが1月20日、年間表彰式である「K-1 AWARDS 2024」(2月26日)をテレビ&ビデオエンターテインメント「ABEMA」とK-1公式YouTubeチャンネルで完全生中継することを発表した。
 
「K-1 AWARDS」はK-1グループが開催したプロイベント(K-1、Krush)とK-1アマチュアのすべての大会と出場選手を対象にした年間表彰式。
 
 今年で8年目の開催となり、2017年は武居由樹、2018年は武尊、2019年は江川優生、2020年は木村“フィリップ”ミノル、2021年は野杁正明、2022年は軍司泰斗、2023年は金子晃大が最優秀選手賞(MVP)を獲得している。
 
 MVPの他には最高試合賞、技能賞、敢闘賞、殊勲賞、ベストKO賞などを制定。2020年からはKrush最優秀選手賞(MVP)、Krush最高試合賞(ベストバウト)といったKrushを対象とした賞も設けられている。

5階級で新人王決勝開催。ライト級・シヴァエフ、ストロー級・知名昴海、バンタム級・宮口龍鳳が4戦4勝で新人王に【修斗】

2025.01.20 Vol.Web Original
 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2025 開幕戦」(1月19日、東京・後楽園ホール)で「2024年度新人王決定トーナメント」の5階級の決勝戦が行われた。
 
 ライト級ではシヴァエフ(有永道場Team Resolve)が2R21秒で手島響(パラエストラ綾瀬)にKO勝ちを収め、新人王に輝いた。シヴァエフはこの勝利でプロ戦績を4戦4勝(3KO)とした。
 
 1R、ともにオーソドックスの構え。距離が詰まり組み合い、押し合う展開。シヴァエフが首相撲からヒザ蹴り。手島の左フックでシヴァエフがダウン。手島がパウンドを狙うが手島はすぐに防御。シヴァエフは組み付いてケージに押し込む。ケージ際で互いにテイクダウン勝負に。ヒザを打ち合う中で手島のヒザがシヴァエフの下腹部に入り、一時中断。手島に注意が与えられる。再開後、シヴァエフの右ミドルをキャッチした手島が足を持ったまま押し込み、パンチ。そして軸足を払ってテイクダウンもシヴァエフが下から腕十字。耐えた手島が立ち上がって、寝たままのシヴァエフにロー、パウンド。そして「立て」とスタンドを促す。シヴァエフは左フック、右ハイで下がらせ組み付くとテイクダウンに成功。バックマウントからパンチを連打。落とした手島がローキック。シヴァエフは下から蹴り上げ。

新井丈が王座返上し田上こゆるが新王者となったストロー級で山上幹臣と内藤頌貴がともに上位ランカーを破り2連勝【修斗】

2025.01.20 Vol. Web Original
 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2025 開幕戦」(1月19日、東京・後楽園ホール)で今年のストロー級の王座戦線を占うといっても過言ではない2試合が行われ、山上幹臣(総合格闘技道場STF)と内藤頌貴(THE BLACKBELT JAPAN)のベテラン2人が勝ち上がった。
 
 現在、修斗のストロー級はフライ級との同時二階級制覇王者だった新井丈が王座を返上。昨年12月に行われた王座決定戦で田上こゆるが旭那拳を破り王座を獲得している。
 
 第9試合では元ストロー級世界王者で現在、世界ストロー級7位の山上が当真佳直(reversaL Gym OKINAWA CROSS×LINE)と対戦した。当真は現在6連勝中で世界3位。

暫定王座獲得の関口祐冬が新井丈との統一戦をアピール。新井は「チャレンジャーとしてベルトを奪いにいくつもり」と受諾【修斗】

2025.01.20 Vol. Web Original
 プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2025 開幕戦」(1月19日、東京・後楽園ホール)のメインイベントで行われた「世界フライ級暫定チャンピオン決定戦」で関口祐冬(修斗GYM東京)が安芸柊斗(MMA Zジム)を4R3分24秒、スリーパーホールドで破り暫定王者となった。
 
