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初の地元での試合に燃える鈴木博昭「シンプルに青井選手を仕留める」【RIZIN LANDMARK】

2022.11.04 Vol.Web Original

「RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA」(11月6日、愛知・ドルフィンズアリーナ)の前々日インタビューが11月4日、名古屋市内で行われた。

 初めての地元・名古屋での試合となる鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)が「フィニッシュ」へのこだわりを見せた。

 鈴木は昨年10月に「RIZIN LANDMARK vol.1」でRIZINに初参戦。奥田啓介に1RでTKO勝ちを収めたものの、大晦日には萩原京平に判定負け。その後、昇侍にTKO勝ち、平本蓮に判定負けで2勝2敗となっている。

 対戦相手の青井人(BLOWS)は修斗、DEEPでキャリアを積んだファイターで、打撃でのフィニッシュも多いストライカーではあるが、打・投・極すべてができるタイプ。鈴木は打ち合いになった際には確実に相手を仕留め2勝を挙げているが、総合的な戦い方をされた際には判定まで持ち込まれて2敗を喫している。

出直しの一戦に向け“SNS断ち”の久保優太「再出発の機会をくれたRIZINに感謝したい」【RIZIN LANDMARK】

2022.11.04 Vol.Web Original

大晦日のシバター戦以来の再起戦

「RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA」(11月6日、愛知・ドルフィンズアリーナ)の前々日インタビューが11月4日、名古屋市内で行われた。

 昨年大晦日のシバター戦以来の再起戦で奥田啓介(フリー)と戦う久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)が「再出発の機会をくれたRIZINに感謝したい」と感謝の言葉を述べた。

 久保は2021年9月に行われた「RIZIN.30」でMMAに初挑戦し、レスリングの五輪銀メダリストの太田忍と対戦も判定負け。大晦日ではシバターと契約体重-90kg、3分2Rで判定なし、勝敗を決するのはKO・一本のみという「RIZIN MMA特別ルール」で対戦し一本負けを喫した。この試合については年が明けて“八百長疑惑”が噴出するなど騒動となっていた。

 久保は「実はSNSをログアウトしていて」と自らが第1試合であることを知ったのは昨日とのこと。戦う上では「試合の時間が確定しているので、きっちりスタートするという意味では1試合目は好き」と前向き。大晦日からの出直しという意味合いにもなることについては「その通りだと思います。第1試合というチャンスはRIZINが与えてくれたもの。その役目をしっかり果たしたいとは思います」と語った。SNSをログアウトしていたことについては「自分は若いころは試合前2週間から1週間くらいはなるべく外部をシャットアウトしていた。今はSNSの時代なので、ちょっとSNS離れしてみようと思ってログアウトしました(笑)」と原点回帰の一つのよう。

遠藤哲哉、佐々木大輔との元ダムネーション対決は30分フルタイムドローも優勝宣言【DDT】

2022.11.04 Vol.Web Original

 DDTプロレスが11月3日、横浜ラジアントホールでシングル最強決定リーグ戦「D王 GRAND PRIX 2022」第2戦を開催。Aブロック公式戦で実現した遠藤哲哉と佐々木大輔の元ダムネーション対決は30分時間切れ引き分け。勝った場合の勝ち点2を取れなかった(ドローは勝ち点1)遠藤だが優勝を宣言した。
 
 両者は長年“悪のユニット”ダムネーションでともに戦ってきた間柄。昨年9月4日の名古屋大会で同ユニットが解散してから、タッグマッチでも1度も対戦することがなかった。2人のシングル戦は2020年11月3日、東京・大田区総合体育館でのKO-D無差別級選手権(当時の王者は遠藤)以来、丸2年ぶりとなった。
 
