NODA・MAPの最新作『MIWA』が池袋の東京芸術劇場プレイハウスで現在上演中だ。
同作は野田秀樹が同じ長崎県出身である美輪明宏の半生をモチーフに描いた「全く出鱈目な美輪明宏物語」。
事実に沿う部分とフィクションの部分が入り乱れ繰り広げられる、まだ生存する人間の伝記的な物語。そんな不可思議な試みを可能にしたのは美輪という存在の特殊さであり、野田の美輪に対するリスペクトの賜物だろう。
劇中、過去に美輪の周囲にいた人物を思わせる役名の人物や実在した人物が登場するたびに、美輪が生きた時代がどれだけ刺激的で激動の時代だったかを改めて感じさせる。
また、かつての野田作品で使われた思い出深い言葉遊びのセリフが突然飛び出すなど、野田の作品に込めた共通するテーマや思いといったものを感じさせる作品となっている。
「MIWA」役の宮沢りえ、古田新太、池田成志といったNODA・MAP出演経験のあるベテラン陣に加え、今回は瑛太、井上真央、小出恵介といった若い俳優たちが初参加。いつもとは一味違う野田ワールドが構築されている。
東京公演は11月24日まで。その後、大阪、北九州で上演される。前売り券は完売だが、全公演で当日券は販売される。
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剛力&井川、きゃりーと共演の新CMは「ファンタジック」
auの新商品発表会が2日、都内で行われ、CMキャラクターを務める剛力彩芽と井川遥が出席した。4日にスタートする新CMでは、きゃりーぱみゅぱみゅと共演。井川は「セットもファンタジーで、私たち自身もおとぎ話のなかにいるみたいでした」。剛力も「すごく楽しいCMになっています」と、PRした。
2人は現在、より広いエリアで高速でつながるというネットワークの力をアピールする「ツナガルチカラ」CMに出演中。剛力は「ロケに行ってふとしたときに友人にメールしたりするのですが、どこでも高速で送れる」と、”ツナガルチカラ”のエピソードを紹介。井川も「家族や友達、多くの人とつながれる」と、笑顔を見せた。
嵐・相葉がベストジーニスト殿堂入り「ジーンズのために生きていく」
寺島しのぶ、東京国際映画祭コンペ審査員に就任!
スギちゃん、水沢アリーが「うらやましい」
MOVIE 海外でも絶賛評が続々!究極の選択を突きつけられた家族の絆の物語。
第66回カンヌ国際映画祭での審査員賞受賞をはじめ、海外映画祭で大絶賛を巻き起こし、日本でも公開前から大きな注目を集めていた話題作が、ついに公開。『誰も知らない』の是枝裕和監督のもと、絶大な人気を誇る福山雅治が本作で初の父親役に挑戦するという話題性に加え、海外映画祭で作品を称える声の多さが、さらなる話題を呼んでいる。カンヌのコンペにて日本映画が受賞するのは河瀬直美監督の『殯の森』以来6年ぶりのこと。
自分の才覚で人生の勝ち組街道を生きてきた主人公に、突然突きつけられた驚愕の事実。それは、6年間育ててきた息子が出生時に取り違えられた他人の子であり、そしてまた、血を分けた実子がその他人の子として育てられていたという衝撃的なものだった。6年間の絆か、それとも血筋か。究極の選択を突きつけられた彼らの選んだ答えとは…。
人生で初めて壁にぶつかり、その苦悩のなかで父親としての自分を見つめ直していく主人公・野々宮良多役に福山、その妻・みどり役に尾野真千子、子供を取り違えられた相手夫婦・斉木夫妻に、リリー・フランキーと真木よう子。この演技派4人に加え子役たちも、是枝流演出術により見事な表情を見せてくれる。親子、夫婦、そして家族…。その絆が生まれる感動の瞬間に胸が熱くなる一本。
『スティーブ・ジョブズ』試写会に15組30名
2011年10月5日、56歳の若さで亡くなったアップルコンピュータの創業者、スティーブ・ジョブズ。「世界を変えた天才」「今世紀最高のヴィジョナリー」…最高の賛辞を贈られる一方で、彼はワガママで傲慢、非情な男とも言われ続けた。そんな“嫌われ者”がなぜ、世界中から“愛され続ける”デバイスを作ることができたのか。そんな問いに迫る、ジョブズ没後初の映画化作品。『バタフライ・エフェクト』のアシュトン・カッチャーが、徹底した役作りでジョブズ像を体現する。
スティーブ・ジョブズは、1976年、同じようなはみ出し者の友人たちと、自宅のガレージに“アップルコンピュータ”を設立。次々とヒット作を生み出し、わずか4年で会社は株式上場。ジョブズは富と名声を手にする。しかし己の考えだけを貫くジョブズはしだいに孤立。あげくに予算を無視して開発にのめり込んだ彼は、自分の会社から追放されることに。人生最大の挫折の中で、ジョブズが見た大胆かつ斬新な“ビジョン”とは…!? 11月1日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほかにて公開。
『ある愛へと続く旅』試写会に15組30名
ペネロペ・クルスが、女子大生時代から高校生の息子と向き合う母親まで、女性としての長い年月を見事に演じ切った、感動の愛の物語。本作では、ペネロペが老けメイクでの演技にも挑んでいることにも注目だ。
サラエボで出会った瞬間に恋に落ちた、ジェンマとディエゴ。2人は結婚するが子供を持つという願いが叶わず、1992年のサラエボ包囲のさなかに、代理母候補を見つけ息子・ピエトロを授かる。ほどなくジェンマとピエトロは戦火の街を逃れるが、ディエゴはその地で命を落としてしまう。時が経ち、過去の思い出をたどるジェンマは、思いもよらぬディエゴの真実と愛をを知ることになる…。
監督は『赤いアモーレ』以来、ペネロペとの2度目のタッグを組むセルジオ・カステリット。ディエゴ役には『イントゥ・ザ・ワイルド』の美形俳優、エミール・ハーシュが扮する。
11月1日(金)よりTOHO シネマズ シャンテ他にて公開。
『武士の献立』ゲスト登壇予定 完成披露試写会に10組20名
この冬“包丁侍”が日本中に勇気と感動を与える! 2011年に、堺雅人主演で“そろばん侍”の生き方を描いた『武士の家計簿』が大きな話題を呼んだが、今度は、刀を包丁に“料理”で動乱を乗り越えた“包丁侍”と、そんな夫を支える妻の深い絆を描いた感動作が誕生。
優れた味覚と料理の腕で夫を支える年上女房・春を『半沢直樹』の妻役でも注目を集めた上戸彩が好演。“包丁侍”として奮闘する夫・安信役に、本作が初の時代劇本格出演となる高良健吾。
優れた味覚と料理の腕を持つが、気の強さが仇となり1年で離縁された春。ところが、加賀で一、二を争う料理の腕をもつ舟木伝内にその才能を買われ、息子の嫁にと懇願されて2度目の結婚を決意する。舟木家は代々、藩に仕える由緒ある包丁侍の家。しかし、夫となる跡取り・安信は、実は料理が大の苦手で、しかも歳は春より4つも下だった。春は、姑の満の力も借りながら、必死に夫の料理指南をはじめるが…。12月14日より全国公開。