 試合後、関口は会場で試合を観戦していた正規王者の新井丈(和術慧舟會HEARTS)をケージ内に招き入れると統一戦をアピール。新井も快諾し、統一戦への機運が高まった。
 
 1R、サウスポーの関口とオーソドックスの安芸。関口の左フックが安芸の顔面をかすめる。関口は踏み込んで右ストレートも安芸がかわす。安芸が圧をかけると関口はタックルを見せる。安芸が右ストレート、左フックをヒット。関口はケージまで下がり、ケージ伝いに逃げる。安芸は詰めてパンチをヒット。関口はタックルを仕掛ける。これは安芸がいなす。関口が右カーフ。ノーガードで安芸を待つ関口。関口は左カーフ。関口は踏み込んでパンチも安芸はそれに合わせて組み付く。ケージに押し込む安芸だが、すぐに離れる。スイッチを繰り返す関口。右のバックスピンキック。安芸はフェイントから左フックをヒット。関口は右カーフ。安芸は左の三日月蹴り、右カーフ。安芸の左フックが関口の顔面をかすめる。

クリス・ブルックス絶体絶命…石川修司がKO-D無差別級王座前哨戦で圧巻の2連勝「26日、勝って皆さんの前で僕の歌を聞かせたい」【DDT】

2025.01.19 Vol.Web Original

 DDTプロレスが1月18日、東京・品川プリンスホテル内クラブeXで「THE FORTUNE BATTLE 2025」を開催した。石川修司がKO-D無差別級王者クリス・ブルックスとの前哨戦で圧巻の2連勝を飾り、クリスは絶体絶命に陥った。
 
 1・11横浜での6人タッグでの前哨戦第1ラウンドでは、石川が自らの勝利でクリス組を葬った。今大会の開始前、タイトルマッチの公開調印式及び記者会見が開かれた。
 
 挑戦者の石川は「今充実しているクリスとこのベルトをかけて戦うことによって、自分もより強くなれると思ってるんで。クリス戦を乗り越えて、もっと強くなって、後楽園で私の歌を聞かせたいと思います」とキッパリ。

MAO&To-yが奮戦した夢虹&須見和馬のフレッシュコンビを退け、KO-Dタッグ王座初V「DDTのいい時代、俺たちが中心になってやろう!」【DDT】

2025.01.19 Vol.Web Original

 DDTプロレスが1月18日、東京・品川プリンスホテル内クラブeXで「THE FORTUNE BATTLE 2025」を開催した。KO-Dタッグ王者組のMAO、To-y組がアイドルユニットNωA Jr.の夢虹&須見和馬を退けて、王座初防衛に成功した。
 
 キッズレスラー出身の夢虹は16歳、須見は21歳で平均年齢18・5歳の超フレッシュコンビが、昨年12・28両国で王座に就いたばかりのMAO&To-yにチャレンジした。
 
 序盤から夢虹&須見はダブルのその場跳びムーサルト・プレスをTo-yに見舞い、連係も上々。須見が飛びつきフランケンシュタイナー、夢虹は側転式ドロップキックなど空中技をふんだんに駆使して攻め込んでいった。15分過ぎ、MAOがTo-yとの合体式ギロチンドロップをさく裂させ、コーナーに上がり、新兵器のウルトラ・ビッグ・トーンを狙うも阻止される。須見はスク~ルボ~イでMAOを追い込むも、MAOはみちのくドライバーⅡで逆襲。MAOは須見にパンチから居合いキックも、To-yに誤爆。須見がMAOを丸め込むも3カウントは奪えず。夢虹&須見はMAOにダブルの619、ダブルのスワン式ミサイルキックもカウントは2。須見がコーナーに上がると、MAOは予告していた新兵器のウルトラ・ビッグ・トーンを初披露し、3カウントを奪った。