 佐々木が握手を求めるも、遠藤が拒否してゴング。序盤はグラウンドでのレスリングの攻防となり、佐々木もクリーンに戦った。ところが遠藤が場外に転落した佐々木めがけ、サスケスペシャルを狙うも、負傷している左足首に痛みが走って飛べず。佐々木は場外に引きずりおろすと、イス攻撃から左足に集中砲火。遠藤もスワン式エルボー、変型デスロックなどで反撃し一進一退の攻防に。ここでダムネーション解散とともに星に帰ったはずのマッド・ポーリーが出現。レフェリーが両者に巻き込まれて昏倒しているすきに、ポーリーが遠藤に串刺し式ボディーアタック。しかし、遠藤と佐々木が袂を分かった現在の実情が飲み込めていないポーリーが佐々木のイス攻撃を止めると、遠藤が佐々木に急所打ち。遠藤はエクスプロイダー連発から旋回式トーチャーラックボムを見舞うも、佐々木はカウント1でクリア。さらに遠藤がバーニングスター・プレスを狙うも、佐々木は回避。その後はナックルパンチ、丸め込みの応酬になるも、タイムアップのゴングが鳴った。

勝村周一朗、地元でのガンバレ世界無差別級王座戦で無念の惜敗。12・27後楽園で渡瀬瑞基が王者ジャクソンに挑戦【ガンプロ】

2022.11.04 Vol.Web Original

 ガンバレ☆プロレスが11月3日、横浜ラジアントホールで「汚れた英雄2022」を開催。地元出身の“リアルタイガーマスク”勝村周一朗がハートリー・ジャクソンの保持するスピリット・オブ・ガンバレ(SOG)世界無差別級王座に挑むも惜しくも敗れ、凱旋試合での戴冠はならなかった。
 
 挑戦者の勝村が172センチ、70キロであるのに対し、王者のジャクソンは183センチ、135キロで圧倒的な対格差がある。まず勝村はマットに腰を下ろし、猪木アリ状態で誘って関節を狙い、ローキックを連打。ジャクソンがショルダータックルをかますと、勝村は前蹴りからショルダータックルで倒す。場外戦になるとジャクソンがイス攻撃。リングに戻ると、ジャクソンは串刺し式チョップ、ボディーアタックなどで猛攻。10分過ぎ、勝村は怒涛のミドルキック連打。スリーパー、腕十字、三角絞めを決めにいくと、ジャクソンはなんとかエスケープ。ジャクソンのエルボーと勝村のミドルキックの応酬から、勝村がヒザに低空ドロップキックを見舞えば、ジャクソンは後頭部へのラリアットで反撃。勝村はトリプルスリー3ロックを仕掛けるも、ジャクソンの体躯の大きさから極めきれたのは「2ロック」まで。必殺のニンジャチョークもジャクソンは強引に投げ捨てた。エルボーのラリーから、勝村がスピンキックを繰り出すも、ジャクソンはラリアットからジャンピング・パイルドライバーを叩き込んで3カウントを奪い、熱闘に終止符が打たれた。

EXILE TETSUYAが内田篤人氏や1000人超えるサッカーキッズたちと「クラッキ!ダンス」初披露

2022.11.03 Vol.Web Original

 日本サッカー協会(JFA)が11月3日、東京・国立競技場で「JFAユニクロサッカーキッズ」を開催した。

 同イベントはJFAが2003年からJFAキッズプログラムの一環として行っている、6歳以下の未就学児を対象としたサッカーフェスティバル。勝敗は重要視せずサッカーを楽しむことを目的とした6人制や5人制といった少人数での試合を行っている。

 今回は試合の前にEXILE TETSUYAが監修したオリジナルダンス「クラッキ!ダンス」が初披露された。

 この「クラッキ!ダンス」はJFLの子供向けプログラム「めざせクラッキ!」の動きを取り入れたウォーミングアップダンスで、EXILEの楽曲「VICTORY」を2分45秒の「クラッキ!ダンス」バージョンに編集し、両足ジャンプ、片足立ち、もも上げ、足踏み、腕回し、かかとタッチといった動きを取り入れ、最後は人差し指で天を指す勝利のポーズで締めくくるもの。ダンスにはTETSUYAととともに元サッカー日本代表で、JFAユニクロサッカーキッズのキャプテンを務める内田篤人氏も参加、約1250人のキッズたちとともに体を動かした。

