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ビジュアル系 jealkb武道館を目指し再起動

2016.10.23 Vol.677

 ビジュアル系バンドのjealkb(ジュアルケービー)が新しくスタートを切る。11月2日に渾身のニューシングル『reboot』を発売し、ACT2としてバンドを「再起動」する。

 「再始動」のきっかけは「2020年に日本武道館でライブ」宣言だ。

「2015年から2020年までの6年間で日本武道館に行く目標を立てて、ツイッターに書いたんです。そしたら、今のスピードではダメだって真剣に反応してくれた人がいたんです。それがきっかけになってみんながそれぞれエンジンを加速しました(haderu)

 もともとロンドンブーツ1号2号の田村淳、もといhaderuを中心に芸人で構成されたバンド。2006年に活動をスタートするも、芸人、まともに楽器が弾けないといったことから彼らの真剣さは世の中はもちろん、周囲の芸人にも伝わりにくかった。ただキャリアを重ねるなかでバンドの名前も浸透、ファンも拡大。なにより楽曲やライブのレベルもアップ。作品やライブを通じて、彼らの本気度や熱はゆっくりだが確実に伝わり始めている。

「リブートを決めたけど準備期間は短かった。でもこんなにバンドのことを考えたのは初めてかもしれない」(haderu)

「バンド以外の活動もあるから集まるのは夜で、気づいたらもう朝4時になってたりした」(hideki)  

濃密な時間を経て完成したのが最新シングル『reboot』。自らを奮い立たせる作品だ。エネルギッシュでスケールが大きいと楽曲だが、これまでの彼らの楽曲群と並べると違いが感じられる。

「タイトルを決めてから曲を書くって、これまでなかった曲の作り方なんじゃないかな」(haderu)

「曲を作るうえでは、とにかくエモい曲っていうテーマもあった(笑)。リブートだし、これまでのjealkbにこだわる必要もないと、やってみた。それぞれ出来上がったものを持ち寄ったら全員一致でこれだったんですよ(笑)」(elsa)

 一方リリックは、耽美的なフレーズやデコラティブなワードは姿を消し、シンプルで共感しやすい世界観を描き出す。

「バンドのヴィジュアルと同じように脱ゴシック。前は歌詞を書き出してから辞書を引いて、より難しい言葉と置き換えたりしていたんだけど、今回はまったくしなかった。それよりも分かってもらえる、聞きやすいってことを考えて書いています」(haderu)

 バンドの活動期間も10年を超えた今だからこそ気合を入れ直す。これまでの作品を愛してきたファンにはかなりのサプライズになるかもしれない。ただ、ステージの前やスマホや画面の向こうにいるオーディエンスを楽しませたいという気持ちには変わりはない。

 12月には単独ライブも控えている。「再起動」し、リアルに武道館のステージを目指す彼らの今、最新シングルとライブで確かめたい。その価値はある。

THL編集部オススメMOVIE『スター・トレック BEYOND』

2016.10.23 Vol.677

 未知の星に不時着した宇宙船救出ミッションに出発したエンタープライズ号。しかし到着直前、無数の飛行物体によって急襲を受けエンタープライズ号の仲間たちは散り散りになってしまう。たった一人見知らぬ土地に投げ出されたカーク船長を待ち受けるのは…?

監督:ジャスティン・リン 出演:クリス・パイン、ザッカリー・クイント他/2時間3分/東和ピクチャーズ配給/TOHOシネマズスカラ座他にて公開中  http://startrek-movie.jp/

休日は料理で後輩をおもてなし 卜部功也さん(K-1ファイター)

2016.10.23 Vol.677

ラジオ番組『JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE』
毎週土曜日21時30分〜 TOKYO FMで放送中!

巨匠スコセッシ「日本の“家族”を集めた」遠藤周作の名作を映画化『沈黙〜サイレンス〜』

2016.10.23 Vol.677

 日本でも映画ファンから絶大な支持を得るマーティン・スコセッシ監督が、遠藤周作の小説を映画化。19日、都内にて記者会見を行い、その一部映像を全世界に先駆けて披露した。

 最新作『沈黙〜サイレンス〜』は、キリスト教が弾圧されていた江戸時代を舞台に、日本にやってきたポルトガル人宣教師が迫害に苦悩しながらも、信仰とは何かを求道する姿を描く。

