RIZINの2度目の札幌大会となる「RIZIN LANDMARK 11 in SAPPORO」(6月14日、北海道・札幌/真駒内セキスイハイムアイスアリーナ)の前々日インタビューが6月12日、札幌市内で開催された。
メインイベントに出場する元RIZINフェザー級王者のヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)が「圧倒的な試合をする」と勝利への揺るぎない自信を見せた。ケラモフはRIZIN2戦目となる木村柊也(BRAVE)と対戦する。
ケラモフは2023年7月に「超RIZIN.2」で行われた王座決定戦で朝倉未来に1Rで一本勝ちを収めフェザー級王座を獲得。11月に自国で開催された「RIZIN LANDMARK 7」で鈴木千裕を相手に初防衛戦に臨むも1RでKO負けを喫し王座陥落。同大会で起きたトラブルが原因で拘留されていたが、嫌疑が晴れ、拘留が解けたことから昨年11月の名古屋大会で約1年ぶりにRIZIN出場を果たし、摩嶋一整に1R28秒で秒殺KO勝ちを収めた。その勢いを駆って大晦日には階級を上げてライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザに挑戦。テイクダウンしトップを取るもサトシの三角絞めにタップ、無念の1R一本負けで2階級制覇とはならなかった。
ケラモフは木村について「彼の試合をビデオで見た。いい選手。空手に特化していると思うが、いい試合をできると思う」と評価したうえで、試合については「どの試合でもなるべく早くフィニッシュしたい。最初からできることをすべてやってフィニッシュに導きたいと思います」と語った。