東京女子プロレスが10月27日、東京・後楽園ホールで「ALL RISE ’23」を開催した。SKE48荒井優希が11月12日の東京・両国国技館で引退する赤井沙希(DDT)と最初で最後の一騎打ちに臨むも敗れた。
荒井は昨年4月に赤井と初タッグを結成。その後、チーム名は“令和のAA砲”と命名され、同年7月にはプリンセスタッグ王座を戴冠したが、今年1月4日の後楽園で陥落。9月18日の名古屋大会で最後のタッグを組んだ際、荒井が赤井とのシングル戦を熱望し、この日の一戦が実現した。
東京女子プロレスが10月27日、東京・後楽園ホールで「ALL RISE ’23」を開催した。SKE48荒井優希が11月12日の東京・両国国技館で引退する赤井沙希(DDT)と最初で最後の一騎打ちに臨むも敗れた。
荒井は昨年4月に赤井と初タッグを結成。その後、チーム名は“令和のAA砲”と命名され、同年7月にはプリンセスタッグ王座を戴冠したが、今年1月4日の後楽園で陥落。9月18日の名古屋大会で最後のタッグを組んだ際、荒井が赤井とのシングル戦を熱望し、この日の一戦が実現した。
「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第1弾カード発表会見が10月26日、都内で開催された。
RIZINフェザー級の前王者クレベル・コイケ(ブラジル/ボンサイ柔術)と元王者・斎藤裕(パラエストラ小岩)の対戦が発表された。クレベルは9月の「RIZIN.44」で金原正徳に敗れて以来の再起戦、斎藤は4月の「RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」で平本蓮に勝利を収めて以来の試合となる。
2人は斎藤が王者時代の2021年秋に対戦の機運が高まったのだがクレベルのケガで実現せず。斎藤は牛久絢太郎に敗れ、王座陥落。その後、昨年10月にクレベルが牛久を破り王座を獲得し、長期政権を樹立するかと思われたが、今年6月の鈴木千裕を相手の初防衛戦で体重超過で王座はく奪の憂き目に。空位となった王座を7月の「超RIZIN.2」で朝倉未来とヴガール・ケラモフが争い、1R2分41秒でケラモフが一本勝ちを収めた。ケラモフは「RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan」(11月4日、アゼルバイジャン・バクー/ナショナルジムナスティックアリーナ)で鈴木を相手に初防衛戦に臨む。
ケラモフと鈴木の勝者に金原が挑戦するのはほぼ確実で、今回の試合は混とんとするフェザー級戦線の“次の次”を見据えた重要な一戦となる。
「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第1弾カード発表会見が10月26日、都内で開催された。
「RIZINフライ級タイトルマッチ」で堀口恭司(アメリカン・トップチーム)と神龍誠(神龍ワールドジム)が対戦することが発表された。勝者が初代フライ級王者となる。
2人は7月の「超RIZIN.2」で「BELLATORフライ級タイトルマッチ」で対戦も、堀口の左手が神龍の右目に入ってしまい、偶然のアイポークにより1R25秒でノーコンテストとなっていた。裁定後に会場で神龍にブーイングが起こり、それにより神龍が試合を続ける意思を見せるが当然、一度下った裁定は覆らず。観客の態度も含めさまざまな波紋を呼んだ。
神龍は「フライ級最強の神龍です。今回再戦で、タイトルまで作られたので、完全決着でぶっ倒して僕がRIZIN初代フライ級チャンプになります。この期間にめっちゃ強くなっちゃったんで、試合を楽しみにしていてください」と自信のコメント。この強くなったところについては「メンタルですね。3万人の前でブーイングもらって、マジで2~3週間ひきこもりました。メンタルは強くなりました」と試合後のブーイングを力に変えたよう。リモートでアメリカから参加した堀口は「しっかりぶっ飛ばすんで、まあ見ててください」とさらりとコメント。
「RIZIN.45」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の第1弾カード発表会見が10月26日、都内で開催された。
王者フアン・アーチュレッタ(アメリカ/THE TREIGNING LAB, HB ULTIMATE & GRACIE BARRA)に朝倉海(トライフォース赤坂)が挑戦する「バンタム級タイトルマッチ」が正式に発表された。
2人は7月の「超RIZIN.2」で堀口恭司が返上したバンタム級王座の決定戦で対戦の予定だったが、朝倉が練習中にヒザをケガし欠場。アーチュレッタが急きょ参戦した扇久保博正を破り王座を獲得した。
朝倉は「RIZIN LANDMARK 6 in NAGOYA」(愛知・ドルフィンズアリーナ)の休憩中に榊原信行CEOにリング上に呼び込まれると「大晦日まで完璧に仕上げるんで、タイトル戦お願いします」と直談判。榊原氏も「なんとかベラトール側の了解を得て、アーチュレッタを海の前に連れてきます」とタイトル戦にゴーサインを出していた。
