元総合格闘家の髙田延彦氏が3月11日、自らがMCを務める番組「髙田横粂の世相談義」で、先日、現役引退を表明したミルコ・クロコップの思い出を語った。
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ONE日本大会のカード発表
ONE Championshipの日本初大会となる「ONE:A NEW ERA −新時代−」の全対戦カードと試合順が2月27日に発表された。
メーンは「ONEライト級世界王座戦」で王者・エドゥアルド・フォラヤンに元王者の青木真也が挑戦する。
2人は2016年11月に王者・青木にフォラヤンが挑戦する形で対戦。青木は3R、TKOで敗れ王座陥落。それ以来の因縁の対決となる。フォラヤンはその後マーティン・ヌグエンに敗れ、一度はタイトルを失ったものの、アミール・カーンを破って王座返り咲き。現在3連勝中と絶好調で日本に乗り込んでくる。
果たして青木の王座返り咲きはなるのか…。
今大会では4つのタイトルマッチが行われるのだが、ミドル級では日本の長谷川賢が王者・アウンラ・ンサンに挑戦する。2人は一度対戦し、大激戦を展開。長谷川にも十分王座奪取のチャンスはある。
世界的に盛り上がりを見せるジョシカクではV.V.MeiがONE初参戦となるロシアのクセニア・ラチコバと対戦。
またビビアーノ・フェルナンデス、エディ・アルバレス、アンディー・サワーといった日本でもおなじみの選手がラインアップ。
そしてUFC史上最多王座防衛記録「11」を持つデメトリアス・ジョンソンがONE初出場。ONEフライ級ワールドGP準々決勝として、日本の若松佑弥と戦う。
松本潤が「新きのこ党」党首に! 打倒「たけのこ党」を宣言
嵐の松本潤が12日、都内で開催された「明治きのこの山 きのこ党新党首就任披露・新CM発表会出席した。
昨年行われた「きのこの山・たけのこの里 国民総選挙 2018」では、たけのこ党が見事に勝利。敗北を喫したきのこ党党首の“きの山”さんは、党の一新を決意し、国民的タレントである松本潤に新党首就任をオファー。松本は「きの山さんからの熱烈オファー、そして昨年の総選挙後の地道な活動を見て、きのこ党党首に就任する事になりました」と挨拶。「引き受けた最大の理由が1つあります。それは私…実は…きのこ派でした。ずっとです」とまさかのきのこ派だった事を告白。
実は、昨年の総選挙で委員長を務めていた松本は、どちらにも肩入れする事ができなかったのだ。しかし、今回の党首就任で「去年は言いませんでしたが、昨年のきのこ党の敗北は悔しかった。ですから今回、私がきのこ党党首となり、打倒たけのこ党を目指していきたいと思っています!」と高らかに宣言し、会場にいたきのこ党党員たちを沸かせた。
ビンス会長がタイトル戦めぐりまたもキングストンを翻弄【3・10 WWE】
一度は挑戦権が復活も…
WWE「ファストレーン」(現地時間3月10日、オハイオ州クリーブランド/クイッケン・ローンズ・アリーナ)でビンス・マクマホン会長が再び強権を発動してコフィ・キングストンを翻弄した。
キングストンは2月19日に開催された「スマックダウン」で6人タッグながらWWE王者のダニエル・ブライアンにフォール勝ち。この実績が認められ、シェイン・マクマホンが「ファストレーン」での王座挑戦を発表した。しかし26日に行われた公開調印式の場でビンス会長が「もっとふさわしい奴がいる」と言ってキングストンの挑戦権を剥奪し、ケビン・オーエンズを挑戦者にしてしまった。
この日、ビンス会長はキングストンらニュー・デイを呼び出すと、WWE王座戦を3ウェイ戦にすると宣言。この決定に意気揚々とリングに向かったキングストンだったが、突如試合はザ・バーとのハンディ・キャップ戦に変更。2対1の状況にビックEとエグゼビア・ウッズが駆けつけるも、中邑とルセフがこれを妨害。数的不利のキングストンはザ・バーにホワイト・ノイズを決められて敗れてしまった。
その後に行われた王者ブライアンとオーエンズのWWE王座戦はムスタファ・アリが急遽参戦して3ウェイ戦に変更。会場からは“コフィ”コールが起こる中、ブライアンがカウンターのニー・プラスをアリに炸裂してKO。強敵を退けてブライアンが王座防衛を果たした。