 約15分間、4つのシーンのフッテージ映像を披露した後、万雷の拍手で迎えられたスコセッシ監督と、隠れキリシタン・キチジロー役の窪塚洋介、通辞役・浅野忠信の3人。

 監督が原作と出会ったのは1988年のこと。「黒澤明監督の『夢』に出演したのですが、ちょうど日本で撮影を行っていたときに本を読み終わりまして、映画化したいと思いましたがどうアプローチすべきか分からず、数年後に脚本を書きはじめ、2006年に書き終わりました。しかしその後、権利関係が複雑になったりして、なかなか撮影にこぎつけられなかった」と振り返った監督。「私自身がカトリックの家に育ったことも映画化したいというモチベーションの一つだったが、異なる文化の衝突というテーマに引かれた。とにかくこの作品については語り尽くせない。まずは早く皆さんに作品を見てもらわないと(笑)」と笑顔を見せた。

 オーディションを経て、それぞれの役を勝ち取ったという2人。窪塚は「役が決まったときはドッキリかと思った」、浅野も「オーディションでは本当に撮影しているかのように楽しかった」と、スコセッシ監督との仕事を終え感激の面持ち。監督も「オーディション用の映像で、窪塚さんがキチジローを力強く、正直に演じているのを見てこの人しかいないと思った。浅野さんは『アカルイミライ』や『殺し屋1』を見ていたので通辞の役にぴったりだと思った」と2人の役者を絶賛。また同作には、映画監督でもある塚本晋也やイッセー尾形らも出演しており「14歳で溝口健二の『雨月物語』をテレビで見て以来、黒澤作品はもちろん、多くの日本映画を見てきた私にとって彼らは家族のような、なじみの顔だった」と日本の俳優陣にも大満足。

 前日には第28回世界文化賞の映像・演劇部門を受賞。日本映画もまたイタリアやアメリカ映画とともに、映画監督としての基礎を作ってくれたと語る世界的巨匠が、また一つ、日本との絆を結んだ。

『沈黙〜サイレンス〜』は2017年年1月21日公開。

【夢の課外授業】YAMAGUCHI MOVE UP! 下柳剛先生が熱血指導!

2016.10.23 Vol.677

 未来に向け、子どもに夢をあたえ“生きる力”を考えさせるきっかけや、勇気を持って物事に立ち向かう大切さを知ってもらうため、2000年度より活動をスタートさせた〈夢の課外授業〉(主催:二十一世紀倶楽部)。

 そのスペシャル版として山口から日本を元気にする活動YAMAGUCHI MOVE UP!の一貫として「〈西京銀行PRESENTS夢の課外授業SPECIAL〉が10月2日、山口県周南市にある山口県立華陵高校にて野球経験のある小学生約40名を対象に行われた。今回の講師は元プロ野球選手の下柳剛さん。

 下柳先生の自己紹介を聞いている子供たちは下柳先生の大きな体に圧倒されたのか、やや緊張気味の様子。

 実技が始まると、元ピッチャーならではの指導で、キャッチボールの重要性を子供たちに指導。スローイングの際の体の向きや軸足の置き方などを子供たち一人一人に熱心に教えていた。

 最後は先生とのお話の時間。このころには緊張もほぐれたようで子供たちも積極的になり、次々と下柳先生に質問を投げかける。「現役時代に打たれた時にグローブを投げつけていましたが、あれはしてもいいんですか!?」など下柳先生もタジタジになる質問も飛び出した。 最後に下柳先生は「しっかり努力をして夢を叶えてください。」と熱く語った。

全日本空手道選手権 世界王者・島本雄二が豪快一本勝ちで3回戦進出

2016.10.22 Vol.676

 

「第48回オープントーナメント全日本空手道選手権大会」の初日(22日)が東京体育館で開催され、男女の2回戦までが行われた。
 この大会は年に1回、体重無差別で日本一を決める大会。そして来年7月に予定されている体重別世界選手権「第6回全世界ウエイト制空手道選手権大会」(カザフスタン)の日本代表最終選抜戦を兼ねていることもあり、日本中から各地を代表する強豪が集まった。

 昨年行われた「第11回全世界大会」で優勝した島本雄二は2回戦から登場。飯野駿に1分23秒、中段逆突きで一本勝ちと万全のスタートを切った。
 準優勝の入来建武も長尾凌に危なげなく判定勝ち。4位に入った前田勝汰は中段突きで一本勝ち。他にも島本一二三、山本和也といった有力選手は順調に23日の3回戦に駒を進めた。