東京女子プロレスが10月25日、都内で記者会見を行い、27日の東京・後楽園ホールで復帰する坂崎ユカが12月6日の東京・北沢タウンホール大会で卒業することを発表した。
坂崎は5月8日の会見で、12月1日の後楽園大会での卒業をアナウンスしていた。しかし、その後、首の負傷によりドクターストップがかかり長期欠場。この度、医師の許可が下りたため、10・27後楽園での復帰がすでに決まっていた。そこで、本人と団体が協議した結果、12月6日に団体旗揚げの地である北沢で「東京女子プロレス誕生10周年記念興行~坂崎ユカ卒業スペシャル~」を開催し、同大会で卒業することになった。10・27後楽園~12・6北沢までの8試合すべてに参戦する。
久しぶりに公の場に姿を見せた坂崎は「本当だったら12月1日卒業といって、今絶賛卒業ロード中だったと思うんですけど。ストップがかかって、私もお客さんもストップがかかった状態でモヤモヤさせてしまいましたが、決心がついたので12月6日北沢タウンホールで卒業することを発表させていただきます」とあいさつ。そして「それにあたって、やりたかったことが今、全部崩壊している状態だったので、時間のある中でどうしようとすごい考えたんですけど、できるだけ今残された時間で精いっぱい当たれる選手と当たって、卒業ロードにはなりますが、これを駆け抜けたいと思います」と述べた。
東京女子プロレスが10月25日、都内で記者会見を行い、27日の東京・後楽園ホール大会でプリンセス・オブ・プリンセス王座を争う、王者・山下実優と挑戦者・レジーナが登壇した。
フィンランドから初来日となったFCF(Fight Club Finland)ヘビー級王者の“北欧の未確認モンスター”レジーナは166センチ、105キロの大型選手。来日初戦(10・20会津若松)では鳥喰かやを、第2戦(10・21仙台)ではHIMAWARIをいずれも5分ほどで料理した。
携帯電話で話をしながら、コーヒーを片手に現れたレジーナは着席するなり、テーブルに両足を乗せる行儀の悪さ。調印書にサインしたレジーナは「日本に来て1週間経つけど、日本のレスリングは私にとって楽勝で楽しいもの。27日、このベルトがフィンランドに来ることになる。彼女はかわらしい弱々しいキックを使うけど、私には通用しないでしょう。彼女が通用するか試したいならやってみればいいんじゃない?」と不敵に語った。
山下は「瑞希からベルトを獲って初めての防衛戦。一発目、レジーナ選手は大きくて、試合もいくつか見ましたけど、身体の大きさだけじゃなく、彼女の持っているベルトはミックストマッチで男子レスラーから勝ち獲ったものなので、彼女の強さは分かってます。彼女からはかわいらしい蹴りとか言われたけど、試合をした後も同じことを思えるのか? その後のコメントが気になります。彼女は東京女子に来て2戦しているけど、いずれも5分で終わってる。私はこのタイトルマッチで5分以内で蹴り倒したいと思います」とキッパリ。
RISEライト級王者の中村寛(BK GYM)が10月25日、全試合オープンフィンガーグローブマッチ(OFGM)に特化した新たな格闘技イベント「FIGHT CLUB」への参戦に否定的な見解を示した。
中村はこの日、RISEの今年最後のビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2023 FINAL Round」(12月16日、東京・両国国技館)の第1弾カード発表会見に出席。GLORYとの対抗戦「RIVALS」でアフマド・アコーダッド(モロッコ/Brutal Gym)との対戦が発表された。
中村については19日に行われた「FIGHT CLUB」の立ち上げ発表会見でプロデューサーを務める初代RISE OFGM -65kg級王者のYA-MAN(TARGET SHIBUYA)が「オープンフィンガーで戦いたい選手は一人いる。自分の知名度が上がったきっかけの試合があって。それは中村寛戦。会見の時に“オープンフィンガーでやれよ”と煽ったが、中村寛から“王者になって暇ができたらやってやる”と言われた。王者になったし、俺もオープンフィンガーの王者になった。次は誰とやる?って感じだと思うので、そこは面白そうだと思う」と中村の名を挙げ、注目を集めていた。
RISEの今年最後のビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2023 FINAL Round」(12月16日、東京・両国国技館)の第1弾カード発表会見が10月25日、都内で開催された。
今大会ではGLORYとの対抗戦「RIVALS」として6試合を行う予定で、この日は3試合が発表された。
ライト級戦ではRISEライト級王者の中村寛(BK GYM)がアフマド・アコーダッド(モロッコ/Brutal Gym)と対戦する。
中村は今年4月に直樹を破り、王座獲得。戴冠後初の試合となった8月のアリシェル・カルメノフ戦ではもつれて倒れた際に肩を脱臼してしまいノーコンテスト。今回はそれ以来の復帰戦となる。アコーダッドはモロッコ出身の22歳でプロ戦績は15戦13勝(7KO)2敗。184センチの長身で中村との身長差は実に20センチとなっている。