東京都、3日の新規陽性者は6686人、重症者は19人

2022.11.03 Vol.Web Original

 東京都は3日、新型コロナウイルスに感染した人が新たに6686人確認されたと発表した。重症者は都基準で19人。65歳以上の高齢者は547人だった。
 
 病床の使用率は30.0%、オミクロン株の特性を踏まえた重症者用病床使用率は9.3%。

 80代から90代までの男女3名の死亡も報告された。

コシノジュンコ氏らがデザイン談義!豊島区制90周年記念「街中まるごと−デザインミュージアム−池袋」

2022.11.03 Vol.Web Original

 豊島区制90周年を記念したイベント「街中まるごと-デザインミュージアム-池袋」が1日からスタートし、「自由学園明日館」講堂にてデザイナーのコシノジュンコ氏とグラフィックデザイナーの佐藤卓氏による「人とデザイン・新たな街文化の創出」をテーマにした講演が行われた。

「東急歌舞伎町タワー」来年4月14日に開業!コラボ第1弾は「エヴァンゲリオン」

2022.11.03 Vol.Web Original

 新宿・歌舞伎町の国内最大級のホテル×エンタメ施設複合タワー「東急歌舞伎町タワー」開業半年前記者発表会が2日、都内で行われ、開業日が2023年4月14日(金)、ホテルの開業が5月19日(金)に決定したことが発表された。

豊島区制100周年への第一歩「誰一人取り残さない、誰もが輝く街へ」区制施行90周年記念式典開催

2022.11.03 Vol.web original

 豊島区制施行90周年記念式典が1日、池袋・豊島区立芸術文化劇場にて行われ、豊島区文化栄誉賞などが表彰された。

 今年の豊島区制施行90周年に合わせ、豊島区では区の活性化や持続可能な都市づくりに向けたさまざまな施策を実施。

 第一部は、世界的指揮者・小林研一郎氏率いる、プロ、アマ、障害の有無を問わず構成されている「コバケンとその仲間たちオーケストラ」が「交響曲大5番 運命」を、アンコールにはバイオリニスト瀬﨑明日香氏がソロを務め「ツィゴイネルワイゼン」を演奏。万雷の拍手を受け、小林氏は「今日の演奏は神がかっていた」と、メンバーをたたえた。豊島区の音楽監督を務める小林氏は「高野区長にほれまして」と笑顔を見せ「ここ20年の豊島区の発展は目を見張るものがあり、それに焦がれております」と豊島区への思いを語った。

 第二部・豊島区制90周年記念式典では、高野之夫豊島区長らが豊島区の活性化に貢献した各功労者を表彰。

 高野区長は「私が23年前、区長に就任した当時、豊島区は財政破綻の状態からの脱却が最優先の課題でした」と、文化振興を基軸とした政策によって、経済への好循環を生み出すに至るまでの軌跡を振り返った。高野区長は「豊島区の挑戦は今日が次への新たなステップ。誰一人取り残さない、誰もが主役になれる街づくりをこれからも進めていきたい」と語った。

 式典には豊島区と関わりのある文化人や友好都市の首長らが出席。人間国宝でもある能楽師・野村萬氏や、豊島区芸術顧問を務める元文化庁長官・近藤誠一氏らが祝辞を行った他、小池百合子東京都知事も「豊島区と東京都がしっかりタッグを組み、人が輝く明るい未来の東京を実現してまいりましょう」とメッセージを寄せた。

 この日は、豊島区の振興発展・区民福祉の向上に貢献した功労者76名の表彰や、安全・安心なコミュニティー作りを実現する都市に与えられる「セーフコミュニティ国際認証」の認証式も実施。豊島区の取得は2012年の初認証から3度目。