 女子では昨年の世界大会で準優勝の南原朱里、4位の菊川結衣が2回戦から登場。ともに判定ながら危なげない勝利で準々決勝に進んだ。
 昨年の世界大会での引退を考えていたものの現役続行の決断を下した将口恵美も5-0の判定で準決勝へ。
 しかしウエイト制大会への切符に王手をかけていた久保田千尋は2回戦で手島海咲に再延長の末、体重判定で敗れ姿を消した。
 また昨年の世界大会で期待されながらも初戦敗退と苦汁をなめた加藤小也香は初戦となった2回戦で藤原桃萌に延長戦で3-1の判定負け。早々に姿を消した。
 女子では久保田を破った手島が1回戦は最終延長で判定勝ち、久保田とも再延長にもつれる熱戦を繰り広げるなど会場を沸かせた。
 23日は男子の3回戦以降、女子の準々決勝以降が行われる。

人が喜ぶことを常に考えている 仲村淳さん(イースマイル代表取締役社長)

2016.10.22 Vol.677

ラジオ番組『JAPAN MOVE UP supported by TOKYO HEADLINE』
毎週土曜日21時30分〜 TOKYO FMで放送中!

いわて国体はEXILE&中学生の『Rising Sun』で閉幕

2016.10.22 Vol.677

【JAPAN MOVE UP!× TEAM2020】2020年に向けて、ダンスで日本を元気に!!

迷走中の移転問題はさておき…築地の本当の姿を描いた映画が公開中

2016.10.22 Vol.677

 本来なら11月7日に築地市場から豊洲市場への移転が行われるはずだった。しかし小池百合子東京都知事が就任後いろいろ調べてみると、豊洲市場の主要な建物の地下に汚染対策としてされるはずだった盛り土がなされていなかったり、それゆえに生まれた地下スペースにどこからのものか分からない水がたまっていたり、地下空間の大気から国が示す指針値の最大7倍の水銀が検出されたりと、築地市場の移転問題は思わぬ方向へと進んでいる。

 そんななか「築地の真の姿を描いた」と言っても過言ではない映画『TSUKIJI WONDERLAND(築地ワンダーランド)』の全国ロードショーが10月15日から始まった。

 この映画は報道規制の厳しい築地市場で1年4カ月に渡ってカメラを回し、長期密着取材を敢行。鮨職人ら料理人に食材を仲介する「仲卸」と呼ばれる人々を中心とした築地で働くプロフェッショナルたち、料理人、文化人、評論家といった食に関わる人々へのインタビューを軸に我々の知らない、見たことのない築地の深部に迫っていく。映画では日本の食文化の豊かさを再確認し、そこに果たしてきた築地の役割を描いている。
 タイミング的には消えゆく築地をこの目に焼き付け、日本の食文化を支えてきた築地の人々たちの仕事に敬意を表し、そして豊洲という地で新しい食文化を紡ぎ出すための一歩を踏み出すつもりだったのだが、この映画を見ると「もうちょっと築地のままでいいんじゃない?」なんて気にもなってくる。

 いや、別に移転反対派とかそういうのではなく、映画を見るとただひたすらに築地という地とそこで働く人々に愛しさを感じてしまうから。
 そんなわけで、取りあえず移転問題については遠くから眺めておくとして、「実は築地に行ったことがない」なんて人は映画を見る前でも後でもいいから築地に行ってみるといい。

 多分、その後で食べる寿司の味はそれまでとはちょっと変わっているはずだから。

リオ五輪・パラのメダリストが凱旋「大歓声に包まれて日本のスポーツの秋」

2016.10.22 Vol.677

 真っ青に晴れ上がった空に、じりじりと照りつける太陽。10月に入ったというのに、銀座には真夏のリオが戻ってきたようだ。沿道には、サングラスに帽子、夏物の装いの女性が多数。長袖のシャツの袖を肘上までまくり上げハンカチで汗を拭う男性、仕事の途中といった背広にビジネスかばんの男性も見える。

 この日行われたのは、「リオデジャネイロオリンピック・パラリンピック日本代表選手団合同パレード」。選手は合わせて6台のバスやトレーラーに乗り込み、新虎通りを出発して、銀座、そして日本橋とパレードする。

 パレードは、ロンドン五輪の際にも行われているが、今回はオリンピックとパラリンピックのメダリストが一緒に行う。そのため前回以上の注目度。新虎通りに設けられた出発式会場の周辺には、朝早くから人が集まった。