レインズが白血病から復帰! ザ・シールドが激戦制す【3・10 WWE】
最後はコービンをトリプル・パワーボムで沈める
白血病から復帰したローマン・レインズがWWE「ファストレーン」(現地時間3月10日、オハイオ州クリーブランド/クイッケン・ローンズ・アリーナ)で復帰戦を行った。
レインズはセス・ロリンズ、ディーン・アンブローズと再結成したザ・シールドとしてボビー・ラシュリー&ドリュー・マッキンタイア&バロン・コービンと激突。試合は6人入り乱れて白熱の攻防を展開。レインズがクローズラインの連打でコービンに攻め込めば、ロリンズとアンブローズはダブルトペ・スイシーダでラシュリーとマッキンタイアを蹴散らしていく。
試合終盤、レインズがコービンのエンド・オブ・デイズに沈んで窮地となると、ロリンズとアンブローズがカウント2で辛うじてカットするなどチームワークは健在。ピンチを脱したシールドはロリンズがカーブ・ストンプでラシュリーを撃沈すると、続けてシールド3人でマッキンタイアをトリプル・パワーボムでテーブル葬。最後は会場の“ワンモアタイム”コールに応えるようにシールドがコービンをトリプル・パワーボムで沈めて3カウント。再結成のシールド、そして白血病から復帰したレインズが激戦を勝利で飾った。
ロンダの乱入でベッキーが反則勝ち。レッスルマニアの王座戦は三つ巴に【3・10 WWE】
ベッキーはこの日も左足に大きなダメージ
WWE「ファストレーン」(現地時間3月10日、オハイオ州クリーブランド/クイッケン・ローンズ・アリーナ)でベッキー・リンチが自身の王座挑戦権をかけてシャーロット・フレアーと対戦した。
ベッキーが勝利すれば「レッスルマニア35」(4月7日、ニュージャージー州イーストラザフォード/メットライフ・スタジアム)のロウ女子王座戦は三つ巴戦となる重要な一戦。手負いのベッキーは「片足でもシャーロットを倒す」と意気込むも、それをあざ笑うシャーロットは負傷しているベッキーの左足に集中攻撃。防戦一方となるベッキーだったが、隙を突いてシャーロットをバリケードに衝突させると、続けてディスアーマーを炸裂。
王座防衛のアスカが「負けるわけない言うたやろ」と大阪弁でアピール【3・10 WWE】
回し蹴りでマンディ・ローズを沈める
WWE「ファストレーン」(現地時間3月10日、オハイオ州クリーブランド/クイッケン・ローンズ・アリーナ)でスマックダウン女子王者のアスカがマンディ・ローズ(withソーニャ・デビル)を相手に王座戦を行った。
アスカは因縁のマンディ相手に序盤から気合十分。アスカがショルダータックルからアンクルロックで攻め込むと、マンディも負けじと卍固めで応戦。しかし、実力に勝るアスカは平手打ちを食らわすと、立て続けにミサイルキックからのハイキック。さらにヒップアタックやスライディングニーと一方的にマンディを攻撃。試合終盤にマンディがヒザで一矢報いるも、デビルの援護が仇となってマンディが転倒すると、アスカがすかさず回し蹴りでマンディを沈めて3カウントを奪った。
マンディに快勝して王座防衛に成功したアスカは「マンディに負けるわけない言うたやろ。タイトルは私のもんや。次は誰やねん。誰でも来たらいいわ。絶対に勝つから」と大阪弁で次戦に向けて意気込んだ。
中邑&ルセフがニュー・デイに敗戦【3・10 WWE】
最後はルセフがビッグE&ウッズの前に3カウント
WWE「ファストレーン」(現地時間3月10日、オハイオ州クリーブランド/クイッケン・ローンズ・アリーナ)のキックオフショーで中邑真輔&ルセフがニュー・デイのビックE&エグゼビア・ウッズと対戦した。
序盤、中邑とルセフはウッズに集中攻撃。中邑は交代したビックEにもかかと落としやコーナーからのジャンピングニーで攻め込んでいく。しかし、続けて狙ったキンシャサが不発に終わると、逆にウッズのバックスタバーでピンチを迎えるが、ここはセコンドのラナが介入して回避。
今度は反撃とばかりに中邑&ルセフがウッズのトペ・コンヒーロをキャッチして床に叩き付け、さらにルセフがアコレードで締め上げてウッズを追い詰めるも、最後はルセフがビッグE&ウッズにアップアップダウンダウンを決められて3カウント。中邑&ルセフは接戦をものにできず、敗戦を喫した。
