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養護施設出身者の自立支援を中心とした「7代目タイガーマスクプロジェクト」誕生。武尊「みんなで一緒に子供たちにいい環境を」と呼び掛け

2023.05.24 Vol.Web Original

 K-1史上初の三階級制覇王者である武尊(team VASILEUS)が5月24日、「7代目タイガーマスク」を襲名した。

 この日は「7代目タイガーマスクプロジェクト 記者発表会」が都内で開催され、武尊は初代タイガーマスクの佐山サトルから直接マスクを渡された。2人はそれぞれ養護施設や福祉施設の子供たちへの寄付をはじめとした社会貢献活動を行っているのだが、昨年、ある格闘技大会で出会い、それをきっかけに佐山が自らの活動の継承者として武尊に7代目襲名の話を持ち掛け、武尊が受諾。この度、養護施設出身者への自立支援を中心とした社会貢献活動を行う「7代目タイガーマスクプロジェクト」が誕生した。

 このプロジェクトの中核を担うこととなった武尊は「みんなで一緒にプロジェクトを盛り上げて、たくさんの子供たちに、夢とか希望とかを持って夢に向かえる環境を作ってあげたい」などと訴えた。

 同プロジェクトでは「日本では親と暮らすことができない子供が約4万2000人いる」「多くは高卒で就職」といった養護施設の現状を踏まえたうえで「児童養護施設を出た後の生活が不安定」「進学後の学費問題」「離職率が高い」「1回、就職に失敗したらたちまち窮地に」といった課題を設定。

 こういった課題解決のために「子供たちが退所(自立)した後も支援活動を継続すること」を目的とした「7代目タイガーマスク基金」の設立を発表。基金の活動内容は児童養護施設の子供たちの入所時の支援ばかりではなく、自立支援も含んだもの。具体的な活動として「自立に必要な物品の寄付」「自立に必要なスキルアップ授業を実施」「養護施設の状況の調査と発信」「募金活動」といった項目を挙げた。また同プロジェクトついては日本国内だけではなく世界の子供たちを視野に支援をしていきたいという。

赤井沙希「枯れて朽ちていく花ではなく、美しいまま散る花でいたい」と11・12両国での引退を発表【DDT】

2023.05.24 Vol.Web Original

デビュー10周年の年に決断

 DDTプロレス所属のプロレスラー・赤井沙希が5月24日、都内で会見を開き11月12日に行われるDDTの両国国技館大会「Ultimate Party 2023」で引退試合を行うことを発表した。

 赤井は今年、デビュー10周年を迎え、3月21日の後楽園大会から「10周年記念ロード」が始まっていた。

 会見には赤井とDDTの高木三四郎社長が出席。冒頭、赤井が「約10年前、客席からDDTを見ていて“なんてめちゃくちゃで愛しい団体なんだろう”と夢中になり、ひょんなことから高木大社長から“プレイヤーにならないか”とお声をかけていただき、悩みに悩んで親に大反対されながらも両国国技館でデビューしたことが、ついこの間のことのように感じられます。DDTの歯車の一部になれることを誇りに、この10年間、一度も止まることなく走り続けて来ました。未熟な私には足りないものがたくさんありましたが、皆様からの温かい声援が弱い私の力となり自分の強さや自信へと変わっていきました。そんな皆様からの力とともに私は“強く、気高く、美しく”をモットーに日々リングに立ち続けてまいりましたが、10周年を迎えた今年、この節目の年にけじめをつけることで、それもやっと完成されるのかなと思いました。私、赤井沙希はデビュー10周年を迎える今年、2023年11月12日、デビューした場所でもある両国国技館にてプロレスラーを引退することを決意いたしました。私も枯れて朽ちていく花ではなく、美しいまま散る花でいたい。それこそが赤井沙希のプロレス道の最終地点だと思っております。ファンの皆様の中で、いい状態の赤井沙希が美しい思い出として存在し続けられることが自分にとっての一番の理想です。寂しさや悲しさがないと言えばウソになりますが、これも私にとってのDDTや皆様に対する一つの愛の形であり、私の美意識だということをご理解いただきたいと思っております。こんなにも夢にあふれる世界にいられる喜びをいつも感じていて、本当にたくさんの経験をさせていただきました。皆様からいただいた温かい思いをプロレスラーとして試合でお返ししていけますよう、引退するその最後の日まで自分らしくブレずに全力で駆け抜けてまいりたいと思っております。引き続き、DDTプロレスを、赤井沙希をよろしくお願いいたします」と11月の両国大会で引退することを報告した。