 レスリングの吉田沙保里、車いすテニスの上地結衣らを筆頭に選手たちがトレーラーとバスに乗り込み、パレードがスタート。オリンピアン50人、パラリンピアン37人を乗せた車両は、早歩きよりも少しだけ早いぐらいの時速4.8キロのスピードでゆっくり進んだ。

 沿道は用意された小旗を振る人たちでいっぱい。メインルートの銀座8丁目交差点から日本橋までの沿道は外に向かって人の列が五重、六重と重なる。人の切れ目ははまったくない。よく見ると、沿道に立つビルの窓も人でいっぱい、バスやトレーラーからの遥か上の高層階からベストショットを狙うカメラマンたちも見えた。

 平日の午前中の開催にもかかわらず80万人が集まった。大会のヒーロー、ヒロインたちの名前と一緒に「おかえり!」や「ありがとう!」、そして「感動した」が一緒になって次々に飛ぶ。選手たちは声のかかったほうへ笑顔を振りまき、沿道にも笑顔があふれた。

 バスやトレーラーの上のアスリートたちと沿道の距離は思うよりも近い。前列に陣取れば言葉も十分に交わせそうなほどだ。バスよりも少し低いトレーラーに乗ったパラリンピアンたちは、沿道に知り合いを見つけて呼びかけ、短いながらも会話している様子も見受けられた。

 80万人のなかには朝早くから場所取りに奔走した人、ロンドン五輪の際パレードの時の経験を生かして銀座から移動してきた人など、対策をして臨んだ人も少なくなかった。また、コースに面したカフェは絶好の観客席になっていて、ゴール近くにある吉田沙保里の出身県である三重のアンテナショップ、三重テラスには多くの人が詰め掛けた。

 合同パレードを終えたレスリングの伊調薫は「こんなにたくさんの人に来ていただいてうれしかったです」とコメント、競泳の萩野公介は「工事現場のおじさんたちも手を止めていた。大丈夫かなと思いました」と、気遣いを見せた。

 体操の内村航平は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックについて聞かれ、「4年後に出られるように頑張りたいです」。そして、「4年後は(競泳の)萩野君がスーパースターになっていると思うので期待したい。きっとパレードもやっていただけるんじゃないかと思うんですが、今日よりも盛大になるでしょう。萩野君に期待したい」と笑った。

ついにファイナル!! あのウシジマの原点が明かされる!? 『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』

2016.10.22 Vol.677

 2010年のテレビドラマ開始から6年。『闇金ウシジマくん』シリーズが、ついにファイナル!「1日3割(ヒサン)」「10日で5割(トゴ)」という非合法な金利で金を貸し付けるアウトローの金融屋「カウカウファイナンス」の社長・ウシジマを主人公に、金と欲望に翻弄される人々の転落人生を、シビアにブラックに、そしてときにコミカル&ハートフルに?描き、熱烈な支持を得てきた。今秋、テレビドラマ『闇金ウシジマくん Season3』に続いて映画第3作『闇金ウシジマくん Part3』が公開。そして本作『ザ・ファイナル』で、シリーズはひとまず幕を閉じる。

 ウシジマ役はもはや彼をおいてほかにないと誰もが認める山田孝之をはじめ、その右腕・柄崎役のやべきょうすけ。高田役の崎本大海、ウシジマの同級生で情報屋の戌井役・綾野剛、女闇金・犀原茜役の高橋メアリージュンらおなじみのキャストが大集合。さらにウシジマの中学の同級生・竹本役に永山絢斗、原作史上最凶キャラ・鰐戸三兄弟の長男・一役に安藤政信、過払い金請求で稼ぎまくる弁護士・都陰に八嶋智人、学生時代の犀原役に玉城ティナら、豪華ゲストも参戦。

 原作の「ヤミ金くん編」をもとに、ウシジマの現在と中学生時代を交錯させながら、カウカウファイナンスに迫る最大の危機を描く。かつて心を許した友の前でウシジマが見せる“これまでにない顔”とは…? ウシジマの過去の因縁、そしてルーツに迫る、現代日本人必見の一本。

STORY:違法な高金利で金を貸しシビアに取り立てる金融屋カウカウファイナンスの丑嶋馨の前に、中学時代の同級生・竹本が現れる。呼び起こされる中学時代の記憶。当時からウシジマに因縁のある凶悪な鰐戸三兄弟の影が忍び寄る。

監督:山口雅俊 出演:山田孝之、綾野剛、永山絢斗他/2時間10分/S・D・P配給/全国公開中  http://ymkn-ushijima-movie.com

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