片寄涼太が上海でファンミーティング! プレゼンやピアノ弾き語りに2000人がクギづけ
片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)が3月9日(現地時間)、中国の上海でファンミーティング2019『EXPRESS MY MIND』を開催した。1日で2公演を行い、2000名のファンを喜ばせた。
初めてファンミーティングを開催してから2年振りの上海。熱狂するファンたちに迎えられ、片寄は、さまざまなかたちで自身の「今」をシェア。2018年の活動をプレゼンテーションしたり、とある1日を自分の目線で描いた映像「ONE DAY」には2000人がクギづけに。ベッドでの目覚めるところから片寄の日常をそのまま疑似体験するかのようなシーンの連続だった。
日本とアメリカ、それぞれの映画賞が評価したのは!?【春の日米アカデミー賞大特集・前篇】
第42回日本アカデミー賞は『万引き家族』が総なめ
1978年に第1回日本アカデミー賞授賞式が開催され今年で42回目を迎えた日本最大の映画賞。その年(12月16日から翌年の12月15日まで)に東京地区における商業映画劇場にて規定以上の期間、有料で初公開された作品を対象に優れた作品に優秀賞を授与。その中から部門の最優秀作品を決定する。今年は、第71回カンヌ国際映画祭で最高賞となるパルムドールを授賞した是枝裕和監督の『万引き家族』が前評判通り賞を総なめ。作品賞をはじめ監督賞、脚本賞など8部門で最優秀賞に輝いた。(撮影・星野雄飛)
最優秀主演女優賞に輝いた安藤サクラ
昨年『三度目の殺人』でも作品賞、監督賞、脚本賞、編集賞で最優秀賞を受賞していた是枝監督。今年はプレゼンターとして脚本賞、監督賞、作品賞と、そのたびに自身の受賞を気恥ずかしそうに発表し会場から笑いと拍手を送られる一幕も。また、最高賞となる最優秀作品賞のプレゼンターとして登壇していた是枝裕和監督は発表の前に衣装部門やヘアメイク部門の新設を提言し、賛同の拍手を送られた。
今年の司会は西田敏行と昨年、最優秀主演女優賞を獲得した蒼井優
俳優部門では、最優秀主演・助演男優賞を『孤狼の血』が、最優秀主演・助演女優賞を『万引き家族』がそれぞれダブル受賞。『Shall we ダンス?』『うなぎ』で連続受賞して以来21年ぶりに最優秀主演男優賞を受賞した役所広司は「かつて2年連続でこの賞を受賞して以来、頂いていなかったので、つくづく受賞するのが難しい賞なんだと思いました」と喜びを見せ、ロケを行った広島県呉市の災害復興を願った。最優秀助演男優賞は同じく松坂桃李が受賞した。『万引き家族』で最優秀主演女優賞に輝いたのは第39回に『百円の恋』で受賞して以来2度目となる安藤サクラ。第一子出産から間もない時期に行った撮影を振り返り、子育てと女優業の両立の難しさを語りつつ「こうして賞を頂き、自分の中できちんと気持ちに決着をつけて、映画の世界に戻ってきたいと思いました」と宣言。捜査官に問い詰められ涙をこぼす印象的なシーンについて安藤は「是枝監督がイジワルというか、台本にない質問を(捜査官役の池脇千鶴に)させたんです」と明かすと、是枝監督は「あのセリフは台本に無かったんですけど、安藤さんからリリーさんの役は“父ちゃん”と言っているけど私についてはどうなのかという問いがあってあのセリフを足した。安藤さんからの問いがなければあのシーンはなかった」と明かし受賞を称えた。最優秀助演女優賞は同じく『万引き家族』の故・樹木希林に贈られた。複数の部門で受賞し、そのつど“家族一丸”となってコメントし会場を盛り上げた『万引き家族』チーム。優秀主演男優賞のインタビューではリリー・フランキーが「さっき希林さんが来てるじゃんと思ったら細野晴臣さんだった」と同作で最優秀音楽賞を受賞した細野を引き合いにするなど、会場を笑わせた。
プレゼンターとして登場した広瀬すず