プロサーファーの小川直久さんが死去 パリ五輪特定強化選手

2023.05.24 Vol.Web Original

 プロサーファーの小川直久さんが、5月23日にがんで亡くなったことがわかった。51歳だった。24日、所属するLDH JAPANが発表した。

 小川さんは、数々のタイトルを獲得し、日本のサーフィン界に多大なる影響を与え続けたプロサーファー。2020年に大腸がんが発覚したが治療を乗り越えて寛解。2022年4月には、2024年のオリンピック・パラリンピック競技大会(パリ大会)に向けた特定強化選手に選ばれ、出場を目指して意気込んでいたという。

 同社はこの日、ウェブサイトに「小川直久を応援してくださっている皆様にご報告」のタイトルでメッセージを掲載し発表。そのなかで、小川さんの思いを叶えるためにサポートを続けていたとし、「LDH一同大きな悲しみの中に故人を追悼しております」と綴った。

 葬儀は故人と家族の意向により親族で行い、改めてお別れの会を開催する予定だという。

武尊が「7代目タイガーマスク」を襲名し社会貢献活動に力。“初代虎”佐山サトル「この選手なら」

2023.05.24 Vol.Web Original

社会貢献活動に取り組む「7代目タイガーマスクプロジェクト」が始動

 K-1史上初の三階級制覇王者である武尊(team VASILEUS)が「7代目タイガーマスク」を襲名することが5月24日、発表された。

 この日は「7代目タイガーマスクプロジェクト 記者発表会」が都内で開催され、武尊は初代タイガーマスクの佐山サトルから直接マスクを渡された。

 佐山はタイガーマスクとして活躍中から養護施設や福祉施設の子供たちへの寄付をはじめとした社会貢献活動に取り組み、最近もそういった子供たちへのランドセルの寄付や子ども食堂への食糧支援といった活動を積極的に行っている。

 武尊もこれまで「ちょっとでも子供たちが救われたり、未来のある子供たちにいい環境を作ってあげられたら」という思いから親がいない子供たちの施設や孤児院などへの訪問や寄付活動を実施。海外でも「ラオス教育支援プロジェクト」に携わるなど、かねてから社会貢献活動を行ってきた。

武尊「マスク姿で試合をすることでプロジェクトが広がっていくのなら」 7代目虎としてリングに上がる可能性も

2023.05.24 Vol.Web Original

社会貢献活動を行う「7代目タイガーマスクプロジェクト」発足

「7代目タイガーマスク」を襲名することとなったK-1史上初の三階級制覇王者である武尊(team VASILEUS)が5月24日、条件付きでタイガーマスクとしてリングに上がる可能性を示唆した。

 武尊はこの日、都内で行われた「7代目タイガーマスクプロジェクト 記者発表会」に出席し、初代タイガーマスクの佐山サトルから直接マスクを渡され、7代目を襲名した。

 佐山と武尊はそれぞれ養護施設や福祉施設の子供たちへの寄付をはじめとした社会貢献活動を行っているのだが、昨年、ある格闘技大会で出会い、それをきっかけに佐山が自らの活動の継承者として武尊に7代目襲名の話を持ち掛け、武尊が受諾。この度、養護施設出身者の自立支援を中心とした社会貢献活動を行う「7代目タイガーマスクプロジェクト」が誕生した。