中村は「前回は不本意な形で僕自身もそうだが、ファンもフラストレーションがたまっているなというのはすごく思っていて。今年中にそれを撤回して、勝ちで終わろうと思っている。その中で文句ない相手なんじゃないですかね。でかくて、戦績を見ても強いといわれている選手を完膚なきまでにボコボコにして会場を沸かせるんで、楽しみにしていてください」と気合十分。
RISEの今年最後のビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2023 FINAL Round」(12月16日、東京・両国国技館)の第1弾カード発表会見が10月25日、都内で開催された。
今大会ではクマンドーイ・ペッティンディーアカデミー(タイ/ペッティンディーアカデミー)と田丸辰(TRY HARD GYM)による「RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament」の決勝戦が行われるのだが、この日はRISEとペッティンディーアカデミーとの対抗戦3試合が発表された。
RISE世界バンタム級王者の志朗(Be WELLキックボクシングジム)、RISEスーパーフライ級王者の大﨑一貴(OISHI GYM)、RISE QUEENアトム級王者の宮﨑小雪(TRY HARD GYM)がペッティンディーアカデミーからの刺客を迎え撃つ。
志朗は8月に行われたトーナメント準決勝でクマンドーイに敗れ、今回が再起戦。ブンロン・ペッティンディーアカデミー(タイ/ペッティンディーアカデミー)と対戦する。
RISEを主戦場に戦い、2021年に行われた「RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント」優勝者の風音(TEAM TEPPEN)が10月25日、現役引退を発表した。RISEの今年最後のビッグマッチ「RISE WORLD SERIES 2023 FINAL Round」(12月16日、東京・両国国技館)で引退セレモニーが行われる。
風音は2019年に拠点を大阪から東京に移しTEAM TEPPENに所属。「RISE134」でRISE初参戦を果たすと、2021年には「RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント」に参戦。同トーナメントでは「選抜マッチ」に出場予定だったが、対戦相手の大﨑孔稀が新型コロナウイルス陽性で欠場となったため、そのまま本戦出場。1回戦で江幡睦、準決勝で政所仁、決勝で志朗と格上の3人を下し優勝を果たした。
試合後のリングで同門の那須川天心のRISEラストマッチの相手に名乗りを挙げ、2022年4月に「RISE ELDORADO 2022」で対戦。0-2の判定で惜敗し、リング上で悔しさをあらわにした。同年6月の「THE MATCH 2022」では「K-1バンタム級日本最強決定トーナメント」優勝者の黒田斗真に延長にもつれ込む接戦の末、判定勝ち。その余勢を駆って10月の「RISE WORLD SERIES 2022」では大崎一貴の持つRISEスーパーフライ級王座に挑戦するも0-2の判定で敗れ、悲願の王座獲得はならず。
今年3月には田丸辰に敗れ、現在開催中の「RISE WORLD SERIES 2023 -54kg Tournament」への出場を逃すと7月の「RISE WORLD SERIES 2023 1st Round」ではリザーブマッチで政所と対戦し、本戦1-0、延長は1-2の際どい判定で敗れていた。
メジャーリーグのセントルイス・カージナルス所属のラーズ・ヌートバーと元プロ野球選手の斎藤佑樹氏が10月24日、都内でトークイベントを行った。
ヌートバーは今春に行われた「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」で初の日系人選手として日本代表に選ばれ、日本の優勝に貢献し一気に人気者となった。斎藤氏は2006年に夏の甲子園で全国制覇を成し遂げ、「ハンカチ王子」として日本中に大フィーバーを巻き起こし、早大を経て2010年に北海道日本ハムに入団。1年目に6勝を挙げ、2年目に開幕投手を務めるなど活躍するも2021年10月に引退した。
2人の間には斎藤氏が日米親善高校野球大会の日本代表として2006年に米国に遠征した際、当時8歳だったヌートバーがバットボーイを務め、肩を組んで写真を撮ってもらったという縁もあったという。
ヌートバーは今シーズンを「WBCですごくいい経験をさせてもらったが、その後に何度かケガがあって、山あり谷ありのシーズンだった」と振り返った。斎藤氏は「今シーズンはすごく活躍した素晴らしいシーズンだったのではと思う。彼の良いところは出塁率。来シーズン以降も期待したい。今年はケガもあり試合に出られない時期もあったが、彼に期待するのはケガもなく出続ける事。塁に出ることが彼の得意なところ。そこをさらに伸ばしてほしい」などとヌートバーのさらなる飛躍を期待。ヌートバーは来シーズンの目標として「個人的な成績はもちろんうれしいが、チームとして頂点に立つ。WBCでも経験した通り、カージナルスでワールドシリーズに優勝したい」とワールドシリーズ制覇を掲げた。