2018年の日本映画界をにぎわせ監督賞や作品賞でも優秀賞を受賞していた『カメラを止めるな!』は最優秀編集賞と話題賞を受賞。最優秀編集賞を受賞した上田慎一郎監督は「仲間でお金を出し合って7年前に買ったMac Proを使って、自宅でほぼ1人、まな板2枚分くらいのスペースで編集作業をしました」と振り返った。さらに話題賞を受賞し「お客さんに選んでいただく賞を受賞できて本当にうれしい。この作品の生みの親は僕たちかもしれないが育ての親はこの作品を応援してくださった皆さん。全員でこの賞を受け取りたい」と胸を張った。
『万引き家族』で見事8冠を達成した是枝裕和監督
話題賞を受賞した『カメラを止めるな!』チーム
『うなぎ』以来21年ぶりに最優秀主演男優賞に輝いた役所広司
いつになく暴走ぎみの西田敏行の司会っぷりに二宮和也もタジタジ
日本とアメリカ、それぞれの映画賞が評価したのは!?【春の日米アカデミー賞大特集・後篇】
2月25日(日本時間)にはアメリカ最大の映画の祭典・第91回アカデミー賞授賞式が、3月1日には第42回日本アカデミー賞授賞式が行われ、その年を代表する映画作品の数々が表彰された。日本とアメリカ、それぞれの受賞傾向や部門の違いなどを比較して楽しみつつ、受賞・ノミネート作品の中にはBD・DVDリリースされているもの、劇場公開中や今後公開を控えているものも多いので、ぜひ自分で鑑賞してみよう。

米国アカデミー賞は“協調”と“多様性”に注目
アメリカでは、世界最大規模の映画の祭典、第91回アカデミー賞授賞式が日本時間25日、ロサンゼルスのドルビー・シアターにて開催。今年は日本人監督作2作品のノミネートが日本でも話題に。授賞式前のレッドカーペットには、外国語映画賞にノミネートされた『万引き家族』の是枝裕和監督と、長編アニメ映画賞にノミネートされていた『未来のミライ』の細田守監督も登場。是枝監督は同じく外国語映画賞にノミネートされている『ROMA/ローマ』の「アルフォンソ・キュアロン監督とはパネルディスカッションを行うことができた。もっと時間があったら監督同士で突っ込んだ話をしたい」、細田監督は「シンポジウムで他のアニメーション監督とも話すことができた。ノミニー同士で称え合うのがアカデミー賞の素晴らしいところ」と他の映画人との交流も楽しんだ様子。華やかなレッドカーペットを終え、いよいよ授賞式がスタート。

オープニングアクトを飾ったのは『ボヘミアン・ラプソディ』が日本でも大ヒットしたクイーンと人気歌手アダム・ランバートによるメドレー。これにはハリウッドの映画人たちも冒頭から大興奮。その後も、『アリー/スター誕生』で共演したブラッドリー・クーパーとレディー・ガガが劇中曲を生披露するなど、パフォーマンスをはさみつつ賞の発表が行われて行った。外国語映画賞はアルフォンソ・キュアロン監督のネットフリックス作品『ROMA/ローマ』が、長編アニメ映画賞は『スパイダーマン:スパイダーバース』(公開中)が受賞し、惜しくも日本勢のオスカー獲得はならず。

脚色賞で念願のオスカー獲得となった『ブラック・クランズマン』(3月22日公開)のスパイク・リー(2015年に功労賞は受賞済み)は興奮の面持ちで「今日はブラックヒストリーにとって重要な日。まもなく大統領選。愛か憎しみか正しい選択をしなければいけない」とスピーチ。会場をややざわつかせながらも祝福の拍手を送られた。助演女優賞は黒人に対する差別という困難に立ち向かう恋人たちの姿を描いた『ビール・ストリートの恋人たち』(公開中)のレジーナ・キング、助演男優賞は黒人差別が公然と行われていた1960年代を舞台にした『グリーンブック』(公開中)で、粗野で無教養なイタリア男を用心棒に、差別の根強い南部を目指して旅をする天才黒人ピアニストを演じたマハーシャラ・アリが受賞。主演女優賞は『女王陛下のお気に入り』(公開中)のオリヴィア・コールマンが、主演男優賞は『ボヘミアン・ラプソディ』(公開中)のラミ・マレックが受賞。監督賞は『ROMA/ローマ』、作品賞は『グリーンブック』が受賞。

新たに司会を務めるはずだったケビン・ハートが過去の差別ツイート発覚により司会を辞退したことで今年も司会者不在での開催となったが進行に滞りなし。人気映画部門の新設案や技術系の4部門の放送短縮案が持ち上がっては見送られるなど、懸念要素もありつつ多彩な作品にスポットライトが当たり“祭り”感も満点。「多様性」がカギとなる作品が受賞する傾向が例年以上に高まった。