 今後、武尊は「7代目タイガーマスクプロジェクト」として養護施設出身者の自立支援を中心とした、社会貢献活動を行っていく。今回の7代目襲名は「プロレスデビューではなく、慈善活動を目的としたもの」ではあるのだが、会見で武尊は「今のところは予定はないんですが、僕がマスク姿で試合をすることでプロジェクトが広がっていくのなら、しっかり準備をして、そういう舞台もあればいいかなと思います」とエキシビションマッチなどで7代目タイガーマスクが登場する可能性については否定しなかった。

陸上競技『光と影』【アフロスポーツ プロの瞬撮】

2023.05.24 Vol.web original

 スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。

「KING OF DDT」制したクリス・ブルックスが7・23両国で火野裕士の持つKO-D無差別級王座に挑戦【DDT】

2023.05.23 Vol.Web Original

「両国という舞台で、KO-D無差別級のベルトに挑戦できてうれしい」

 DDTプロレスが5月22日、東京・千代田区の神田明神内で記者会見を行い、前日(21日)の東京・後楽園ホールで「KING OF DDT 2023」準決勝&決勝を勝ち抜き、同トーナメント初制覇を果たしたクリス・ブルックスが一夜明けた心境を語った。
 
 クリスは「昨日、KING OF DDT優勝しました。リングで言ったけど、もう1回言いたい。本当にお客さんが応援してくれたから勝ちました。みんな来てくれてありがとうございました」と改めてファンに感謝の気持ちを述べた。
 
 そして「昨日2試合あって、プロレス人生のなかで一番きつい1日になったけど、それ以上に得られたもの、勝てた喜びが大きい。昨日勝って、自分がよりDDTの一員なんだと再確認できたし、それを確認できたことをすごくうれしく思ってます。昨日の試合のなかで一番印象に残ってるのは、お客さんが自分にすごく声援を送ってくれたことで、その声援がさらに“DDTにいてよかった”と思わせてくれました。トーナメントで戦った4人というのはすごく意味がある。アキヤマさん(秋山準)は伝説だし、HARASHIMAさん、タカギさん(高木三四郎)、決勝のヒグチさん(樋口和貞)と、DDTの歴史を彩る選手たちと戦えたことがすごくよかった。次の挑戦に挑めることが今はすごく楽しみです」と続けた。
 
 勝因に関して「一つひとつがうまく重なったのはある。もちろんトレーニングだったり、タイミングだったり。ただ、それを最後に補充してくれるのがファンの声援。3年間、コロナ禍でファンの声援が途絶えた状態でプロレスをしてきて。ついにそれを感じることができて、それが自分を奮い立たせてくれた」とコメント。

佐々木大輔が7・23両国で対戦するエル・デスペラードの“入り待ち”も会場職員に追い出される【DDT】

2023.05.22 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月21日、東京・後楽園ホールで「KING OF DDT 2023 FINAL!!」を開催した。大会終了後、撤収時間になっても会場に居座った“カリスマ”佐々木大輔が後楽園の会場職員に追い出されるハプニングが発生した。
 
 佐々木は、同日夜に同会場で新日本プロレスの興行があり、7月23日に東京・両国国技館で一騎打ちを行うエル・デスペラードが出場するため、興行が終わって撤収作業が進むなか、控え室に残った。
 
 報道陣を招集した佐々木は「マスコミさんよ、俺が何をしてるか分かるか? 今日は昼がDDT、夜が新日本プロレス。つまりデスペラードが来るってことだ。俺が今からデスペラードの入り待ちをして、両国に向けて記念撮影でもしたほうがいいだろ」と意図を説明。

勝俣瞬馬が岡谷英樹に辛勝しEXTREME王座初V。「大仁田厚と組んでまたやってもいい」と再戦約束【DDT】

2023.05.22 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月21日、東京・後楽園ホールで「KING OF DDT 2023 FINAL!!」を開催した。DDT EXTREME王者の勝俣瞬馬が新鋭の岡谷英樹に辛勝し、初防衛に成功した。
 
 岡谷はトレードマークの赤髪から金髪に染め直して出陣。ルールは「刺さるデスマッチ」で、通常のハードコアアイテムに加え“刺さる”ものであれば公認凶器として使用可能。さらに、通常の決着に加え相手の耳にピアスを3つ開けた場合も勝利となるルールも付加された。
 