 また、豊島区文化栄誉賞も発表され、個人の部では城所信英氏、団体の部では豊島区書道会、豊島区伝統工芸保存会、豊島区民謡連盟が同賞を授与された。

 最後に都倉俊一文化庁長官が講演。新型コロナウイルス感染症が文化芸術や観光に与えた影響を振り返り「ポストコロナに行きたい国というデータでは、ダントツで日本。さらなるインバウンドを呼び込むためにも、名所旧跡を巡るだけではなく、夜にも美術館や博物館、舞台などを楽しめるような取り組みが必要ではないか。有形無形の日本の文化を、文化庁と国を挙げて世界に発信していきたい。豊島区のような文化芸術都市にはその先陣を切っていただきたい」と語った。

 この日の司会は第一部・朝岡聡アナウンサー、第二部・笠井信輔アナウンサー。

 豊島区では今後も、区内を中心にさまざまな区制施行90周年事業を展開していく。

高野之夫豊島区長

 

小林研一郎氏

 

小池百合子東京都知事もメッセージ

 

豊島区が3度目の「セーフコミュニティ国際認証」

 

都倉俊一文化庁長官による基調講演

『鎌倉殿の13人』の大河紀行で話題!テルミンの竹内正実が12月に東阪で復活のライブショー 5年前に脳出血で右半身に麻痺

2022.11.03 Vol.Web Original

 日本におけるテルミン演奏の第一人者である竹内正実が12月にコンサート「竹内正実復活のライブショー」を大阪と東京で開催する。ライブは、大阪は12月5日、東京は同6日の日程で、東京公演はオンライン配信も行われる。

 テルミンはロシア生まれの世界最古の電子楽器。触れずに演奏するのが特徴で、突き出たアンテナに手を近づけたり遠ざけたりすることで音程や音量をコントロールして演奏する。テルミン単体、ピアノや弦楽器などとシンプルな構成で演奏したり、ロックバンドなどの演奏に効果的に取り入れられたりして演奏されてきた。

 本コンサートは、クラシック音楽を思わせるアプローチでテルミンの美しい演奏を追及してきた竹内がテルミン演奏家としての再起をかけたコンサート。竹内は、5年前にコンサート中に脳出血で倒れ右半身に麻痺が残り、演奏に繊細さが必要となるテルミンを以前と同じように演奏することは困難となったが、現在は演奏時の利き腕の右腕と左腕の役割を入れ替えて“レフティ”のテルミン奏者として再起を図っている。

1人で開発を始めNASAに認められた超小型探査車や驚きの高性能吸水サニタリーショーツ…世界に羽ばたく東京の中小企業を取材

2022.11.03 Vol.web original

 都内の中小企業が開発した製品や技術などを表彰する「東京都ベンチャー技術大賞」。10月19日に行われた表彰式では、15件が大賞はじめ各賞を受賞。小池百合子東京都知事も「いずれも卓 越した発想力、確かな技術力で生み出された、世界に誇る革新的な製品やサービス」と高く評価した。東京から世界に羽ばたく可能性に満ちた受賞企業の中から、4社に話を聞いた。

「東京都ベンチャー技術大賞」は都内で実質的に事業を営む中小企業や個人事業主を対象に、 商品化から5年未満の、革新的で将来性のある製品・技術を表彰するもの。今年は106件の応募 があり、その中から15件が大賞、優秀賞など各賞を受賞した。

【NASAのプロジェクトに参加決定! 超軽量小型で高強度な月面探査車YAOKI】

 栄えある大賞を受賞したのは、株式会社ダイモン(大田区)が開発した月面探査車「YAOKI」。 約0.5キロ以下、手のひらに乗るサイズという超軽量小型。さらに100メートル上空のドローンから落としても壊れない高強度。“七転び八起き”から名付けられたネーミングの通り、転んでもひっくり返っても走行可能なデザイン。すでにNASAの月輸送プログラムと契約し打ち上げを待つばかりという、東京から宇宙へ羽ばたく注目企業の受賞だ。