1・26後楽園でのディーノvs松野のEXTREME王座戦は1カウント決着の「人生の煌きルール」に。「人生で一番大事な瞬間は目の前の1秒」【DDT】

2025.01.19 Vol.Web Original

 DDTプロレスが1月18日、東京・品川プリンスホテル内クラブeXで「THE FORTUNE BATTLE 2025」を開催した。同26日、後楽園ホールでのDDT EXTREME王座戦(王者=男色ディーノvs挑戦者=ゴージャス松野)の試合形式が、1カウントフォールで決着となる「人生の煌きルール」に決まった。
 
 この一戦は王者のディーノが「私はプロレスを通して、松野さんがどういう人生を歩んできたかを知っている。全力で食らいつく姿を。松野さんとあとプロレスでどれくらい語り合えるか分からない。だから、このベルトを持ってるうちに松野さんとタイトルマッチがしたい」として、挑戦者に松野を指名して実現することになった。
 
 今大会の開始前に公開調印式が行われ(松野は所用のため欠席)、ディーノは「私が松野さんと試合するとなったとき、考えました。どうせ松野さんとやるとなったら、人生とは何かを考えて、それを反映できるようなルールにさせていただきたい。“人生の煌めきルール”。人生で一番大事な瞬間ってどの時間なんだろうって? 結局目の前の1秒なんですよ。目の前の1秒を一生懸命できない人間は、たぶん積み重ねがなくていくんだなと思って。人生の煌き。人生で一番大事な瞬間、つまり1秒で試合が決まるルールを考えました。(具体的には)プロレスにおける一瞬と言うと、いわゆる1カウント、1秒で決着がつくというルールです」とルール決定の経緯を説明。
 
 これに対して、今林久弥GMは「松野さんと1カウントルールじゃ、すぐ終わっちゃうんじゃないんですか? せめてあなたは1カウントで負けでも、松野さんは5カウントで負けとか、ハンディをつけないと…」と待ったをかけた。
 
 ディーノは「あなたはゴージャス松野というプロレスラーは、ハンディを与えないと戦えない人間と思ってるんですか? 私の1秒に対して、松野さんは5分の1しか価値がないというんですか? 揃えましょうよ。人生で決着つくのは目の前の1秒なんですよ。そんなこと松野さんだって知ってるよ。だから“人生の煌きルール”で」と主張。今林GMは「松野さんからは“どんなルールでも受けて立つ”と言われています」として、了承した。
 
 昨今、DDTでは若手の活躍が目立っているが、そんななかベテラン2人が戦うことについてディーノは「このリングに上がる以上、このルールにも込められてるんですけど、次の1秒しかないんです。DDTに何を貢献できるか、お客さんに何を提供できるか。キャリアはあんまり関係ないかなと最近思うようになりました。具体的には去年の上野(勇希)戦からそう思うようになりました。なので、それを私と松野さんでやろうと思って、このルールになりました」と話した。

2連勝中の中村倫也「今回は“もう判定でもいい、絶対に勝つ!”という気持ちになっている」【UFC 311】

2025.01.17 Vol.Web Original
 現在UFCで2連勝中の中村倫也が「UFC 311:マハチェフ vs. ツァルキャン2」(1月19日、米カリフォルニア州イングルウッド/インテュイット・ドーム)で、前戦(2024年2月18日)での拳の骨折を経て、11カ月ぶりの復帰戦に臨む。対戦相手はタジキスタン出身で、サンボをバックボーンに持つムイン・ガフロフ。ガフロフは2013年のプロデビュー以来KOで10勝、7つの一本勝利(アームバー4回、ギロチン2回、RNC)と高いフィニッシュ率を誇る強豪。UFC参戦から2連敗も前戦で初勝利を手にし、勢いに乗る難敵だ。試合を目前に控えた中村の声が大会を配信するU-NEXTを通じて届いた。
 
 なお今大会の開催地はロサンゼルス国際空港に近いイングルウッド市のイントゥイット ドーム。7日に発生した山火事の被害が甚大なLAでの開催にあたり、現地の様子も伝えてくれている。

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