 試合はのっけから場外戦が展開され、勝俣がイス攻撃。リングインすると、岡谷の耳にピアッサーで1つ目の穴を開ける。さらに有刺鉄線ボードの上にボディースラムで投げ捨てる。両者ともに大型ホッチキスを持ち出すと、互いの体に打ち合う。続いて、頭に竹串を刺し合った。岡谷が画びょうを巻くと、勝俣が丸め込み。脱出した岡谷は勝俣の耳にピアスの穴を開ける。岡谷がエプロンと場外フェンスの間に有刺鉄線ボードを設置。エプロンでの攻防の末、岡谷がその有刺鉄線ボードに勝俣を突き飛ばした。大ダメージを受けた勝俣はリングに戻ると、一瞬のすきを突いて首固めで丸め込んで3カウントを奪い、辛うじてベルトを守った。

来日4年目のクリス・ブルックスが「KING OF DDT」悲願の初制覇「次、KO-D無差別級、獲ります」【DDT】

2023.05.22 Vol.Web Original

 DDTプロレスが5月21日、東京・後楽園ホールでシングル最強決定トーナメント「KING OF DDT 2023」準決勝&決勝を開催した。同団体に参戦して約4年を迎えた英国戦士クリス・ブルックスが決勝で樋口和貞を破り、同トーナメント初制覇を果たした。
 
 クリスはまず準決勝で秋山準と対戦。秋山は場外めがけたカーフブランディング、エプロンでのDDTなどエグイ攻めを連発。秋山がリストクラッチ式エクスプロイダーを狙ったところを切り返したクリスが丸め込むもカウントは2。ヒザを叩き込んだクリスは必殺のプレイングマンティスボムを見舞って3カウントを奪い、決勝進出。
 
 もう一つのブロックの準決勝は樋口和貞vs上野勇希。上野は顔面ドロップキック連発でたたみかけWRを狙うも、回避した樋口がラリアット、ヘッドバット、ラリアットと波状攻撃。最後はブレーンクロー・スラムを叩き込んで上野を仕留めた。

17年ぶりとなる女子大会に手応え。藤井惠CSO「選手、観客の皆さんみんなでいい大会を作れた」【修斗】

2023.05.22 Vol.Web Original

 修斗では17年ぶりとなる女子だけの大会、プロフェッショナル修斗公式戦「Colors(カラーズ) Produce by SHOOTO」が5月21日、東京・ニューピアホールで行われた。

 メインで行われた「世界女子スーパーアトム級チャンピオンシップ」では王者SARAMI(パンクラスイズム横浜)に渡辺彩華(同級2位/AACC)が挑み、2RKO勝ちで新王者が誕生。この日から「インフィニティリーグ2023 女子ストロー級」が開幕し、「X」となっていた5人目の選手が元ストロー級クィーン・オブ・パンクラシストの藤野恵実(トライフォース赤坂)であることが発表されるなど話題も豊富な大会となった。

 Colorsの藤井惠CSOは入場式で「17年ぶりの女子だけの興行。『G-SHOOTO』から『Colors』に名前を一新しましての初めての大会。選手一人一人が自分の色を持って、それぞれが自由な戦い方で自分を見せてもらい、そして世界に羽ばたいてもらいたいなという思いを込めてColorsという名前にさせてもらいました。17年前のG-SHOOTO、私も出させていただいたんですが、今日ここで戦うメンバーの中にもその当時戦っている選手もおられます。そういう先駆者の方たちや、今いる選手たち、未来ある選手のために、このような道をこれからもつなげていきたいと思います。選手たちも強いですが、やはり人間です。1対1で戦うときは恐怖や不安もありますが、その自分を乗り越えて一歩踏み出し戦う姿、その勇気を見届けていただければと思います。本日は全8試合、最後まで熱い戦いをお送りしたいと思いますので、熱いご声援をよろしくお願いします」と挨拶した。

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