話:株式会社ダイモン CEO、CTO 中島紳一郎さん

「『YAOKI』は“七転び八起き”から名付けられた、転んでも倒れても走行可能な、超軽量小型、高強度な月面探査車です。上下対象に作られているので、ひっくり返っても走行できますし、横に倒れても車輪を動かしているうちに戻ります。非常に高強度で、月面の悪路に放り出されても駆動できるよう想定して設計しています。現在、月に居住スペースを作るなら洞窟内だろうとされていて、すでに洞窟もいくつか発見されています。『YAOKI』なら洞窟探検にも向いていると思っています。これが498グラム。月への輸送費は1キログラムで1億円かかるとされており、理論上は5000万円で行けます。

 現在、展開しているビジネスモデルは大きく3つ。1つは月面探査。これは『YAOKI』の開発を終えて、打ち上げの日程も決まっています。後は、ミッションに成功しさえすればビジネスは花開くと思っています。2つ目は地上用ロボットへの転用。具体的には、インフラ点検ロボットですね。小さいので、 配管点検ロボットですとか。また、悪路でも走行能力が高いので、ドローンと連携して、被災地などでも役に立つのではないかと考えています。そして教育面での活用。幅広い世代の一般の方 に、最新の宇宙技術を体験してもらう。すでに小学校などで子どもたちに実際に『YAOKI』に触ってもらい、操縦してもらったりもしています。子どもたちはひたすら操縦を楽しんでますが(笑)、本物の宇宙探査技術に触れ、宇宙開発は身近なものなんだと楽しみながら実感してもらうことができます。数年以内にたくさんの『YAOKI』を月に送り、操縦権を解放することも考えています。

 また、現在は2輪で手のひらサイズですが、実はもともと連携探査を念頭にしており、将来的には複数機が連携して走行できるようにするといったことも考えています。ドローンと連携すればさらに活用範囲は広がるでしょう。

 もともと私は自動車エンジニアをしており、3.11の日に思うところがあって独立を決意しました。10年前に起業し、受託設計の仕事などをしながら探査車の開発を続け、ようやく3年前に一旦、 開発が完了しました。今は6人いるのですが、1年ほど前まではずっと1人でやってきまして、長く孤独な開発作業でしたね。『YAOKI』の開発を終えた段階で、自分でプロモーションビデオを撮ってYouTubeにアップし、それをNASAの関係者に送ってみたところ、宇宙開発関係の2~3社から色よい返事があり“NASAでは今、月面探査のグローバル募集をしているから本当にやるなら 参加できると思う”と言われたことがきっかけで、NASAと契約することができたんです。まるで、ジャスティン・ビーバーに見出されたピコ太郎さんのようだと思いました(笑)。

 アメリカでは、良いものをどんどん大きくして性能を高めるという発想が主流という気がしますが、どんどん小さく軽く無駄を省くことで良いものを作るというのは日本の得意な発想だと思います。NASAのプロジェクトに参加する探査車のなかで『YAOKI』は最小最軽量だと言われましたし、その部分でも評価されたのではないかと思います。

 起業した当時は当然、月面探査車の開発で食べて行けるわけもなく、長く孤独な開発を続けてきましたが、いつか必要となる時代が来ることは分かっていました。そのときには自分が先駆者になれるかもしれない。リスクをかける価値はあると思っていました。

 今回の受賞は、私たちにとって大きく2つの意義があると感じています。1つは、月面探査が認められたということ。まだ現実のビジネスにはなりにくいという見方が大きいなかで、技術力だけでなく、ビジネスとしての可能性も評価され大賞を受賞したことは、とても意味があると思っています。そして、私のような、ずっと1人で開発してきたミニマムな会社でも最先端の分野に挑めるし、こうして評価していただくことができると示すことができたなら、うれしく思います。

 スポンサーも少しずつ決まってきたところですが、より広く多彩な企業の方に関心を持ってもらい、 NASAに認められた小さな月面探査車に一緒に乗っていただきたいですね」

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